一輪の花
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「僕は黄金聖闘士になる為にここへ来たわけではありません。むしろ、それをお断りに来ました。」
キッパリと言い放つ白竜。
沙織「ど、どうして………?」
「僕は竜の一族の白竜、それ以上でもそれ以下でもありません。また、それ以外の何者にもなるつもりはありません。ここへ来たのも黄竜が貴女に約束したからです。」
淡々と自分の意思を伝える白竜。
黄金聖闘士に選ばれるという事がこれ以上ないほど名誉な事と自尊している黄金たちは息巻く。
リア「黄金聖闘士に選ばれるという事は、最高の名誉なのだぞ!?」
「貴方がたにはそうなのでしょう、幼い頃よりそれを目指していたのですから。ですが、僕は違う。いきなり黄金聖闘士になれと言われても、こちらにもこちらの都合があります。」
シオン「聖闘士は地上の愛と平和を守る者。それ以上の都合とは一体何か?」
「言い方が良くありませんでしたね。都合というか、僕の意思です。僕は黄金聖闘士になれません。どうぞ僕の事は諦めてください。」
ロス「しかし、射手座は君を選んだ。君以外、射手座になれる者はいないのだ!」
「僕が射手座にならないと、どういった不都合があるのでしょう? 僕1人を揃えないだけで世界が滅びるとでも? そんな脆弱な世界、遅かれ早かれ滅びるでしょう。」
シオン「大人しく聞いておれば!!」
シオンの声が響き、黄金聖闘士たちは体中にビリビリと波動を感じた。
シオン「貴様も人の子であろう!? 地上の愛と平和の為に命をかけた者たちを愚弄するか!?」
「命かけた人たちを愚弄する気は毛頭ありません。ですが、僕はこの世が平和とも愛に溢れているとも思った事は無い。有史以来、地球上のどこかで醜い争いが続いているんだから。大局ばかりを見て、日常を無視しておるとその内足元をすくわれますよ? 城戸嬢。」
サガ「おのれ、アテナをも!!」
「僕が射手座になる事を拒んだ場合、どういった手段をお考えでしたか? 城戸嬢。」
沙織「説得を続けようと思います。」
「…時間の無駄ですよ。僕の心情の1つは…神仏なんぞクソ喰らえ。ですからね。」
シュラ「…小僧、貴様っ!」
「城戸嬢、これでわかってもらえましたか? 僕は貴方の駒になるつもりは欠片もありません。では、これにて失礼します。」
白竜が踵を返すと数人の黄金聖闘士たちが立ちはだかった。
キッパリと言い放つ白竜。
沙織「ど、どうして………?」
「僕は竜の一族の白竜、それ以上でもそれ以下でもありません。また、それ以外の何者にもなるつもりはありません。ここへ来たのも黄竜が貴女に約束したからです。」
淡々と自分の意思を伝える白竜。
黄金聖闘士に選ばれるという事がこれ以上ないほど名誉な事と自尊している黄金たちは息巻く。
リア「黄金聖闘士に選ばれるという事は、最高の名誉なのだぞ!?」
「貴方がたにはそうなのでしょう、幼い頃よりそれを目指していたのですから。ですが、僕は違う。いきなり黄金聖闘士になれと言われても、こちらにもこちらの都合があります。」
シオン「聖闘士は地上の愛と平和を守る者。それ以上の都合とは一体何か?」
「言い方が良くありませんでしたね。都合というか、僕の意思です。僕は黄金聖闘士になれません。どうぞ僕の事は諦めてください。」
ロス「しかし、射手座は君を選んだ。君以外、射手座になれる者はいないのだ!」
「僕が射手座にならないと、どういった不都合があるのでしょう? 僕1人を揃えないだけで世界が滅びるとでも? そんな脆弱な世界、遅かれ早かれ滅びるでしょう。」
シオン「大人しく聞いておれば!!」
シオンの声が響き、黄金聖闘士たちは体中にビリビリと波動を感じた。
シオン「貴様も人の子であろう!? 地上の愛と平和の為に命をかけた者たちを愚弄するか!?」
「命かけた人たちを愚弄する気は毛頭ありません。ですが、僕はこの世が平和とも愛に溢れているとも思った事は無い。有史以来、地球上のどこかで醜い争いが続いているんだから。大局ばかりを見て、日常を無視しておるとその内足元をすくわれますよ? 城戸嬢。」
サガ「おのれ、アテナをも!!」
「僕が射手座になる事を拒んだ場合、どういった手段をお考えでしたか? 城戸嬢。」
沙織「説得を続けようと思います。」
「…時間の無駄ですよ。僕の心情の1つは…神仏なんぞクソ喰らえ。ですからね。」
シュラ「…小僧、貴様っ!」
「城戸嬢、これでわかってもらえましたか? 僕は貴方の駒になるつもりは欠片もありません。では、これにて失礼します。」
白竜が踵を返すと数人の黄金聖闘士たちが立ちはだかった。