一輪の花
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第2話「白竜、聖域へ。」
聖域へ戻った沙織が辰巳から連絡を受けたのは数日後の事。
『竜の一族、白竜を聖域へお連れします。』
その連絡に沙織は気を引き締めた。
そして、白竜が聖域を訪れる今日、黄金聖闘士を教皇の間に集めた。
玉座には沙織が座り、その両脇にはシオンとサガが控えている。
玉座の段の下には、扉から伸びる赤い絨毯。
それを挟むように、黄金聖闘士が向き合っている。
沙織「…辰巳から連絡が入りました。本日、聖域に白竜が来ます。」
サガ「十中八九、その白竜が次期射手座というのは間違い無い。」
ロス「では、さっそく継承儀式の準備を!」
シオン「待て、アイオロス。」
ロス「シオン様?」
シオン「黄竜翁は言っておった。白竜は風の如く者、一筋縄では射手座にならんと。」
童虎「ふむ……。シオン、お前何か一悶着起きる予感でもしておるのじゃろう?」
シオン「あぁ。それに、黄竜翁は竜の一族のほんの触りしか我らに話さなかった。それが気になる。」
ムウ「どういう事ですか?」
童虎「何、年寄りの勘じゃよ。」
シオン「同い年のお前に言われたくないわ、童虎。だが、それもあながちハズレでも無い。」
とりあえず、用心に越した事は無い。
裏社会で名は通っていても、その実態は未だ謎に包まれている一族なのだから。
今日、白竜が此処へ来れば全てがわかる。
教皇の間での謁見は黄金聖闘士全員立会いでと確認しあい、白竜の到着を待つ。
聖域へ戻った沙織が辰巳から連絡を受けたのは数日後の事。
『竜の一族、白竜を聖域へお連れします。』
その連絡に沙織は気を引き締めた。
そして、白竜が聖域を訪れる今日、黄金聖闘士を教皇の間に集めた。
玉座には沙織が座り、その両脇にはシオンとサガが控えている。
玉座の段の下には、扉から伸びる赤い絨毯。
それを挟むように、黄金聖闘士が向き合っている。
沙織「…辰巳から連絡が入りました。本日、聖域に白竜が来ます。」
サガ「十中八九、その白竜が次期射手座というのは間違い無い。」
ロス「では、さっそく継承儀式の準備を!」
シオン「待て、アイオロス。」
ロス「シオン様?」
シオン「黄竜翁は言っておった。白竜は風の如く者、一筋縄では射手座にならんと。」
童虎「ふむ……。シオン、お前何か一悶着起きる予感でもしておるのじゃろう?」
シオン「あぁ。それに、黄竜翁は竜の一族のほんの触りしか我らに話さなかった。それが気になる。」
ムウ「どういう事ですか?」
童虎「何、年寄りの勘じゃよ。」
シオン「同い年のお前に言われたくないわ、童虎。だが、それもあながちハズレでも無い。」
とりあえず、用心に越した事は無い。
裏社会で名は通っていても、その実態は未だ謎に包まれている一族なのだから。
今日、白竜が此処へ来れば全てがわかる。
教皇の間での謁見は黄金聖闘士全員立会いでと確認しあい、白竜の到着を待つ。