魔術師の宝物
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前編「新年の宴」
出会う筈もなかった2人。
しかし、神の気まぐれか運命の悪戯か…2人は出会った。
出会い、惹かれ合い、そして別れ…。
悲しみに沈んでいたその時、再び奇跡は起こった。
蒼銀の剣聖、アオイ・シュバリエティと黄金聖闘士、水瓶座のカミュ。
2人はもはや、何があっても離れないと誓い合ったのだ。
アオイがこの世界にやって来て初めて新年を迎える事になった。
ギリシアの冬は寒くはないが降水量が多くなる。
しかし、久方ぶりに現世に降臨されたアテナが数百年ぶりに聖域で新年を迎えるという慶事のおかげか、天気は快晴である。
「カミュ、明日はアテナがお戻りに?」
カミュ「あぁ。今生のアテナは日本人でいらっしゃるから、教皇宮は日本式の飾り付けで忙しいようだ。」
「そういえば、童虎が何やら大きな竹だの松だのを上に運んでいくのを見かけたけど…。他の宮は何か飾り付けをするの?」
カミュ「それは個人の判断に委ねられる。何もしない者も居れば、故郷の慣わしに従う者も居る。」
「カミュは? 宝瓶宮の飾りつけとかは?」
カミュ「あぁ、特に何も。ツリーもリースも用意をしていない。」
「意外だなぁ…。」
カミュはクスッと笑うとアオイを引き寄せた。
「うぁっ?」
カミュ「宝瓶宮に凝った飾りなど必要ない。この宮には、他の宮にはけして無い美しい存在があるのだから…。」
「他の宮には無い?」
カミュ「貴女だ、アオイ…。」
「~~~///」
カミュは少しも恥ずかしがる事なく、熱烈な愛の言葉をアオイに奉げた。
その言葉を受け取ったアオイは、顔を真っ赤にして俯いてしまったという。
出会う筈もなかった2人。
しかし、神の気まぐれか運命の悪戯か…2人は出会った。
出会い、惹かれ合い、そして別れ…。
悲しみに沈んでいたその時、再び奇跡は起こった。
蒼銀の剣聖、アオイ・シュバリエティと黄金聖闘士、水瓶座のカミュ。
2人はもはや、何があっても離れないと誓い合ったのだ。
アオイがこの世界にやって来て初めて新年を迎える事になった。
ギリシアの冬は寒くはないが降水量が多くなる。
しかし、久方ぶりに現世に降臨されたアテナが数百年ぶりに聖域で新年を迎えるという慶事のおかげか、天気は快晴である。
「カミュ、明日はアテナがお戻りに?」
カミュ「あぁ。今生のアテナは日本人でいらっしゃるから、教皇宮は日本式の飾り付けで忙しいようだ。」
「そういえば、童虎が何やら大きな竹だの松だのを上に運んでいくのを見かけたけど…。他の宮は何か飾り付けをするの?」
カミュ「それは個人の判断に委ねられる。何もしない者も居れば、故郷の慣わしに従う者も居る。」
「カミュは? 宝瓶宮の飾りつけとかは?」
カミュ「あぁ、特に何も。ツリーもリースも用意をしていない。」
「意外だなぁ…。」
カミュはクスッと笑うとアオイを引き寄せた。
「うぁっ?」
カミュ「宝瓶宮に凝った飾りなど必要ない。この宮には、他の宮にはけして無い美しい存在があるのだから…。」
「他の宮には無い?」
カミュ「貴女だ、アオイ…。」
「~~~///」
カミュは少しも恥ずかしがる事なく、熱烈な愛の言葉をアオイに奉げた。
その言葉を受け取ったアオイは、顔を真っ赤にして俯いてしまったという。