HEART OF SWORD
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第2話「ガチンコ勝負!」
?「あの娘御の纏っている小宇宙は不思議な小宇宙じゃのぅ。なぁ、シオン。」
シオン「童虎、貴様はあの女をなんと見る?」
童虎と呼ばれたのは、他の男達よりは小柄な東洋系の青年だった。
しかし、その佇まいは誰よりも落ち着いて見える。
童虎「あの動きからして、かなりの使い手と見えるがのぅ。じゃが、ここに来た理由は本人でも理解しておらんようじゃぞ?」
シオン「演技かも知れぬ。大体、神話の時代から12宮全て飛び越えてアテナ神殿までテレポートできたという話は聞いた事が無いわ。」
童虎「だからと言って問答無用でひっ捕らえよというのも、ちと短慮じゃの。」
シオン「私はアテナからこの聖域の安全管理を任されているのだ。あらゆる状況を予測すればこのような手段もやむを得ぬ。」
童虎「おぬし、あの娘に間違いなくジコチューとかいう奴に思われとるぞ?」
シオン「慣れぬ横文字を使うでない。無理して若者ぶらずともよかろうに。」
童虎(横文字ではなく、漢字表記なのじゃがのぅ…。言わぬが花かの。)
さすが同期の桜、自己中教皇の扱いにはなれたものである。
そして、童虎もシュラとアオイのにらみ合いに視線を戻した。
シュラの一分の隙も無い構えは流石と言えるが、アオイの構えもまたそうである。
黄金聖闘士の中で唯一武器を持つ事を許されし天秤座の童虎だけに、アオイの剣技の高さがよくわかる。
双剣は兎角扱いにくい闘法、己の手足の如く扱えねば意味をなさない。
少なくとも、このアオイは双剣の闘法をマスターしている。
しかも、相当の手錬とみえる。
だが、シュラは何者をも切り裂く大いなる聖剣(エクスカリバー)をその身に宿している。
普通の武器相手ならば一刀両断できる。
?「あの娘御の纏っている小宇宙は不思議な小宇宙じゃのぅ。なぁ、シオン。」
シオン「童虎、貴様はあの女をなんと見る?」
童虎と呼ばれたのは、他の男達よりは小柄な東洋系の青年だった。
しかし、その佇まいは誰よりも落ち着いて見える。
童虎「あの動きからして、かなりの使い手と見えるがのぅ。じゃが、ここに来た理由は本人でも理解しておらんようじゃぞ?」
シオン「演技かも知れぬ。大体、神話の時代から12宮全て飛び越えてアテナ神殿までテレポートできたという話は聞いた事が無いわ。」
童虎「だからと言って問答無用でひっ捕らえよというのも、ちと短慮じゃの。」
シオン「私はアテナからこの聖域の安全管理を任されているのだ。あらゆる状況を予測すればこのような手段もやむを得ぬ。」
童虎「おぬし、あの娘に間違いなくジコチューとかいう奴に思われとるぞ?」
シオン「慣れぬ横文字を使うでない。無理して若者ぶらずともよかろうに。」
童虎(横文字ではなく、漢字表記なのじゃがのぅ…。言わぬが花かの。)
さすが同期の桜、自己中教皇の扱いにはなれたものである。
そして、童虎もシュラとアオイのにらみ合いに視線を戻した。
シュラの一分の隙も無い構えは流石と言えるが、アオイの構えもまたそうである。
黄金聖闘士の中で唯一武器を持つ事を許されし天秤座の童虎だけに、アオイの剣技の高さがよくわかる。
双剣は兎角扱いにくい闘法、己の手足の如く扱えねば意味をなさない。
少なくとも、このアオイは双剣の闘法をマスターしている。
しかも、相当の手錬とみえる。
だが、シュラは何者をも切り裂く大いなる聖剣(エクスカリバー)をその身に宿している。
普通の武器相手ならば一刀両断できる。