HEART OF SWORD
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翌朝、聖域の森。
沙織、シオン、黄金聖闘士が勢揃いし、例の門扉の前に整列している。
彼らの中にはアオイもいる。
この世界に来た時と同じく、剣士の出で立ちである。
沙織「わかりますか、アオイさん。これが貴女の世界に戻る門です。」
「えぇ。」
沙織「この門を通れば、貴女は元の世界に戻れます。ですが、貴女自身に空間と空間を繋ぐ能力はありません。言いたい事は、お分かりですか?」
「この門を通り抜ければ、最早この世界に戻る事叶わず。でしょう?」
沙織「それでも参りますか?」
「…えぇ。私は元の世界で果たすべき義務があります。」
沙織「…では蒼銀の剣聖・アオイ。皆と別れを。」
門へ向かう道には両脇に別れた黄金たちが並んでいる。
奇数宮、偶数宮の主別に並んでいた。
それぞれに、それぞれの思い出があり、この数ヶ月まるで最初からの血盟の同士の如く過ごせた。
どれだけ感謝を述べても足りないくらいだった。
1人1人と握手し、抱擁し、別れの言葉を交わす。
そして、一番最後に残ったのは、カミュ。
「カミュ、今までありがとう。貴方に小宇宙の何たるかを教えてもらわなければ、私はきっとあの時死んでいた。」
カミュ「貴女の努力の結果だ。ドラゴンゾンビに勝てたのは紛れもなく貴女の実力。」
よく見れば、カミュの目尻が微かに赤い。
(もしかして、貴方は泣いてくれたの? 私との別れを惜しんでくれたの? それほど、昨夜の言葉は真実なの? 私を愛しているっていう言葉は嘘偽りのない言葉? それほどまで愛してくれている貴方に、何も言えずに元の世界に戻るなんて、そんなの!)
しかし、門扉から淡い光が放たれて扉が開き、アオイの体は少しずつ門扉に引き寄せられる。
「体がっ? っ…カミュ!!」
カミュ「アオイっ!?」
沙織、シオン、黄金聖闘士が勢揃いし、例の門扉の前に整列している。
彼らの中にはアオイもいる。
この世界に来た時と同じく、剣士の出で立ちである。
沙織「わかりますか、アオイさん。これが貴女の世界に戻る門です。」
「えぇ。」
沙織「この門を通れば、貴女は元の世界に戻れます。ですが、貴女自身に空間と空間を繋ぐ能力はありません。言いたい事は、お分かりですか?」
「この門を通り抜ければ、最早この世界に戻る事叶わず。でしょう?」
沙織「それでも参りますか?」
「…えぇ。私は元の世界で果たすべき義務があります。」
沙織「…では蒼銀の剣聖・アオイ。皆と別れを。」
門へ向かう道には両脇に別れた黄金たちが並んでいる。
奇数宮、偶数宮の主別に並んでいた。
それぞれに、それぞれの思い出があり、この数ヶ月まるで最初からの血盟の同士の如く過ごせた。
どれだけ感謝を述べても足りないくらいだった。
1人1人と握手し、抱擁し、別れの言葉を交わす。
そして、一番最後に残ったのは、カミュ。
「カミュ、今までありがとう。貴方に小宇宙の何たるかを教えてもらわなければ、私はきっとあの時死んでいた。」
カミュ「貴女の努力の結果だ。ドラゴンゾンビに勝てたのは紛れもなく貴女の実力。」
よく見れば、カミュの目尻が微かに赤い。
(もしかして、貴方は泣いてくれたの? 私との別れを惜しんでくれたの? それほど、昨夜の言葉は真実なの? 私を愛しているっていう言葉は嘘偽りのない言葉? それほどまで愛してくれている貴方に、何も言えずに元の世界に戻るなんて、そんなの!)
しかし、門扉から淡い光が放たれて扉が開き、アオイの体は少しずつ門扉に引き寄せられる。
「体がっ? っ…カミュ!!」
カミュ「アオイっ!?」