HEART OF SWORD
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
アオイが元の世界に戻る前夜。
教皇宮にある宴の間には12宮の面々が揃っていた。
アオイとの別れの宴を催すという沙織の命によってである。
すでに沙織とアオイ以外の者は揃い、主役のアオイと主催者沙織を待っている。
カミュの表情は冴えず、今にも消えてしまいそうな感じだった。
そこに女官が入ってくる。
女官「アテナ様、アオイ様、お越しにございます。」
その声に、皆がスッと跪いて臣下の礼をとる。
跪く皆の前を衣擦れの音が通り、やがて音が止んだ。
沙織「皆さん、どうぞ顔を上げてください。」
その声に皆が顔を上げるが、次々に驚きの声が上がる。
黄金「「おぉっ!」」
そこに居たのは、沙織と同じ女神の出で立ちで立っているアオイだった。
白いドレスに、髪を結い上げる豪華な髪飾り。
高名な画家の描いたどの女神よりも美しい。
アフロ「美しい…///」
サガ「以前のチャイナドレスもかくやと思ったが、これほどとは…///」
カミュでなくても恋に陥りそうなアオイの美しさに、皆が仰天する。
「あ~、恥ずかしいからあまり見ないで欲しいんだけど;」
童虎「無茶を言うでない、アオイ。これぞ、極楽浄土もかくやの美しさじゃ! 寿命が一段と延びたぞ!」
デス「それ以上長生きしてどうしようって言うんですか、老師。そろそろお役御免もいいところでしょ?」
シオン「わしらをお役御免とのたまうのはその口か? デスマスク?」
シオンは思い切りデスマスクのほっぺたを抓る。
デス「イタタタタタ!! 冗談っすよ、冗談!!」
沙織「さて、そろそろ宴を始めましょうか?」
デス「放置プレイか、コラ!」
シュラ「少し黙れ、蟹。」
沙織の声と同時に、女官達が料理や酒を次々と持ち込んでテーブルに並べる。
沙織は未成年の為にジュースの入ったグラスを手にした。
沙織「アオイさん、貴女には本当に様々な事を教えていただきました。私たちは聖域ある限り、貴女の事を称え続けます。貴女には何の価値もないかもしれませんが、この名前を贈らせてください。」
「名?」
沙織「はい。『蒼銀の剣聖』を貴女の冠名として永遠に語り継ぎます。」
「…私を剣聖と?」
沙織「はい。元来、聖域は聖闘士中心の世界。それ以上に思いつかず、この名前を残す事でお許しくださいませんか?」
「…充分です。ありがとう、アテナ。」
シオン「さぁ、今宵は飲み明かし、語り明かそうぞ。アオイへの餞じゃ、ドンドンやってくれ!」
全員「「おぉっ!」」
教皇宮にある宴の間には12宮の面々が揃っていた。
アオイとの別れの宴を催すという沙織の命によってである。
すでに沙織とアオイ以外の者は揃い、主役のアオイと主催者沙織を待っている。
カミュの表情は冴えず、今にも消えてしまいそうな感じだった。
そこに女官が入ってくる。
女官「アテナ様、アオイ様、お越しにございます。」
その声に、皆がスッと跪いて臣下の礼をとる。
跪く皆の前を衣擦れの音が通り、やがて音が止んだ。
沙織「皆さん、どうぞ顔を上げてください。」
その声に皆が顔を上げるが、次々に驚きの声が上がる。
黄金「「おぉっ!」」
そこに居たのは、沙織と同じ女神の出で立ちで立っているアオイだった。
白いドレスに、髪を結い上げる豪華な髪飾り。
高名な画家の描いたどの女神よりも美しい。
アフロ「美しい…///」
サガ「以前のチャイナドレスもかくやと思ったが、これほどとは…///」
カミュでなくても恋に陥りそうなアオイの美しさに、皆が仰天する。
「あ~、恥ずかしいからあまり見ないで欲しいんだけど;」
童虎「無茶を言うでない、アオイ。これぞ、極楽浄土もかくやの美しさじゃ! 寿命が一段と延びたぞ!」
デス「それ以上長生きしてどうしようって言うんですか、老師。そろそろお役御免もいいところでしょ?」
シオン「わしらをお役御免とのたまうのはその口か? デスマスク?」
シオンは思い切りデスマスクのほっぺたを抓る。
デス「イタタタタタ!! 冗談っすよ、冗談!!」
沙織「さて、そろそろ宴を始めましょうか?」
デス「放置プレイか、コラ!」
シュラ「少し黙れ、蟹。」
沙織の声と同時に、女官達が料理や酒を次々と持ち込んでテーブルに並べる。
沙織は未成年の為にジュースの入ったグラスを手にした。
沙織「アオイさん、貴女には本当に様々な事を教えていただきました。私たちは聖域ある限り、貴女の事を称え続けます。貴女には何の価値もないかもしれませんが、この名前を贈らせてください。」
「名?」
沙織「はい。『蒼銀の剣聖』を貴女の冠名として永遠に語り継ぎます。」
「…私を剣聖と?」
沙織「はい。元来、聖域は聖闘士中心の世界。それ以上に思いつかず、この名前を残す事でお許しくださいませんか?」
「…充分です。ありがとう、アテナ。」
シオン「さぁ、今宵は飲み明かし、語り明かそうぞ。アオイへの餞じゃ、ドンドンやってくれ!」
全員「「おぉっ!」」