HEART OF SWORD
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ムウ「柔らかい草の上に落ちて助かったようですが、良くないですね。内臓や骨もいくらかやられているようです。」
シャカ「足にも相当なダメージがあるようだ。走る事もままなるまい。」
童虎「もう一度火炎息吹を仕掛けられたら、彼女は逃げる術が無いぞ!」
カミュ「アオイ…!!」
カミュは唇をかみ締め、己の拳を握り締め、彼女が感じている苦痛を思い、己の無力さを呪う。
許されるならば、今すぐに光速で助けに行きたい。
あの恐るべき怪物を倒し、彼女を抱きしめたい。
しかし、それは彼女が望まぬ結末。
カミュ(私は無力だっ! 愛する人が苦しんでいるのをむざむざ見過ごすしかないとは!!)
まだ、この淡い想いすら告げていない。
初めてに近いこの想いを告げられぬまま、彼女と永遠の別れをするかもしれない。
ロス「諦めるな、カミュ。」
偉大なる英雄アイオロス。
いつもの自信に満ちた表情でカミュの肩を叩く。
カミュ「アイオロス…?」
ロス「見てみろ、彼女はまだ生きている。大地にしっかりと足を踏ん張り、立っている。」
ミロ「そうだぞ、カミュ。諦めるな。」
カミュ「ミロ…。」
ミロ「お前の気持ちは皆知っている。お前が一番に諦めてどうするんだ! 本当に惚れているのなら、最後の最後まで彼女を信じろ。お前の信じる想いはきっとアオイに届いている。そして、彼女の力になっているはずだ!」
カミュ「なっ……///」
デス「もろバレなんだよ、お前の場合は。普段、滅多に表情を崩さねぇからわかりやすいの何の。知らないのは、当のアオイだけだろうがな。」
アフロ「からかうのはよしたまえ、デス。カミュは君とは違って一途で、誠実で、かつ純情なのだからな。」
デス「俺だって一途で、誠実で、純情だぜ?」
シュラ「何処の悪役面がそんなデマを言うんだ。お前ほど、何股をかけても平気で、不実で、淫らで、汚れている男なんて居はしないがな。」
デス「悪役面はお互い様だろうが、絶倫山羊。」
シュラ「……斬るっ!!」
デス「Σどわ---っち!! 斬るとか言いながら、既に地面斬ってんじゃねぇか!!」
ぎゃーぎゃーしだしたデスマスクとシュラの悪友コンビ。
年長組と年中組で一番要領の良いアフロディーテ、年少組はこれからの事を考えて、2人から距離をとった。
その次の瞬間、
シオン「黙らんか、小僧ども-----!!!」
蟹・山羊「「Σぎゃ-----!!??」」
教皇シオンの秘奥義「ちゃぶ台返し」に吹き飛ばされて、2人は半分死にかける羽目になった。
シオン「あのような輩は放っておけ。そして、アオイの事は信じるのだ、カミュよ。例え、この場に居る全員が絶望を口にしようとも、その時が来るまでお前だけは信じてやらねばの?」
カミュ「はい、教皇!」
そして、カミュは再びビジョンに視線を戻す。
シャカ「足にも相当なダメージがあるようだ。走る事もままなるまい。」
童虎「もう一度火炎息吹を仕掛けられたら、彼女は逃げる術が無いぞ!」
カミュ「アオイ…!!」
カミュは唇をかみ締め、己の拳を握り締め、彼女が感じている苦痛を思い、己の無力さを呪う。
許されるならば、今すぐに光速で助けに行きたい。
あの恐るべき怪物を倒し、彼女を抱きしめたい。
しかし、それは彼女が望まぬ結末。
カミュ(私は無力だっ! 愛する人が苦しんでいるのをむざむざ見過ごすしかないとは!!)
まだ、この淡い想いすら告げていない。
初めてに近いこの想いを告げられぬまま、彼女と永遠の別れをするかもしれない。
ロス「諦めるな、カミュ。」
偉大なる英雄アイオロス。
いつもの自信に満ちた表情でカミュの肩を叩く。
カミュ「アイオロス…?」
ロス「見てみろ、彼女はまだ生きている。大地にしっかりと足を踏ん張り、立っている。」
ミロ「そうだぞ、カミュ。諦めるな。」
カミュ「ミロ…。」
ミロ「お前の気持ちは皆知っている。お前が一番に諦めてどうするんだ! 本当に惚れているのなら、最後の最後まで彼女を信じろ。お前の信じる想いはきっとアオイに届いている。そして、彼女の力になっているはずだ!」
カミュ「なっ……///」
デス「もろバレなんだよ、お前の場合は。普段、滅多に表情を崩さねぇからわかりやすいの何の。知らないのは、当のアオイだけだろうがな。」
アフロ「からかうのはよしたまえ、デス。カミュは君とは違って一途で、誠実で、かつ純情なのだからな。」
デス「俺だって一途で、誠実で、純情だぜ?」
シュラ「何処の悪役面がそんなデマを言うんだ。お前ほど、何股をかけても平気で、不実で、淫らで、汚れている男なんて居はしないがな。」
デス「悪役面はお互い様だろうが、絶倫山羊。」
シュラ「……斬るっ!!」
デス「Σどわ---っち!! 斬るとか言いながら、既に地面斬ってんじゃねぇか!!」
ぎゃーぎゃーしだしたデスマスクとシュラの悪友コンビ。
年長組と年中組で一番要領の良いアフロディーテ、年少組はこれからの事を考えて、2人から距離をとった。
その次の瞬間、
シオン「黙らんか、小僧ども-----!!!」
蟹・山羊「「Σぎゃ-----!!??」」
教皇シオンの秘奥義「ちゃぶ台返し」に吹き飛ばされて、2人は半分死にかける羽目になった。
シオン「あのような輩は放っておけ。そして、アオイの事は信じるのだ、カミュよ。例え、この場に居る全員が絶望を口にしようとも、その時が来るまでお前だけは信じてやらねばの?」
カミュ「はい、教皇!」
そして、カミュは再びビジョンに視線を戻す。