HEART OF SWORD
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
アオイは気を引き締め、再びドラゴンゾンビを視界の中心に捕らえた。
再び、剣撃を見舞ってやろうと思ったからだ。
しかし、いくら思考能力が低下していても闘争本能が凄まじい。
『オオオオオ-----!!!!!』
耳の鼓膜が破られそうなほどの大咆哮。
それと同時に、その大きな口の中に光が宿った。
それを見た瞬間、アオイは全身がそれを拒絶する感覚に陥った。
(これは、ヤバイ! 大きいのが来る!)
アオイはすぐさまその場から飛び退いた。
すると、さっきまで立っていた場所に凄まじい息吹(ブレス)が吐きかけられた。
息吹のかかった場所はその超高熱によって溶かされ、大地に穴が開いている。
「火炎息吹(フレイム・ブレス)!! 普通のドラゴンの比ではない、やはりゾンビになった事で攻撃能力が跳ね上がっているか!」
しかし、ドラゴンゾンビはすぐさまアオイの方へ顔を向け、また火炎息吹の態勢に入る。
「連続で使用可能なのかっ!」
火炎息吹が次々と吐き出され、アオイは森の中をただ逃げ回る事しか出来ない。
普通のドラゴンならば、簡易的な防御魔法で己を守りながら戦える。
だが、この相手にその手は通用しない。
かすりでもすれば、一瞬で全身が溶けてしまうだろう。
(どうする。私の付け焼刃な魔法では、歯が立たない。火炎息吹の中に突っ込んでいけば、その時点でアウト。今は、隙を見つけるために逃げ回るしかない!)
『オオオオオ-----!!!!!』
ドラゴンゾンビの咆哮が再び響く。
アオイはその咆哮に驚き、振り返ってしまう。
目の前には、ドラゴンゾンビの太く長く、硬い鱗に覆われた尾が迫っていた。
「しまっ………!!!」
ズドッーーーーー!!!
「うわぁああああ!!!!!」
彼女は受身を取るタイミングも与えられず、弾き飛ばされた。
再び、剣撃を見舞ってやろうと思ったからだ。
しかし、いくら思考能力が低下していても闘争本能が凄まじい。
『オオオオオ-----!!!!!』
耳の鼓膜が破られそうなほどの大咆哮。
それと同時に、その大きな口の中に光が宿った。
それを見た瞬間、アオイは全身がそれを拒絶する感覚に陥った。
(これは、ヤバイ! 大きいのが来る!)
アオイはすぐさまその場から飛び退いた。
すると、さっきまで立っていた場所に凄まじい息吹(ブレス)が吐きかけられた。
息吹のかかった場所はその超高熱によって溶かされ、大地に穴が開いている。
「火炎息吹(フレイム・ブレス)!! 普通のドラゴンの比ではない、やはりゾンビになった事で攻撃能力が跳ね上がっているか!」
しかし、ドラゴンゾンビはすぐさまアオイの方へ顔を向け、また火炎息吹の態勢に入る。
「連続で使用可能なのかっ!」
火炎息吹が次々と吐き出され、アオイは森の中をただ逃げ回る事しか出来ない。
普通のドラゴンならば、簡易的な防御魔法で己を守りながら戦える。
だが、この相手にその手は通用しない。
かすりでもすれば、一瞬で全身が溶けてしまうだろう。
(どうする。私の付け焼刃な魔法では、歯が立たない。火炎息吹の中に突っ込んでいけば、その時点でアウト。今は、隙を見つけるために逃げ回るしかない!)
『オオオオオ-----!!!!!』
ドラゴンゾンビの咆哮が再び響く。
アオイはその咆哮に驚き、振り返ってしまう。
目の前には、ドラゴンゾンビの太く長く、硬い鱗に覆われた尾が迫っていた。
「しまっ………!!!」
ズドッーーーーー!!!
「うわぁああああ!!!!!」
彼女は受身を取るタイミングも与えられず、弾き飛ばされた。