HEART OF SWORD
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森に辿り着くと、神官達が沙織と黄金たちに跪く。
沙織「あの方は、既に?」
神官「はい。1時間ほど前に入られました。」
沙織「そうですか…。中の様子は如何です?」
神官「我らでは窺い知る事叶わず、不明なままです。」
沙織「わかりました。ここの結界は私と黄金たちが引き継ぎます。貴方がたは万が一に備え、聖域内に結界を張ってください。」
神官「御意。」
神官達は引き上げていく。
沙織「僅かですが、結界の中から負の波動を感じます。これがドラゴンゾンビのものでしょう。」
ムウ「そして、もう1つ。アテナの小宇宙が微かに感じられます。これはアオイの剣でしょう。」
シャカ「既に、戦いは始まっている。」
リア「何とか中の様子を知る事は出来ないのか?」
沙織「何とかいたしましょう。」
そう言うと、沙織が鏡を取り出して何やら呪い(まじない)をかける。
すると、鏡の反射した光が結界の壁に当たり、巨大なビジョンとなって浮かび上がった。
そのビジョンに映し出されたものを見て、皆が驚愕する。
カミュ「これが、アオイの世界で最も恐れられている怪物、ドラゴンゾンビなのかっ!?」
アフロ「何と、おぞましく醜悪な姿だ…!」
まさしく、ドラゴンのゾンビがそこに映し出されていた。
体のあちこちから垂れ流しになっている体液らしきものは、触れた物全てを溶かしている。
体の一部は既に白骨化しており、それが見えていた。
歩くたびにその手足はひしゃげ、砕けていくのに止まぬ行進。
顔面の眼球は既になく、くぼんだ穴がそこにあり、口からは咆哮をあげている。
それはまさしく、生者を憎む憎悪の塊。
カノン「これは、結界を張れと言ったアオイの意見が正しかろう。この負の小宇宙をまともに受ければ、アテナや我ら以外では正気も保っていられまい。」
アル「東洋では、竜は聖なる獣。気高い神の如く存在というが…。」
シュラ「これではまるで、歩く死体だ。」
ロス「だからこそ、アンデッドなのだ。命あるもの全てを憎む、生を渇望する負の心がこれを動かしているのだろう。しかし、何とおぞましい怪物だ…!」
童虎「死すべき時に死ねなかった者は、こうなってしまうという事か。何とも恐ろしく悲しい事よ…。」
サガ「だが、肝心のアオイは一体何処にいるのだ?」
皆がビジョンの中に食い入っていると、ドラゴンゾンビの前に立ちはだかる影を見つけた。
それは間違いなく、アオイだった。
沙織「あの方は、既に?」
神官「はい。1時間ほど前に入られました。」
沙織「そうですか…。中の様子は如何です?」
神官「我らでは窺い知る事叶わず、不明なままです。」
沙織「わかりました。ここの結界は私と黄金たちが引き継ぎます。貴方がたは万が一に備え、聖域内に結界を張ってください。」
神官「御意。」
神官達は引き上げていく。
沙織「僅かですが、結界の中から負の波動を感じます。これがドラゴンゾンビのものでしょう。」
ムウ「そして、もう1つ。アテナの小宇宙が微かに感じられます。これはアオイの剣でしょう。」
シャカ「既に、戦いは始まっている。」
リア「何とか中の様子を知る事は出来ないのか?」
沙織「何とかいたしましょう。」
そう言うと、沙織が鏡を取り出して何やら呪い(まじない)をかける。
すると、鏡の反射した光が結界の壁に当たり、巨大なビジョンとなって浮かび上がった。
そのビジョンに映し出されたものを見て、皆が驚愕する。
カミュ「これが、アオイの世界で最も恐れられている怪物、ドラゴンゾンビなのかっ!?」
アフロ「何と、おぞましく醜悪な姿だ…!」
まさしく、ドラゴンのゾンビがそこに映し出されていた。
体のあちこちから垂れ流しになっている体液らしきものは、触れた物全てを溶かしている。
体の一部は既に白骨化しており、それが見えていた。
歩くたびにその手足はひしゃげ、砕けていくのに止まぬ行進。
顔面の眼球は既になく、くぼんだ穴がそこにあり、口からは咆哮をあげている。
それはまさしく、生者を憎む憎悪の塊。
カノン「これは、結界を張れと言ったアオイの意見が正しかろう。この負の小宇宙をまともに受ければ、アテナや我ら以外では正気も保っていられまい。」
アル「東洋では、竜は聖なる獣。気高い神の如く存在というが…。」
シュラ「これではまるで、歩く死体だ。」
ロス「だからこそ、アンデッドなのだ。命あるもの全てを憎む、生を渇望する負の心がこれを動かしているのだろう。しかし、何とおぞましい怪物だ…!」
童虎「死すべき時に死ねなかった者は、こうなってしまうという事か。何とも恐ろしく悲しい事よ…。」
サガ「だが、肝心のアオイは一体何処にいるのだ?」
皆がビジョンの中に食い入っていると、ドラゴンゾンビの前に立ちはだかる影を見つけた。
それは間違いなく、アオイだった。