HEART OF SWORD
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シャカの言葉は無情にも思えた。
だが、それがアオイの気持ちに一番近いものだと、誰もが思っている。
カミュ(アオイ、今貴女に出来る最大限の事。それは、救いに行く事ではなく貴女自身を私の中に永遠に刻み込む事なのだな?)
カミュは伏せていた目を上げる。
そして、マントを翻した。
カミュ「私は見届けよう、彼女の戦いを。」
それは悲壮な決意、彼女への決別の瞬間だった。
カミュが教皇の間を出ようとすると、後ろから全ての黄金聖闘士たちがついてきた。
自分達の中で最もアオイを愛する男が下した決断に逆らう事は出来ない。
その決断を無にする事は許されない。
言葉にせずとも、黄金たちは同じ思いを分ち合っていた。
教皇宮を出ると、双魚宮へ下りる階段に沙織とシオンが居た。
沙織「カミュ、決断したのですね?」
カミュ「…はい。」
シオン「よくぞ、決断した。さぞ、辛かろう…。」
カミュ「アオイがこれから受ける苦痛に比べれば、この程度の心の痛み、かすり傷にもなりません。参りましょう、アテナ、教皇。アオイの全てを我々の中に刻む為に。」
沙織「えぇ。」
そして、再び白羊宮目指して沙織たちは下りて行った。
だが、それがアオイの気持ちに一番近いものだと、誰もが思っている。
カミュ(アオイ、今貴女に出来る最大限の事。それは、救いに行く事ではなく貴女自身を私の中に永遠に刻み込む事なのだな?)
カミュは伏せていた目を上げる。
そして、マントを翻した。
カミュ「私は見届けよう、彼女の戦いを。」
それは悲壮な決意、彼女への決別の瞬間だった。
カミュが教皇の間を出ようとすると、後ろから全ての黄金聖闘士たちがついてきた。
自分達の中で最もアオイを愛する男が下した決断に逆らう事は出来ない。
その決断を無にする事は許されない。
言葉にせずとも、黄金たちは同じ思いを分ち合っていた。
教皇宮を出ると、双魚宮へ下りる階段に沙織とシオンが居た。
沙織「カミュ、決断したのですね?」
カミュ「…はい。」
シオン「よくぞ、決断した。さぞ、辛かろう…。」
カミュ「アオイがこれから受ける苦痛に比べれば、この程度の心の痛み、かすり傷にもなりません。参りましょう、アテナ、教皇。アオイの全てを我々の中に刻む為に。」
沙織「えぇ。」
そして、再び白羊宮目指して沙織たちは下りて行った。