HEART OF SWORD
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その日、カミュはアオイを連れて聖域内の小川にやって来た。
今日はここで小宇宙を使った実演指導をする事にしていたのだ。
「綺麗な場所だね、カミュ?」
カミュ「あぁ、そうだろう? 幼い頃はよくここで水遊びをしたものだ。さて、今日は小宇宙を使った実演指導だが、私の得意な分野は何か覚えているか?」
「確か、ブリザード系…氷や水に関する分野だったかな。」
カミュ「そうだ。普通の小宇宙は原子活動を活発化させる。しかし、私の分野はその逆で原子活動を停止させる事により、初めて能力を発揮させる。」
カミュは目を閉じ、掌に小宇宙を集約する。
アオイにもそれはハッキリと見て取れた。
(カミュの掌に、宇宙が集まる…。黄金の宇宙が……。)
そして、その宇宙が一気に膨張してカミュは小川に向けてそれを押し出す。
カミュ『ダイヤモンド・ダスト!!』
強烈な冷気が周囲に飛び散り、小川の流れが瞬時に凍結する。
「凄いな。川が一瞬で凍ってしまった。」
カミュ「これよりも威力が上の技もある。見せたいのは山々だが、見せたらこの森全体が氷の世界に包まれる。そうなれば、動物達にも迷惑だろう?」
「優しいね、カミュ。」
カミュ「そうか?」
「でも、本当にカチコチに凍ってしまったね。」
アオイはカミュが凍らせた小川の上に乗ってみせる。
飛んでも跳ねても、踵でコツコツ叩いてみてもビクともしない。
「まるで、魔法みたい。」
子供のようにはしゃぐアオイの顔には、氷で反射した陽の光がキラキラ当たる。
それがまた、彼女の美しさを際立たせる。
カミュ(綺麗だ、アオイ。アテナ以外に、貴女ほど美しい女性を私は知らない…///)
切ないくらい、彼女は綺麗で。
しかし、この想いが実を結ぶ事はまず無いだろうとカミュはどこかで諦めても居た。
そんな想いをアオイが知る術も無い。
今日はここで小宇宙を使った実演指導をする事にしていたのだ。
「綺麗な場所だね、カミュ?」
カミュ「あぁ、そうだろう? 幼い頃はよくここで水遊びをしたものだ。さて、今日は小宇宙を使った実演指導だが、私の得意な分野は何か覚えているか?」
「確か、ブリザード系…氷や水に関する分野だったかな。」
カミュ「そうだ。普通の小宇宙は原子活動を活発化させる。しかし、私の分野はその逆で原子活動を停止させる事により、初めて能力を発揮させる。」
カミュは目を閉じ、掌に小宇宙を集約する。
アオイにもそれはハッキリと見て取れた。
(カミュの掌に、宇宙が集まる…。黄金の宇宙が……。)
そして、その宇宙が一気に膨張してカミュは小川に向けてそれを押し出す。
カミュ『ダイヤモンド・ダスト!!』
強烈な冷気が周囲に飛び散り、小川の流れが瞬時に凍結する。
「凄いな。川が一瞬で凍ってしまった。」
カミュ「これよりも威力が上の技もある。見せたいのは山々だが、見せたらこの森全体が氷の世界に包まれる。そうなれば、動物達にも迷惑だろう?」
「優しいね、カミュ。」
カミュ「そうか?」
「でも、本当にカチコチに凍ってしまったね。」
アオイはカミュが凍らせた小川の上に乗ってみせる。
飛んでも跳ねても、踵でコツコツ叩いてみてもビクともしない。
「まるで、魔法みたい。」
子供のようにはしゃぐアオイの顔には、氷で反射した陽の光がキラキラ当たる。
それがまた、彼女の美しさを際立たせる。
カミュ(綺麗だ、アオイ。アテナ以外に、貴女ほど美しい女性を私は知らない…///)
切ないくらい、彼女は綺麗で。
しかし、この想いが実を結ぶ事はまず無いだろうとカミュはどこかで諦めても居た。
そんな想いをアオイが知る術も無い。