HEART OF SWORD
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皆の話を聞いて、アオイはフムフムと頷いている。
そんなアオイを見て、デスマスクは思い出したように手をポンと打つ。
デス「忘れるところだった! アオイ、アテナからお前に贈り物を預かってんだ。」
「アテナから?」
沙織は今、グラード財団の仕事で日本に帰っている。
デス「あぁ。こういうのは、俺が黄金の中でも秀でてるって言われてよ。お前に服を見繕ってくれって言われたんだ。」
「服?」
デス「お前、いつも剣士風の格好だろう?」
「それは仕方が無いでしょう? 私は元々、剣士だし;」
アフロ「そうだね。でも、この世界で君は剣士として戦う理由も無いだろう? 敵も居ないし、妙齢の女性が男のような服装で双剣を腰に差しているというのは、些かアテナも気にしていらっしゃる。」
シュラ「そうだな。元も良いし、着飾ったり化粧をすれば美しさも倍増するぞ?」
「いや、だから…私は別に美しさに固執はしてないから;」
デス「お~い、女官達!」
デスマスクが扉に向かって叫ぶと、女官達が部屋の内に入ってくる。
女官「お呼びでしょうか、キャンサー様。」
デス「先日、客人の為に用意した服があるだろう? せっかくだ、着付けてやってくれ。」
女官「畏まりました。さ、アオイ様こちらへ。」
「え、えぇ!?」
アオイは女官に両脇を抱えられて部屋の外へ追いやられそうになっている。
デス「楽しみにしてるぜ?」
アフロ「美しく着飾る事も修行の内だよ。」
シュラ「お前は充分、磨けば光る玉だ。」
サガ「せっかくだ、美しい姿にしてもらえ?」
童虎「ついでに寿命も延びるような感じでのぅ。」
シオン「これ以上長生きしてどうするつもりじゃ、童虎;」
皆が行け行けとつれないので、アオイはカミュを見た。
「カミュ!」
カミュ「…期待しているぞ。」
「う、裏切り者~~~!!!」
アオイは女官達のパワーに圧倒され、あっという間に執務室の外に連れて行かれた。
カミュはそれを見届けると、自分のデスクに残っている書類に手をつける。
サガ「カミュ、お前は非番だろう。」
カミュ「さして、書類も残っていないからな。アオイを待つ間の暇つぶしに片付けておくさ。」
デス「物好きなこって。」
サガ「お前はカミュを見習え。」
ささやかな笑いが執務室に響いた。
そんなアオイを見て、デスマスクは思い出したように手をポンと打つ。
デス「忘れるところだった! アオイ、アテナからお前に贈り物を預かってんだ。」
「アテナから?」
沙織は今、グラード財団の仕事で日本に帰っている。
デス「あぁ。こういうのは、俺が黄金の中でも秀でてるって言われてよ。お前に服を見繕ってくれって言われたんだ。」
「服?」
デス「お前、いつも剣士風の格好だろう?」
「それは仕方が無いでしょう? 私は元々、剣士だし;」
アフロ「そうだね。でも、この世界で君は剣士として戦う理由も無いだろう? 敵も居ないし、妙齢の女性が男のような服装で双剣を腰に差しているというのは、些かアテナも気にしていらっしゃる。」
シュラ「そうだな。元も良いし、着飾ったり化粧をすれば美しさも倍増するぞ?」
「いや、だから…私は別に美しさに固執はしてないから;」
デス「お~い、女官達!」
デスマスクが扉に向かって叫ぶと、女官達が部屋の内に入ってくる。
女官「お呼びでしょうか、キャンサー様。」
デス「先日、客人の為に用意した服があるだろう? せっかくだ、着付けてやってくれ。」
女官「畏まりました。さ、アオイ様こちらへ。」
「え、えぇ!?」
アオイは女官に両脇を抱えられて部屋の外へ追いやられそうになっている。
デス「楽しみにしてるぜ?」
アフロ「美しく着飾る事も修行の内だよ。」
シュラ「お前は充分、磨けば光る玉だ。」
サガ「せっかくだ、美しい姿にしてもらえ?」
童虎「ついでに寿命も延びるような感じでのぅ。」
シオン「これ以上長生きしてどうするつもりじゃ、童虎;」
皆が行け行けとつれないので、アオイはカミュを見た。
「カミュ!」
カミュ「…期待しているぞ。」
「う、裏切り者~~~!!!」
アオイは女官達のパワーに圧倒され、あっという間に執務室の外に連れて行かれた。
カミュはそれを見届けると、自分のデスクに残っている書類に手をつける。
サガ「カミュ、お前は非番だろう。」
カミュ「さして、書類も残っていないからな。アオイを待つ間の暇つぶしに片付けておくさ。」
デス「物好きなこって。」
サガ「お前はカミュを見習え。」
ささやかな笑いが執務室に響いた。