HEART OF SWORD
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第3話「おいでませ聖域」
場所を変えて、教皇宮・円卓の間。
先ほどとは違い、この地の主らしき少女が聖闘士たちを嗜めて、アオイはこうして会談の席に居る。
少女はとても慈悲深い笑みを湛え、アオイに席を進める。
アオイもそれに従い、少女の正面に座った。
?「まずは、聖闘士たちの非礼をお詫びいたします。異世界の剣士様。」
「いえ、わかっていただければ幸いと存じます。して、貴女は?」
?「申し遅れました。私はこの聖域を統括する、アテナと申します。」
「アテナ?」
沙織「はい。または、城戸沙織と申します。」
「???」
要領を得ないアオイに対し、沙織はわかりやすく説明する。
自分は女神アテナの化身である事、神でもあり人でもある。
聖域においては女神アテナ、現世においてはグラード財団という巨大な財団の総帥であると。
沙織「今日は、聖域に来ておりましたの。巡り合わせが良かったですわ、来ていなければあのまま延々とバトルしていたでしょうから。あの、よろしければお名前を教えて下さいませんか?」
「私は、アオイ・シュバリエティと申します。とある王国で傭兵として仕えておりました。」
沙織「まぁ、傭兵さんなのですか?」
「えぇ。その王国で頻繁に現れるモンスターたちを狩る為に、その巣窟である森へ退治に出かけたのです。その途中、空間転移の術を使うドラゴンと対峙し、ここへ。」
沙織「そのドラゴンは、次元すらも超越する術を使うのですね。」
「らしいです。ですが、大抵はその世界の中で転移をするといわれています。ごくまれに、異世界へ飛ばされる事もあると、術師から聞いた事はありますが。」
沙織「という事は、何らかのアクシデントが重なってこちらの世界へ飛ばされたという事ですわね。」
「可能性は否定できません。」
沙織「なら、この2人をシメたのは正解だったようですね。」
沙織は黄金の杖で黒焦げの双子を指した。
双子は萎縮し、申し訳なさそうにしている。
場所を変えて、教皇宮・円卓の間。
先ほどとは違い、この地の主らしき少女が聖闘士たちを嗜めて、アオイはこうして会談の席に居る。
少女はとても慈悲深い笑みを湛え、アオイに席を進める。
アオイもそれに従い、少女の正面に座った。
?「まずは、聖闘士たちの非礼をお詫びいたします。異世界の剣士様。」
「いえ、わかっていただければ幸いと存じます。して、貴女は?」
?「申し遅れました。私はこの聖域を統括する、アテナと申します。」
「アテナ?」
沙織「はい。または、城戸沙織と申します。」
「???」
要領を得ないアオイに対し、沙織はわかりやすく説明する。
自分は女神アテナの化身である事、神でもあり人でもある。
聖域においては女神アテナ、現世においてはグラード財団という巨大な財団の総帥であると。
沙織「今日は、聖域に来ておりましたの。巡り合わせが良かったですわ、来ていなければあのまま延々とバトルしていたでしょうから。あの、よろしければお名前を教えて下さいませんか?」
「私は、アオイ・シュバリエティと申します。とある王国で傭兵として仕えておりました。」
沙織「まぁ、傭兵さんなのですか?」
「えぇ。その王国で頻繁に現れるモンスターたちを狩る為に、その巣窟である森へ退治に出かけたのです。その途中、空間転移の術を使うドラゴンと対峙し、ここへ。」
沙織「そのドラゴンは、次元すらも超越する術を使うのですね。」
「らしいです。ですが、大抵はその世界の中で転移をするといわれています。ごくまれに、異世界へ飛ばされる事もあると、術師から聞いた事はありますが。」
沙織「という事は、何らかのアクシデントが重なってこちらの世界へ飛ばされたという事ですわね。」
「可能性は否定できません。」
沙織「なら、この2人をシメたのは正解だったようですね。」
沙織は黄金の杖で黒焦げの双子を指した。
双子は萎縮し、申し訳なさそうにしている。