HEART OF SWORD
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カミュ「教皇。」
シオン「何か、カミュ?」
カミュ「恐れながら、次は私をお使いください。」
シオン「何ゆえか?」
カミュ「彼女が本当に小宇宙を感じる能力を持つのか、確かめたいのです。」
聖闘士を育てる資格を持つ者として、どこか気になる所があるのだろう。
それが敵対する者であろうとも、知りたいのだろう。
シオン「許す。しかし、殺すな。」
カミュ「仰せのままに。」
カミュはマントを翻し、アオイに対峙した。
カミュ「私は黄金聖闘士、水瓶座のカミュ。」
その赤く長い髪がなびいた。
その瞳も情熱的な赤で、アオイは自分の髪や瞳とは対照的な男だと思った。
カミュ「貴女がまこと、小宇宙を感じられる者であるのか確かめさせてもらおう。」
「貴方からも、小宇宙…というものか。感じられるよ。」
カミュ「どのように感じる?」
「貴方の髪や瞳の情熱的な赤とは対照的な、ヒンヤリしたものを。」
カミュ「どうやら、小宇宙の察知能力は本物のようだな。だが、感じるだけでは話にならない。小宇宙はこういう使い方もあるという事、教えてあげよう。」
そして、カミュは一気に小宇宙を高める。
それと同時に周囲の温度は著しく下がって行く。
「先ほどまで、乾いた暑さだったのに…!」
カミュ「私の通り名は、水と氷の魔術師。私は小宇宙を通し、物質を凍らせる技術を習得している。」
「いきなり、氷雪地帯に放り込まれたような感覚だ。小宇宙とは扱う者によって、発揮される力が千差万別なのですね。」
カミュ「そうだ。貴女も修練を積めば、我らと同じような能力を得られるかもしれないが。」
そして、カミュの小宇宙が頂点まで高まり、彼は拳を突き出した。
カミュ『ダイヤモンドダスト!!』
超低温の凍気がアオイに襲い掛かる。
アオイは身を翻して避けるが、避け切れなかった服の端が凍りつき、パリパリと砕ける。
(私の世界でいう、ブリザード系の魔法と同じだな。それを闘法として用いるとは、考えもしなかった。恐るべし、小宇宙というところか。)
とうとう、雪まで舞いだした。
気候すらも変えてしまえるほどなのかと、アオイは正直仰天している。
シオン「何か、カミュ?」
カミュ「恐れながら、次は私をお使いください。」
シオン「何ゆえか?」
カミュ「彼女が本当に小宇宙を感じる能力を持つのか、確かめたいのです。」
聖闘士を育てる資格を持つ者として、どこか気になる所があるのだろう。
それが敵対する者であろうとも、知りたいのだろう。
シオン「許す。しかし、殺すな。」
カミュ「仰せのままに。」
カミュはマントを翻し、アオイに対峙した。
カミュ「私は黄金聖闘士、水瓶座のカミュ。」
その赤く長い髪がなびいた。
その瞳も情熱的な赤で、アオイは自分の髪や瞳とは対照的な男だと思った。
カミュ「貴女がまこと、小宇宙を感じられる者であるのか確かめさせてもらおう。」
「貴方からも、小宇宙…というものか。感じられるよ。」
カミュ「どのように感じる?」
「貴方の髪や瞳の情熱的な赤とは対照的な、ヒンヤリしたものを。」
カミュ「どうやら、小宇宙の察知能力は本物のようだな。だが、感じるだけでは話にならない。小宇宙はこういう使い方もあるという事、教えてあげよう。」
そして、カミュは一気に小宇宙を高める。
それと同時に周囲の温度は著しく下がって行く。
「先ほどまで、乾いた暑さだったのに…!」
カミュ「私の通り名は、水と氷の魔術師。私は小宇宙を通し、物質を凍らせる技術を習得している。」
「いきなり、氷雪地帯に放り込まれたような感覚だ。小宇宙とは扱う者によって、発揮される力が千差万別なのですね。」
カミュ「そうだ。貴女も修練を積めば、我らと同じような能力を得られるかもしれないが。」
そして、カミュの小宇宙が頂点まで高まり、彼は拳を突き出した。
カミュ『ダイヤモンドダスト!!』
超低温の凍気がアオイに襲い掛かる。
アオイは身を翻して避けるが、避け切れなかった服の端が凍りつき、パリパリと砕ける。
(私の世界でいう、ブリザード系の魔法と同じだな。それを闘法として用いるとは、考えもしなかった。恐るべし、小宇宙というところか。)
とうとう、雪まで舞いだした。
気候すらも変えてしまえるほどなのかと、アオイは正直仰天している。