HEART OF SWORD
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百龍覇の衝撃が消えた後、アテナ神殿には砂埃が濛々と舞っている。
視界は良くないが、童虎が無事である事は違いない。
シオン「童虎、あの女はいかがした!」
童虎「どうもこうもありゃせんよ。」
シオン「百龍覇の威力に消し飛んだか。」
童虎「いや、そうでもなさそうじゃのぅ。この勝負、わしの負けじゃ。」
シオン「何? なっ…!!!」
砂煙が収まると、そこにはまたしても信じられない光景があった。
童虎の首に、アオイの双剣が突きつけられていたのだ。
やろうと思えば、既に童虎の首は無い。
「なかなかの使い手でした、貴方も。」
童虎「やれやれ、百龍覇でも残像全てを消せなんだ。年かのぅ;」
「ご冗談を。さ、お戻りください。」
童虎「そうしようかの。」
童虎は悪意の無い笑顔をアオイに見せ、トコトコとシオンの横に戻ってきた。
シオン「童虎、大事無いか!」
童虎「うむ。少し斬れたが唾でも付ければ治るじゃろ。」
童虎の首筋にはうっすらと赤い筋が見えた。
シオン「あの女、強いな。」
童虎「強いぞ。おぬしが相手でも勝てるかのぅ。」
シオン「お前に勝った時点で、相打ちがせいぜいかもしれんな。」
「童虎、と申されましたか?」
アオイが童虎に話し掛けた。
童虎「そうじゃが?」
「貴方が百龍覇を放つ前、何やら不思議な光景が見えました。宇宙のようなものが、貴方の周りに集ってくるのが見えたのです。あれは一体何ですか?」
童虎「おぬし、見えたのか?」
「えぇ。」
アオイは小宇宙の素質があるようだ。
最も、剣技にも魔法にも小宇宙は感じられなかったから使い方は知らないのだろう。
視界は良くないが、童虎が無事である事は違いない。
シオン「童虎、あの女はいかがした!」
童虎「どうもこうもありゃせんよ。」
シオン「百龍覇の威力に消し飛んだか。」
童虎「いや、そうでもなさそうじゃのぅ。この勝負、わしの負けじゃ。」
シオン「何? なっ…!!!」
砂煙が収まると、そこにはまたしても信じられない光景があった。
童虎の首に、アオイの双剣が突きつけられていたのだ。
やろうと思えば、既に童虎の首は無い。
「なかなかの使い手でした、貴方も。」
童虎「やれやれ、百龍覇でも残像全てを消せなんだ。年かのぅ;」
「ご冗談を。さ、お戻りください。」
童虎「そうしようかの。」
童虎は悪意の無い笑顔をアオイに見せ、トコトコとシオンの横に戻ってきた。
シオン「童虎、大事無いか!」
童虎「うむ。少し斬れたが唾でも付ければ治るじゃろ。」
童虎の首筋にはうっすらと赤い筋が見えた。
シオン「あの女、強いな。」
童虎「強いぞ。おぬしが相手でも勝てるかのぅ。」
シオン「お前に勝った時点で、相打ちがせいぜいかもしれんな。」
「童虎、と申されましたか?」
アオイが童虎に話し掛けた。
童虎「そうじゃが?」
「貴方が百龍覇を放つ前、何やら不思議な光景が見えました。宇宙のようなものが、貴方の周りに集ってくるのが見えたのです。あれは一体何ですか?」
童虎「おぬし、見えたのか?」
「えぇ。」
アオイは小宇宙の素質があるようだ。
最も、剣技にも魔法にも小宇宙は感じられなかったから使い方は知らないのだろう。