HEART OF SWORD
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
童虎「娘よ、次はこの天秤座の童虎がお相手いたそう。」
見た目は若い部類だが、身にまとう気は深みがある。
そして、その手には黄金の剣があった。
「貴方も剣を使うのか?」
童虎「わしは特殊な部類での。黄金聖闘士で唯一武具を持つ事を許されたんじゃ。」
「では、他の方は無手か?」
童虎「さよう。聖闘士は自らの肉体を鍛え上げ、それで戦う事を主とした闘士なんじゃ。」
「一種の武道家か…。貴方も本来はそうでありましょう?」
童虎「うむ。まぁ、たまには武具で戦わぬと勘が鈍るでの。」
「面白いお方だ。再びこのアオイ、お相手仕る!」
童虎「お手柔らかにの。」
言い方は随分柔らかいが、身に纏う気は先ほどのシュラより深みもあり、大きい。
この黄金の男達の中でも相当の使い手という事はアオイにも察する事ができた。
(付け焼刃の剣技ならばかわせるけど、この童虎とかいう方はやる。先ほどのシュラという方よりも相当上の実力だ。)
童虎「行くぞ!!」
童虎もまた、目にも止まらぬ瞬発力でアオイに接近してきた。
そして、鋭い角度で突きを繰り出してくる。
アオイはそれを避け、双剣で弾き、後退していく。
(この御仁、なかなかやる! 剣技だけでこれとは、ちと侮ったか!)
童虎(黄金の中でも、これほどわしの剣技についてくる者も居るまい。恐るべし、というところかのぅ。)
2人の剣技の速度はまさに神速。
目で追うのもやっとなくらいだが、それはまるで剣舞の如く美しい。
シャカ「美しい舞のようではないか。それにあの女人、老師の動きについていけるとはなかなかやる。」
ロス「うむ。それに、彼女からは一切の邪気を感じない。」
そして、アオイはとうとう崖っぷちにまで追い込まれた。
下は落ちれば即、潰れたトマトになりそうなくらい高い場所。
風が誘うようにその声をあげている。
(落ちれば痛いでは済みそうに無いな。)
アオイは再びかかってくる童虎を見た。
「仕方が無い。ここは少し本気を出しますか。」
見た目は若い部類だが、身にまとう気は深みがある。
そして、その手には黄金の剣があった。
「貴方も剣を使うのか?」
童虎「わしは特殊な部類での。黄金聖闘士で唯一武具を持つ事を許されたんじゃ。」
「では、他の方は無手か?」
童虎「さよう。聖闘士は自らの肉体を鍛え上げ、それで戦う事を主とした闘士なんじゃ。」
「一種の武道家か…。貴方も本来はそうでありましょう?」
童虎「うむ。まぁ、たまには武具で戦わぬと勘が鈍るでの。」
「面白いお方だ。再びこのアオイ、お相手仕る!」
童虎「お手柔らかにの。」
言い方は随分柔らかいが、身に纏う気は先ほどのシュラより深みもあり、大きい。
この黄金の男達の中でも相当の使い手という事はアオイにも察する事ができた。
(付け焼刃の剣技ならばかわせるけど、この童虎とかいう方はやる。先ほどのシュラという方よりも相当上の実力だ。)
童虎「行くぞ!!」
童虎もまた、目にも止まらぬ瞬発力でアオイに接近してきた。
そして、鋭い角度で突きを繰り出してくる。
アオイはそれを避け、双剣で弾き、後退していく。
(この御仁、なかなかやる! 剣技だけでこれとは、ちと侮ったか!)
童虎(黄金の中でも、これほどわしの剣技についてくる者も居るまい。恐るべし、というところかのぅ。)
2人の剣技の速度はまさに神速。
目で追うのもやっとなくらいだが、それはまるで剣舞の如く美しい。
シャカ「美しい舞のようではないか。それにあの女人、老師の動きについていけるとはなかなかやる。」
ロス「うむ。それに、彼女からは一切の邪気を感じない。」
そして、アオイはとうとう崖っぷちにまで追い込まれた。
下は落ちれば即、潰れたトマトになりそうなくらい高い場所。
風が誘うようにその声をあげている。
(落ちれば痛いでは済みそうに無いな。)
アオイは再びかかってくる童虎を見た。
「仕方が無い。ここは少し本気を出しますか。」