「着いたｖ」

シュラ「ここは？」

「私が日本に居た頃、住んでいた場所。じゃあ、さっそく行こうか♪」

シュラ「最初はどこに行くんだ？」

「服が見たいな。シュラ、見立ててくれる？」

シュラ「お、俺がか！？　服の見立てならデスマスクやアフロディーテの方がよっぽど慣れていると思うんだが；」

「あ～…。でも、あの２人に選ばせると、妙に露出の多いのとかレースが多い服とか選ばれそうだよ；」

シュラ「…否定はせん；」

「じゃあ、行こう！」


葵はシュラの腕を取って、絡ませる。


シュラ「お、おいっ；」

「行こう行こうｖ」


葵にグイグイと引っ張られて、シュラは公園から出た。


彼らが視界から消えた頃、聖域からの追尾組が公園の影からヒョッコリ姿を見せる。


童虎「ふ～む。葵のヤツ、相当嬉しいのか。言葉遣いまで変わっとるのぅ。」

シオン「服の見立てとか言っておったな。」

サガ「我らの稽古でかなり服もボロボロになってきましたからね。」


それはサガたちが葵に攻撃を加えたからではなく、葵の動きに服の耐性が間に合わないのだ。


リア「シュラに女性の服の見立てができるのか？」

ロス「確かになぁ；」

シオン「では、追尾を開始する。くれぐれも葵とシュラに気取られるな？」

全員「「了解。」」