「……デスマスク、お前の芸とはまさか；」

デス「俺様のパーフェクトボディー・ショーｖｖｖ　お代はいらねーから、とくとご覧あれ！」

サガ「それは聞き捨てならん！」

「サガ。よかった、早くその馬鹿を…ってぇええ！」


てっきりサガがデスマスクを諌めると思いきや、サガまで便乗して脱ぎ始めた。


サガ「毎晩全身鏡でボディーチェックし、完璧なる肉体美を誇る私の方が美しいに決まっている。」


しかも、なぜかバラの花を咥えている。


（何処のヌードバーなのだ、ここは；）

シオン「小僧どもに負けては居れん！　余の輝ける１８歳の肉体を見るが良い！！」

リア「何の！　日々鍛錬している俺の体こそ、一部の無駄も無い肉体の仕上がりのはずだ！」

ソレ「筋肉馬鹿ばかりでは美が足りない、ここは私も！」

アフロ「いい事を言うじゃないか、ソレント。どれ、私も花を添えるとしようじゃないか。」


次々と酔いに任せてヌードショーを始める輩たち。


「いい加減にしろっ！　この露出狂どもがぁあああ！！」

『エクスカリバー！！！（放送コードギリギリまで切り裂きバージョン）』


すると、見事に衣服はギリギリまで切り裂かれてしまった。

（注あくまで演出であり、葵嬢の趣味ではありません。←当たり前だ///！！！　バイ・葵）


デス「ワァオｖ　葵も結構大胆なのねぇ///」


何故にカマ言葉なのか。

もう彼の酔いは末期的症状まで至っている。

葵はまともな食事をしていたカミュとアイザック師弟に目をつけた。


「カミュ、アイザック。」

カミュ「何だ、葵。」

「この馬鹿どもの酔いを醒ましてやってくれ。あぁ、この会場に居ると皆の目に毒だから、表で頼む。」

アイザ「わかりました。行きましょう、カミュ。」

カミュ「うむ。」


カミュとアイザックの師弟は露出狂をずるずると引っ張り、仲良く酔いを醒ましてもらう事にした。

どうやって醒まさせたかは、語るに及ばずというところだろう。


「まったく、アテナの御前でなんという破廉恥な///！」

カノン「とか言って、結構見たかったんじゃないのか。」

「それ以上冗談抜かすと、クリシュナとお揃いの髪型にしてくれるぞ、カノン。」

カノン「申し訳ございません、私が悪うございました。（平伏）」