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沙織「今ひとつ、お聞きしたい事があります。」

カオス『どうぞ?』

沙織「記憶を戻す事がお姉さまを救う唯一の手立て。そういう事ですね。」

カオス『いかにも。』

沙織「では、お姉さまは御剣ではなく、カオス神としてこれからを生きるという事なのですか? これまでの人としての記憶などはどうなるのですか? 消えてしまうのですか!?」

冥王「アテナ、カオス様に対してあまり声を荒げるでない。」

海皇「そうだ。無礼になる。」

沙織「でも、でもっ!」

カオス『安心なさい、アテナ。』


カオスはフンワリと笑う。


カオス『御剣は、私の宿主だ。私は居候の身。居候が宿主に好き勝手できるワケがあるまい? 案ずるな、思い出させるのは小宇宙の制御ができる最低限の記憶だけ。この娘にはこの娘の人生がある。それをどうこうしようとは欠片も思っていないよ。安心なさい。』

沙織「あ、ありがとうございます…!」

冥王「では、として今生を生きられるのだな…!」

海皇「また、あのに会える…。安堵しましたぞ、カオス様。」

カオス『そう言ってもらえると嬉しい。そろそろ、の中で記憶が戻る頃合だ。私は再び、の中で深き眠りにつくとしよう。』

沙織「カオス様。御剣に代わり、女神アテナ、御礼申し上げます。」

冥王「冥王ハーデスも右に同じく。」

海皇「海皇ポセイドン、同じく。」

カオス『礼などいらぬよ。でも、1つだけ我侭を聞いてはもらえまいか?』

沙織「私たちにできることでしたら…。」

カオス『うん。が私の記憶と小宇宙を持つ者というのは、ここに居る我らだけの秘密にしておいてほしいんだ。』

沙織「わかりました。お約束いたします。」

カオス『ありがとう。では、私はの精神と同化しよう。すぐに、の精神に潜った聖闘士たちとも連絡を取れるはずだ。彼らも随分と困っているようだから、すぐに手助けをしてあげなさい。』

沙織「わかりました、カオス様。」

カオス『では、いつかまた会おう。我が愛しき子孫たちよ…。』


そう言うと、カオスはの体に同化するように溶け込んでいき、やがて消えていなくなった。


冥王「よもや、カオス様の転生であったとは驚きだったな。」

海皇「それ故に、あのような強大な力を震えていたのだな。」

沙織「それだけではありませんわ。お姉さまは聖闘士としても過酷な鍛錬を重ね、あの力を得たのだと思います。カオス様のお力だけではありません。」

冥王「そうだな。そうだアテナ、潜っている聖闘士たちへ呼びかけてみないか。」

沙織「そうですわね。」
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