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あまりにシュラらしからぬ叫び声に、葵は聖剣乱舞を思いきり発動してから、拭き飛ばされた場所まで駆けつけた。
「シュラ? …って、お前はカーサ!?」
カー「さ、さすが最強の姫君…だ、ぜ。」
それだけ言うと、カーサは気絶してしまった。
「これは本格的にダメそうだな; テティス、すまないが手当ての手伝いを頼めるかい?」
テテ「は、はい!」
「それと…。」
葵はギランとした視線をある岩場へ向けた。
「どーやら、そこにコソコソ隠れてるネズミ…。いや、海界だからナマコか? 出て来い。」
しかし、そこに隠れているナマコどもは一向に返事も身動きも取らない。
「早くしないと、ここら一帯焦土と化すまでフランベルクを遠慮の欠片も無くかますぞ?」
七将軍「「すみません。」」
本当に遠慮の欠片も無かったら、被害区域は南氷洋どころの話ではなくなる。
事の詳細を洗いざらい聞きだした葵は、1人1回エクスカリバーをかますことで勘弁してやった。
おかげでテティスの仕事が増えてしまい、葵も手伝う羽目になったが。
「カノン、具合はどうだ?」
カノン「テティスと貴女が介抱してくれたからな。もう大丈夫だ。」
「それは重畳。そろそろポセイドン神も、アテナとハーデス神への書状を書き終えると仰せだ。それをいただけたら聖域に戻れるぞ。よかったな、生きて太陽が拝めそうだぞ?」
カノン「海闘士からの復讐でなく、貴女の聖剣で拝めなくなる寸前だったがな;」
「自業自得だろうが、馬鹿者め。で、話は変わるが…。」
葵は笑顔になった。
しかも、目が笑っていないという一番恐ろしい笑顔に。
「まさか、カーサとの一件を聖域の者たちに話す心積もりではあるまいね?」
カノン「そ、それは…;」
「あるまいね???」
カノン「このカノン、一生かけて隠し通す所存です…(平伏)」
「わかればよろしいv」
この翌日、ポセイドンからの書状を携えて葵とカノンは海界を後にした。
これからの三界、真の和平に向けての第一歩は正しく進めたといえよう。
~続く~
「シュラ? …って、お前はカーサ!?」
カー「さ、さすが最強の姫君…だ、ぜ。」
それだけ言うと、カーサは気絶してしまった。
「これは本格的にダメそうだな; テティス、すまないが手当ての手伝いを頼めるかい?」
テテ「は、はい!」
「それと…。」
葵はギランとした視線をある岩場へ向けた。
「どーやら、そこにコソコソ隠れてるネズミ…。いや、海界だからナマコか? 出て来い。」
しかし、そこに隠れているナマコどもは一向に返事も身動きも取らない。
「早くしないと、ここら一帯焦土と化すまでフランベルクを遠慮の欠片も無くかますぞ?」
七将軍「「すみません。」」
本当に遠慮の欠片も無かったら、被害区域は南氷洋どころの話ではなくなる。
事の詳細を洗いざらい聞きだした葵は、1人1回エクスカリバーをかますことで勘弁してやった。
おかげでテティスの仕事が増えてしまい、葵も手伝う羽目になったが。
「カノン、具合はどうだ?」
カノン「テティスと貴女が介抱してくれたからな。もう大丈夫だ。」
「それは重畳。そろそろポセイドン神も、アテナとハーデス神への書状を書き終えると仰せだ。それをいただけたら聖域に戻れるぞ。よかったな、生きて太陽が拝めそうだぞ?」
カノン「海闘士からの復讐でなく、貴女の聖剣で拝めなくなる寸前だったがな;」
「自業自得だろうが、馬鹿者め。で、話は変わるが…。」
葵は笑顔になった。
しかも、目が笑っていないという一番恐ろしい笑顔に。
「まさか、カーサとの一件を聖域の者たちに話す心積もりではあるまいね?」
カノン「そ、それは…;」
「あるまいね???」
カノン「このカノン、一生かけて隠し通す所存です…(平伏)」
「わかればよろしいv」
この翌日、ポセイドンからの書状を携えて葵とカノンは海界を後にした。
これからの三界、真の和平に向けての第一歩は正しく進めたといえよう。
~続く~