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テティスが駆けつけると、周辺は瓦礫の山と化し、所々に七将軍が埋まっていた。
テテ「し、しっかりなさって!」
1人1人を救出し、介抱し終わると、瓦礫の向こうからカノンと葵が現れた。
テテ「貴女は一体何者なの!? 七将軍様たちをこのような目に合わせるなんて、何が目的!?」
「和平だ。」
テテ「この期に及んで、まだそのような!!」
ソレ「ま、待ちなさい、テティスっ! 君がかなう相手では、ない…!」
テテ「ソレント様!!」
「テティス、だったね。悪いがポセイドン神の元へ連れて行ってくれないか? 頭の悪い部下にいくら話しても無駄というならば、大将に話をつけるしかないだろう?」
カノン「葵、いくらなんでもやりすぎだぞ!」
「かまわん。喧嘩の極意は初手に強さを見せ付ける事に有りだ。許容範囲だろ?」
カノン「あぁ…(脱力)」
テテ「言われずとも、ポセイドン様は神殿へ連れてまいれと、その様に仰せです。」
憤然としたまま、テティスはカノンと葵、七将軍を連れてポセイドン神殿へ向かった。
ポセ「ようこそ、と言っておこうか。聖域親善大使殿、および元海龍カノン。」
「初めてお目にかかります、海皇ポセイドン様。」
ポセ「いきなり淑やかにせずとも良い。ハーデスより話は聞いた。そなたが先代アテナの折の山羊座の転生であるとは、アテナもなかなか面白い人選をするものよ。」
七将軍「「先代の山羊座!?」」
「ハーデス神はそこまで話したのですか?」
ポセ「この書状にそなたの冥界での話題が事細かに記されておる。」
ポセイドンは書状をヒラヒラと見せる。
ポセ「ハーデスの片腕、タナトスとヒュプノスさえも討つ実力を秘めておるとはな。悔しいが、我が七将軍では束になってもかなわぬ訳よ。」
「神殺しの出来る人間は、もはや人であって人でないものです。」
ポセ「面白い娘よ。冥闘士たちにも事の他慕われておるらしいし、聖域では現代黄金たちの師として毎日稽古をつけておるようだな?」
「今の黄金たちは先代たちに比べれば、くちばしの黄色いヒヨッコ同然。もっと強くなってもらわねば困るので。」
七将軍たちは冷や汗をかいていた。
まさかこの娘が、噂に聞く『最強の姫君』であったとは思いもしなかった。
並み居る黄金聖闘士でも全く歯が立たず、拳撃1つも入れられぬ存在。
双子神ですら倒すという存在。
今、自分たちの命があることは幸運以外、何者でもない。
テテ「し、しっかりなさって!」
1人1人を救出し、介抱し終わると、瓦礫の向こうからカノンと葵が現れた。
テテ「貴女は一体何者なの!? 七将軍様たちをこのような目に合わせるなんて、何が目的!?」
「和平だ。」
テテ「この期に及んで、まだそのような!!」
ソレ「ま、待ちなさい、テティスっ! 君がかなう相手では、ない…!」
テテ「ソレント様!!」
「テティス、だったね。悪いがポセイドン神の元へ連れて行ってくれないか? 頭の悪い部下にいくら話しても無駄というならば、大将に話をつけるしかないだろう?」
カノン「葵、いくらなんでもやりすぎだぞ!」
「かまわん。喧嘩の極意は初手に強さを見せ付ける事に有りだ。許容範囲だろ?」
カノン「あぁ…(脱力)」
テテ「言われずとも、ポセイドン様は神殿へ連れてまいれと、その様に仰せです。」
憤然としたまま、テティスはカノンと葵、七将軍を連れてポセイドン神殿へ向かった。
ポセ「ようこそ、と言っておこうか。聖域親善大使殿、および元海龍カノン。」
「初めてお目にかかります、海皇ポセイドン様。」
ポセ「いきなり淑やかにせずとも良い。ハーデスより話は聞いた。そなたが先代アテナの折の山羊座の転生であるとは、アテナもなかなか面白い人選をするものよ。」
七将軍「「先代の山羊座!?」」
「ハーデス神はそこまで話したのですか?」
ポセ「この書状にそなたの冥界での話題が事細かに記されておる。」
ポセイドンは書状をヒラヒラと見せる。
ポセ「ハーデスの片腕、タナトスとヒュプノスさえも討つ実力を秘めておるとはな。悔しいが、我が七将軍では束になってもかなわぬ訳よ。」
「神殺しの出来る人間は、もはや人であって人でないものです。」
ポセ「面白い娘よ。冥闘士たちにも事の他慕われておるらしいし、聖域では現代黄金たちの師として毎日稽古をつけておるようだな?」
「今の黄金たちは先代たちに比べれば、くちばしの黄色いヒヨッコ同然。もっと強くなってもらわねば困るので。」
七将軍たちは冷や汗をかいていた。
まさかこの娘が、噂に聞く『最強の姫君』であったとは思いもしなかった。
並み居る黄金聖闘士でも全く歯が立たず、拳撃1つも入れられぬ存在。
双子神ですら倒すという存在。
今、自分たちの命があることは幸運以外、何者でもない。