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テテ「い、今の悲鳴と凄まじい小宇宙は!?」
テティスはポセイドンに書状を手渡した直後だった。
目の前に座するポセイドンもその小宇宙に一瞬顔をしかめた。
ポセ「テティス、もう一度申せ。何者がカノンとやって来たと?」
テテ「はっ、聖域の女官と申しておりました。」
ポセ「…これが女官の小宇宙であろうはずがない。一体、何奴?」
テテ「確かめてまいります!」
ポセ「よい。そなたが怪我をするだけだ。」
ポセイドンはそう言うと、ハーデスからの書状を読んだ。
読み終えると、ポセイドンは楽しそうに笑った。
ポセ「ハハハッ、そういう事か! これはアテナに1本取られた!」
テテ「ポセイドン様?」
ポセ「テティス。大使とカノン、七将軍をここへ連れてまいれ!」
テテ「はい!」
テティスを見送ると、ポセイドンは通信鏡を取り出し、冥界にいるハーデスに繋いだ。
ポセ「ハーデス、聞こえるか?」
ハー「ポセイドン。珍しいな、お前から通信を送るとは。」
ポセ「今しがた、カノンと大使殿がこちらへ到着した。」
ハー「ほほぅ? 会ったのか?」
ポセ「いいや、我が七将軍たちが手痛い洗礼を受けたようだ。」
ハー「生きておるか? 冥界に来たら即刻送り返してやるから安心するが良い。」
ポセ「その節は頼むぞ。しかし、お前が言うように面白い大使殿ではありそうだ。」
ハー「その点は保障してやる、安心せよ。」
ポセ「ふむ。では、一旦通信を切る。」
ハー「くれぐれも葵を怒らせ、海底神殿を崩壊させぬように気をつけろ?」
ポセ「既に幾分か破壊されたようだがな; ではな。」
通信を切ったポセイドンの表情は、清々しいまでの笑顔だった。
テティスはポセイドンに書状を手渡した直後だった。
目の前に座するポセイドンもその小宇宙に一瞬顔をしかめた。
ポセ「テティス、もう一度申せ。何者がカノンとやって来たと?」
テテ「はっ、聖域の女官と申しておりました。」
ポセ「…これが女官の小宇宙であろうはずがない。一体、何奴?」
テテ「確かめてまいります!」
ポセ「よい。そなたが怪我をするだけだ。」
ポセイドンはそう言うと、ハーデスからの書状を読んだ。
読み終えると、ポセイドンは楽しそうに笑った。
ポセ「ハハハッ、そういう事か! これはアテナに1本取られた!」
テテ「ポセイドン様?」
ポセ「テティス。大使とカノン、七将軍をここへ連れてまいれ!」
テテ「はい!」
テティスを見送ると、ポセイドンは通信鏡を取り出し、冥界にいるハーデスに繋いだ。
ポセ「ハーデス、聞こえるか?」
ハー「ポセイドン。珍しいな、お前から通信を送るとは。」
ポセ「今しがた、カノンと大使殿がこちらへ到着した。」
ハー「ほほぅ? 会ったのか?」
ポセ「いいや、我が七将軍たちが手痛い洗礼を受けたようだ。」
ハー「生きておるか? 冥界に来たら即刻送り返してやるから安心するが良い。」
ポセ「その節は頼むぞ。しかし、お前が言うように面白い大使殿ではありそうだ。」
ハー「その点は保障してやる、安心せよ。」
ポセ「ふむ。では、一旦通信を切る。」
ハー「くれぐれも葵を怒らせ、海底神殿を崩壊させぬように気をつけろ?」
ポセ「既に幾分か破壊されたようだがな; ではな。」
通信を切ったポセイドンの表情は、清々しいまでの笑顔だった。