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~巨蟹宮~
「なんだ、この夜中に肝試しするような墓場みたいな空気…?」
?「ここは、この蟹座のデスマスクが守護する巨蟹宮だ!」
目の前には蒼銀の髪をした男。
パッと見は『イケメン』かもしれないけど、どこか死臭を漂わす。
葵は警戒心を最大にした。
デス「この巨蟹宮に満ちる負の小宇宙に気付くとは、なかなか鋭いな?」
「墓場の空気だね。」
デス「ハハハッ、ちげぇねぇ! さて、この宮を通りたければ、俺と戦うんだな!」
血に飢えた野獣のようなやつだ。
今まで来た3つの宮の聖闘士は、誰もこんな空気を纏っていなかったから葵は内心驚く。
(聖闘士というには悪人だな。最も、どういう役どころも無ければ無いで困るって事か…。それに、蟹座は積尸気を司る…。)
そこで葵はハッとした。
(積尸気を司るって、私がどうしてそんな事を知っているんだ?)
今まで星座や神話に精通する書物を読んだ事など1度も無い。
知っているのは、12星座占いでの順番くらいだ。
デス「おいおい、ダンマリとは面白くねぇな? 俺に勝てなかったら身の安全は保障しねぇぞ? 負けた時点であの扉の向こう側に行ってもらう!」
そこには普通のドア。
「向こう側は何?」
デス「俺の私室だ。」
「で、そこで何するんだ?」
デス「男が自分の私室に女を連れ込むって事は…。」
目の前からデスマスクが消える。
「消えた…? あっ!?」
いつの間にか自分の後ろに回りこみ、腰を抱き、引き寄せる。
デス「天国への扉って事だぜ…?」
「なんだ、この夜中に肝試しするような墓場みたいな空気…?」
?「ここは、この蟹座のデスマスクが守護する巨蟹宮だ!」
目の前には蒼銀の髪をした男。
パッと見は『イケメン』かもしれないけど、どこか死臭を漂わす。
葵は警戒心を最大にした。
デス「この巨蟹宮に満ちる負の小宇宙に気付くとは、なかなか鋭いな?」
「墓場の空気だね。」
デス「ハハハッ、ちげぇねぇ! さて、この宮を通りたければ、俺と戦うんだな!」
血に飢えた野獣のようなやつだ。
今まで来た3つの宮の聖闘士は、誰もこんな空気を纏っていなかったから葵は内心驚く。
(聖闘士というには悪人だな。最も、どういう役どころも無ければ無いで困るって事か…。それに、蟹座は積尸気を司る…。)
そこで葵はハッとした。
(積尸気を司るって、私がどうしてそんな事を知っているんだ?)
今まで星座や神話に精通する書物を読んだ事など1度も無い。
知っているのは、12星座占いでの順番くらいだ。
デス「おいおい、ダンマリとは面白くねぇな? 俺に勝てなかったら身の安全は保障しねぇぞ? 負けた時点であの扉の向こう側に行ってもらう!」
そこには普通のドア。
「向こう側は何?」
デス「俺の私室だ。」
「で、そこで何するんだ?」
デス「男が自分の私室に女を連れ込むって事は…。」
目の前からデスマスクが消える。
「消えた…? あっ!?」
いつの間にか自分の後ろに回りこみ、腰を抱き、引き寄せる。
デス「天国への扉って事だぜ…?」