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~金牛宮~
?「そこで止まれ、御剣葵。」
金牛宮へ入るや否や、そんな声がする。
前方には柱と見まごうばかりの巨人がいた。
またしても黄金の鎧に身を包み、腕組みをして自分を見下ろしている。
「誰なの、アンタ。」
アル「俺は牡牛座アルデバラン。怪我をしたく無ければ早々に立ち去れ。」
「そうもいかないな。沙織嬢と教皇の間に行く約束してるんでね。」
アル「ムウの所ではそれで通してもらえたかも知れんが、このアルデバランはそうはいかぬ! 通りたければ、俺を倒していくことだ!」
「上等だよ、人間山脈。今、私は猛烈にストレス発散したくてウズウズしてるんだ。骨の10本や20本は覚悟しろ。」
アル「ふっ、小娘が! 威勢だけはいいようだな。もし、俺のこの体勢を崩す事ができれば、金牛宮を通してやろう!」
「二言は無いね?」
アル「当然だ。」
「じゃ、遠慮なく。」
アルデバランは選択を間違った。
彼女が『普通』の一般人女性であると思い込んでいたから。
「御剣葵、参る!!」
アル「ぬっ!?」
葵の姿が消え、アルデバランはたじろぐ。
光速の動きを見切る自分が、一般人である葵の動きに全く反応できなかったのだから。
次の瞬間、視界が揺らいだ。
アル「ぬおぉっ!!??」
アルデバランは前のめりになって、背中から床に叩きつけられていた。
その重さにより、床は砕けて彼の体は半分沈んでいた。
アル「ぐぅ!?」
「なんだ、もう終わり?」
アル「ば、馬鹿な! 黄金聖闘士であるこの俺が…一般人の女性に投げ飛ばされるなぞ!!」
「柔道の技で『一本背負い』。隙がありすぎだよ、アルデバラン。一般人を舐めるのも大概にしておけ。」
葵はそう言うと、早々に金牛宮を抜けた。
体を起こしたアルデバランは彼女の立っていた場所を見て、何かを感じた。
アル「これは、まさか…!」
?「そこで止まれ、御剣葵。」
金牛宮へ入るや否や、そんな声がする。
前方には柱と見まごうばかりの巨人がいた。
またしても黄金の鎧に身を包み、腕組みをして自分を見下ろしている。
「誰なの、アンタ。」
アル「俺は牡牛座アルデバラン。怪我をしたく無ければ早々に立ち去れ。」
「そうもいかないな。沙織嬢と教皇の間に行く約束してるんでね。」
アル「ムウの所ではそれで通してもらえたかも知れんが、このアルデバランはそうはいかぬ! 通りたければ、俺を倒していくことだ!」
「上等だよ、人間山脈。今、私は猛烈にストレス発散したくてウズウズしてるんだ。骨の10本や20本は覚悟しろ。」
アル「ふっ、小娘が! 威勢だけはいいようだな。もし、俺のこの体勢を崩す事ができれば、金牛宮を通してやろう!」
「二言は無いね?」
アル「当然だ。」
「じゃ、遠慮なく。」
アルデバランは選択を間違った。
彼女が『普通』の一般人女性であると思い込んでいたから。
「御剣葵、参る!!」
アル「ぬっ!?」
葵の姿が消え、アルデバランはたじろぐ。
光速の動きを見切る自分が、一般人である葵の動きに全く反応できなかったのだから。
次の瞬間、視界が揺らいだ。
アル「ぬおぉっ!!??」
アルデバランは前のめりになって、背中から床に叩きつけられていた。
その重さにより、床は砕けて彼の体は半分沈んでいた。
アル「ぐぅ!?」
「なんだ、もう終わり?」
アル「ば、馬鹿な! 黄金聖闘士であるこの俺が…一般人の女性に投げ飛ばされるなぞ!!」
「柔道の技で『一本背負い』。隙がありすぎだよ、アルデバラン。一般人を舐めるのも大概にしておけ。」
葵はそう言うと、早々に金牛宮を抜けた。
体を起こしたアルデバランは彼女の立っていた場所を見て、何かを感じた。
アル「これは、まさか…!」