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なんという事だ。
シオンと童虎は片手で顔を覆い、深いため息をついた。
ロス「先ほどのフランベルクとは違うのですか?」
「あぁ。もう1つはクレイモアというんだ。」
シュラ「俺はその技も知らぬが?」
「クレイモアも私が開発した技だ。教皇に見ていただいたが、あまりに破壊力が大きいので、今後一切使う事はならんとお叱りを受けたよ。使う時あらば、いかなる敵を滅ぼせようとも、己も共に滅びるとな。」
カミュ「そして、あなたはその言葉の通りに散ったのだな?」
「あぁ。けど、悔いは無かったさ。」
懐かしそうに目を細め、葵は微笑む。
「ところでアテナ。私を聖域へ呼んだ理由をお聞きしておりませんでした。」
沙織「あぁ、そうでしたね。」
沙織はティーカップをソーサーに載せて、葵を聖域に呼んだ理由を語りだす。
沙織「葵お姉様は、聖域へ来る以前から無意識に小宇宙を使っておられました。その小宇宙は日本に常駐する青銅聖闘士にも感じられるくらい、巨大なものでした。」
葵にも心当たりがあった。
突如として馬鹿力が発揮できたり、驚異的な破壊力が発揮できたり。
超能力じみた経験もあるし、己の身に何が起こっているのかと、気が気でなかったそうだ。
沙織「もし、それがいきなり暴走でもしたら大惨事は免れません。ですから、多少手荒な方法ですが聖域に来ていただく他なかったのです。」
確かに、あのまま一般世界にて小宇宙を暴走させていたら、想像を絶するような被害が出ていただろう。
その点、聖域なら小宇宙の使用方法のエキスパートの坩堝。
黄金聖闘士ならば小宇宙が暴走しても食い止める事も可能なレベルだ。
沙織「一度日本で葵さんにお会いして、その時には葵さんが聖闘士の転生した存在とわかりました。その潜在能力を考えればなおの事、早急に聖域へと思いましたの。」
「そうだったのですか…。確かに、一般社会に居りました頃は、聖闘士としての記憶なぞありませんでしたから。」
今の自分が全力で小宇宙を暴走させていたら?
自分がそれを止める術を全く持っていなかったとしたら?
考えるだけで恐ろしい結果が待っているだろう。
シオンと童虎は片手で顔を覆い、深いため息をついた。
ロス「先ほどのフランベルクとは違うのですか?」
「あぁ。もう1つはクレイモアというんだ。」
シュラ「俺はその技も知らぬが?」
「クレイモアも私が開発した技だ。教皇に見ていただいたが、あまりに破壊力が大きいので、今後一切使う事はならんとお叱りを受けたよ。使う時あらば、いかなる敵を滅ぼせようとも、己も共に滅びるとな。」
カミュ「そして、あなたはその言葉の通りに散ったのだな?」
「あぁ。けど、悔いは無かったさ。」
懐かしそうに目を細め、葵は微笑む。
「ところでアテナ。私を聖域へ呼んだ理由をお聞きしておりませんでした。」
沙織「あぁ、そうでしたね。」
沙織はティーカップをソーサーに載せて、葵を聖域に呼んだ理由を語りだす。
沙織「葵お姉様は、聖域へ来る以前から無意識に小宇宙を使っておられました。その小宇宙は日本に常駐する青銅聖闘士にも感じられるくらい、巨大なものでした。」
葵にも心当たりがあった。
突如として馬鹿力が発揮できたり、驚異的な破壊力が発揮できたり。
超能力じみた経験もあるし、己の身に何が起こっているのかと、気が気でなかったそうだ。
沙織「もし、それがいきなり暴走でもしたら大惨事は免れません。ですから、多少手荒な方法ですが聖域に来ていただく他なかったのです。」
確かに、あのまま一般世界にて小宇宙を暴走させていたら、想像を絶するような被害が出ていただろう。
その点、聖域なら小宇宙の使用方法のエキスパートの坩堝。
黄金聖闘士ならば小宇宙が暴走しても食い止める事も可能なレベルだ。
沙織「一度日本で葵さんにお会いして、その時には葵さんが聖闘士の転生した存在とわかりました。その潜在能力を考えればなおの事、早急に聖域へと思いましたの。」
「そうだったのですか…。確かに、一般社会に居りました頃は、聖闘士としての記憶なぞありませんでしたから。」
今の自分が全力で小宇宙を暴走させていたら?
自分がそれを止める術を全く持っていなかったとしたら?
考えるだけで恐ろしい結果が待っているだろう。