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数十分後、教皇の間にはアテナ、体中からプスプスと焼き魚よろしく黒煙を上げるシオンと童虎、現代黄金聖闘士全員が集まっていた。
シオン「ウヲッホン! 時にアテナ、葵は何処に?」
沙織「葵お姉様なら、先ほど沐浴に参りましたわ。何でも、久々に12宮を上がってきて汗をかいているので気持ち悪いとか。」
シオンと童虎の姿に苦笑しつつ、沙織は葵の再登場を今か今かと待ちわびる。
今生で会ったのはほんの数回でも、先の転生時には幼い頃から彼女を知っていた。
周りに女性が少なく、頼りがいのある彼女の事をいつも『お姉様』と呼んでいた事を昨日のように思い出している。
ムウ「我が師シオン。そろそろ御剣葵が何者か教えてはもらえませんか?」
アル「大体の察しはつきますが、シオン様と老師直々にお教えいただきたく。」
童虎「ふむ…。どうするかな? シオンよ。」
シオン「よいだろう。」
シオンは沙織に目配せすると、沙織はどうぞと言わんばかりに微笑む。
シオン「御剣葵は、先の聖戦時に黄金聖闘士であった者の転生じゃ。」
サガ「先の聖戦と申しますと、シオン様と老師、ただお2人が生き残ったという?」
シオン「左様。神話の時代からの永きに渡り、女子で聖闘士であった者は何人か確認されておるが、黄金まで上り詰めた者は両の手で数え切れる。葵はその中の1人じゃった。」
カノン「強さのほどは?」
童虎「わしらの姿を見てわからんか? わからんのなら、眼科へ行け。」
デス「…お転婆だったって事か」
童虎「わしら2人を即半殺しにできるレベルをお転婆で済ませるか、蟹よ。」
リア「しかし、お2人をここまで追い詰める技。今を生きる黄金にこのような技を継承しておる者はおりませんが…?」
シオン「この技は葵が独自に開発した技でな。自らの後継を見つけて伝授する前に聖戦が起き、あやつは死んだのじゃ。書に残す事も無く、な。」
童虎「自ら叩き込んで覚えさせるの一点張りじゃったからの。」
シャカ「それが実現しておれば、間違いなく後継者は絶えましたね。」
シオン「言うな、シャカ;」
シオン「ウヲッホン! 時にアテナ、葵は何処に?」
沙織「葵お姉様なら、先ほど沐浴に参りましたわ。何でも、久々に12宮を上がってきて汗をかいているので気持ち悪いとか。」
シオンと童虎の姿に苦笑しつつ、沙織は葵の再登場を今か今かと待ちわびる。
今生で会ったのはほんの数回でも、先の転生時には幼い頃から彼女を知っていた。
周りに女性が少なく、頼りがいのある彼女の事をいつも『お姉様』と呼んでいた事を昨日のように思い出している。
ムウ「我が師シオン。そろそろ御剣葵が何者か教えてはもらえませんか?」
アル「大体の察しはつきますが、シオン様と老師直々にお教えいただきたく。」
童虎「ふむ…。どうするかな? シオンよ。」
シオン「よいだろう。」
シオンは沙織に目配せすると、沙織はどうぞと言わんばかりに微笑む。
シオン「御剣葵は、先の聖戦時に黄金聖闘士であった者の転生じゃ。」
サガ「先の聖戦と申しますと、シオン様と老師、ただお2人が生き残ったという?」
シオン「左様。神話の時代からの永きに渡り、女子で聖闘士であった者は何人か確認されておるが、黄金まで上り詰めた者は両の手で数え切れる。葵はその中の1人じゃった。」
カノン「強さのほどは?」
童虎「わしらの姿を見てわからんか? わからんのなら、眼科へ行け。」
デス「…お転婆だったって事か」
童虎「わしら2人を即半殺しにできるレベルをお転婆で済ませるか、蟹よ。」
リア「しかし、お2人をここまで追い詰める技。今を生きる黄金にこのような技を継承しておる者はおりませんが…?」
シオン「この技は葵が独自に開発した技でな。自らの後継を見つけて伝授する前に聖戦が起き、あやつは死んだのじゃ。書に残す事も無く、な。」
童虎「自ら叩き込んで覚えさせるの一点張りじゃったからの。」
シャカ「それが実現しておれば、間違いなく後継者は絶えましたね。」
シオン「言うな、シャカ;」