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~教皇宮~
二百数十年来の戦友と酒を酌み交わす時、必ず話題に上る事がある。
それは、前聖戦を共に戦った黄金聖闘士たちとの思い出話だ。
とりわけ、神話の時代より永きに渡り続く聖闘士の歴史上、数人しか確認されていない女性黄金聖闘士の事―――。
シオン「アテナ、これはどういう事です? 一般人女性に12宮突破させるなぞ、前代未聞ですぞ!」
童虎「控えよ、シオン。アテナにも何か深いお考えがあっての事ぞ。」
シオン「童虎。一般人女性に12宮を突破されかかっておるのだぞ!? それこそ聖域の歴史に泥を塗る事ぞ!」
前聖戦からの生き残り、旧牡羊座、現教皇のシオン。
おなじく現天秤座の童虎。
彼ら2人はアテナからの呼び出しによって、今12宮で起こっている事を知った。
それも、既にその人物は12宮をことごとく突破したと言うではないか。
沙織「シオン、童虎。何故貴方たちをここに控えさせたのか。それは彼女がここに到着すれば全てわかる事です。」
シオン「その女、何者です? 我らが何故その女に対面せねばならんのです?」
沙織「既に現黄金の何人かは気付いているようです。彼女が何者で、何故聖域に来ているのかを。彼女自身も思い出しているようですが、完全ではありません。貴方たちに出会う事で全てを思い出し、全てが始まるのです。」
童虎「全てが始まる?」
沙織「えぇ。」
沙織はその他には何も語ろうとしなかった。
ただ、時を待てと言う以外。
二百数十年来の戦友と酒を酌み交わす時、必ず話題に上る事がある。
それは、前聖戦を共に戦った黄金聖闘士たちとの思い出話だ。
とりわけ、神話の時代より永きに渡り続く聖闘士の歴史上、数人しか確認されていない女性黄金聖闘士の事―――。
シオン「アテナ、これはどういう事です? 一般人女性に12宮突破させるなぞ、前代未聞ですぞ!」
童虎「控えよ、シオン。アテナにも何か深いお考えがあっての事ぞ。」
シオン「童虎。一般人女性に12宮を突破されかかっておるのだぞ!? それこそ聖域の歴史に泥を塗る事ぞ!」
前聖戦からの生き残り、旧牡羊座、現教皇のシオン。
おなじく現天秤座の童虎。
彼ら2人はアテナからの呼び出しによって、今12宮で起こっている事を知った。
それも、既にその人物は12宮をことごとく突破したと言うではないか。
沙織「シオン、童虎。何故貴方たちをここに控えさせたのか。それは彼女がここに到着すれば全てわかる事です。」
シオン「その女、何者です? 我らが何故その女に対面せねばならんのです?」
沙織「既に現黄金の何人かは気付いているようです。彼女が何者で、何故聖域に来ているのかを。彼女自身も思い出しているようですが、完全ではありません。貴方たちに出会う事で全てを思い出し、全てが始まるのです。」
童虎「全てが始まる?」
沙織「えぇ。」
沙織はその他には何も語ろうとしなかった。
ただ、時を待てと言う以外。