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~白羊宮~
「1番目の宮。アレは12星座の牡羊座のマーク? ってことは、コレって12星座の順番になってるのか。」
宮の手前まで来ると、何やら視線を感じた。
「勝手に来た事は認めるが、影からコソコソ覗き見するのは失礼じゃないか?」
?『私の視線に気が付くとは、まずは合格という所ですか。』
「姿くらい見せてよ、悪趣味だ。」
葵は声のした方向をキッと睨む。
すると、その影から黄金の鎧に身を包んだ青年が出てきた。
?「試すようなマネ、どうかお許しくださいね。申し送れました、私はこの白羊宮を守護する黄金聖闘士、牡羊座のムウと申します。」
「私は御剣葵だよ。日本人で、沙織嬢に連れてこられて、教皇の間まで来いって言われてる。」
ムウ「えぇ。アテナからはそう聞いております。」
「アテナ?」
ムウ「そうです。」
アテナって言えば、ギリシャ神話でも人気の女神様じゃなかったか?
城戸嬢=アテナ?
ムウ「城戸沙織嬢はアテナの魂を宿した現人神(あらひとがみ)でもあるのです。」
「現人神~!?」
ムウ「そうです。無理に信じろとは言いませんが。」
「…いや、信じるよ。」
ムウ「何故?」
ムウは意外そうに私を見た。
「君とは面識は無いけど、嘘をついているとは思えない。それだけ。」
ムウ「では、葵。この白羊宮を通り、次なる金牛宮へ行きなさい。」
「いいの? 不審者を素通りさせて。」
ムウ「貴女は不審者ではありません。アテナのお客人でしょう。」
「客人に山登りさせるか? 普通。」
ムウ「させませんね。でも、この頂上へはいかなる現代機器を持ってしても行き着く事はできません。己の2本の足で行くしかないのです。」
「そういうカラクリか…;」
ムウ「私も後で向かいます。さぁ、先は長いですから早くお行きなさい。」
「あぁ、通らせてもらうよ。」
ムウ「ですが、これだけは心しなさい。話だけで通してもらえる所は少ない。多少の戦闘行為は覚悟した方がいいでしょう。」
「それこそ上等。ちょうど、ストレス解消したくて体が疼いてたんだ。」
葵は指をポキポキ鳴らす。
次は2番目の宮、金牛宮だ!
「1番目の宮。アレは12星座の牡羊座のマーク? ってことは、コレって12星座の順番になってるのか。」
宮の手前まで来ると、何やら視線を感じた。
「勝手に来た事は認めるが、影からコソコソ覗き見するのは失礼じゃないか?」
?『私の視線に気が付くとは、まずは合格という所ですか。』
「姿くらい見せてよ、悪趣味だ。」
葵は声のした方向をキッと睨む。
すると、その影から黄金の鎧に身を包んだ青年が出てきた。
?「試すようなマネ、どうかお許しくださいね。申し送れました、私はこの白羊宮を守護する黄金聖闘士、牡羊座のムウと申します。」
「私は御剣葵だよ。日本人で、沙織嬢に連れてこられて、教皇の間まで来いって言われてる。」
ムウ「えぇ。アテナからはそう聞いております。」
「アテナ?」
ムウ「そうです。」
アテナって言えば、ギリシャ神話でも人気の女神様じゃなかったか?
城戸嬢=アテナ?
ムウ「城戸沙織嬢はアテナの魂を宿した現人神(あらひとがみ)でもあるのです。」
「現人神~!?」
ムウ「そうです。無理に信じろとは言いませんが。」
「…いや、信じるよ。」
ムウ「何故?」
ムウは意外そうに私を見た。
「君とは面識は無いけど、嘘をついているとは思えない。それだけ。」
ムウ「では、葵。この白羊宮を通り、次なる金牛宮へ行きなさい。」
「いいの? 不審者を素通りさせて。」
ムウ「貴女は不審者ではありません。アテナのお客人でしょう。」
「客人に山登りさせるか? 普通。」
ムウ「させませんね。でも、この頂上へはいかなる現代機器を持ってしても行き着く事はできません。己の2本の足で行くしかないのです。」
「そういうカラクリか…;」
ムウ「私も後で向かいます。さぁ、先は長いですから早くお行きなさい。」
「あぁ、通らせてもらうよ。」
ムウ「ですが、これだけは心しなさい。話だけで通してもらえる所は少ない。多少の戦闘行為は覚悟した方がいいでしょう。」
「それこそ上等。ちょうど、ストレス解消したくて体が疼いてたんだ。」
葵は指をポキポキ鳴らす。
次は2番目の宮、金牛宮だ!