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「あぁ。私は恐らく、前世で聖闘士だったと思う。それもここを知っているという事は…。」
ロス「黄金聖闘士だった?」
「可能性は大だよね。さっきの天蠍宮のミロの所でも感じた事だけど、普通の人間ではあそこまでの芸当、できはしないだろう?」
ロス「確かに。」
恐らく、沙織はそれを何らかの手段で知って、自分をここに誘ったのだ。
そして、ここで自分の前世を思い出させるつもりだ。
それが最も、御剣葵にとって良き道になると判断して。
「しかし、まだ自分が何者か思いだせない。」
ロス「焦って思い出そうとしても上手くいかないさ。緩々と思い出せばそれでいいじゃないか。」
「そうだな…。それで、次の宮はどんな所か教えてくれない?」
ロス「次の宮は山羊座が守護する磨羯宮。守護している黄金聖闘士はシュラという男だ。」
「人柄は?」
アイオロスは苦笑しながら話す。
ロス「アテナに最も忠誠心ある男だ。聖闘士としての力量も申し分なく、味方である事がこの上なく心強い。だが、少々生真面目すぎるかな? ちなみに、デスマスクとは黄金聖闘士になった時期が同じだ。昔から、よくデスマスクの尻拭いをして貧乏くじを引きやすい奴でもあるよ。」
「…苦労人だな;」
ロス「まさしく。」
次なる宮の情報を手にし、葵は人馬宮を後にした。
アイオロスはある確信をしていた。
ロス「偉大なる人が帰ってきたのだな。」
と―――。
ロス「黄金聖闘士だった?」
「可能性は大だよね。さっきの天蠍宮のミロの所でも感じた事だけど、普通の人間ではあそこまでの芸当、できはしないだろう?」
ロス「確かに。」
恐らく、沙織はそれを何らかの手段で知って、自分をここに誘ったのだ。
そして、ここで自分の前世を思い出させるつもりだ。
それが最も、御剣葵にとって良き道になると判断して。
「しかし、まだ自分が何者か思いだせない。」
ロス「焦って思い出そうとしても上手くいかないさ。緩々と思い出せばそれでいいじゃないか。」
「そうだな…。それで、次の宮はどんな所か教えてくれない?」
ロス「次の宮は山羊座が守護する磨羯宮。守護している黄金聖闘士はシュラという男だ。」
「人柄は?」
アイオロスは苦笑しながら話す。
ロス「アテナに最も忠誠心ある男だ。聖闘士としての力量も申し分なく、味方である事がこの上なく心強い。だが、少々生真面目すぎるかな? ちなみに、デスマスクとは黄金聖闘士になった時期が同じだ。昔から、よくデスマスクの尻拭いをして貧乏くじを引きやすい奴でもあるよ。」
「…苦労人だな;」
ロス「まさしく。」
次なる宮の情報を手にし、葵は人馬宮を後にした。
アイオロスはある確信をしていた。
ロス「偉大なる人が帰ってきたのだな。」
と―――。