異界の巫女
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
だが、罰はそれだけに留まらなかった。
ロス「あぁっ!!」
リア「こっ、これは!!」
童虎「これはまるで、先の聖戦でシオンの肉体が消失した時と同じっ…!!」
その言葉にシュラも目を見張る。
そして、みんなの視線の先をたどると。
アフロ「これは、葵の肉体が光って………消えている!?」
デス「…んでだよ、何なんだよ!!」
童虎「命だけでは足りずに、体すら消し去ろうと言うのか、アレス!!!」
葵の体は淡く光り、爪先の方から光の粒子となって、蛍のように宙に舞い、消えていく。
シュラも同じようなものを先の聖戦で目撃している。
沙羅双樹の園でシャカが沙羅の花びらに血文字を書き終え、その後消滅したように。
彼女もまた、あの時のシャカの様に体が消滅しているのだ。
シュラは葵を消すまいと必死に抱きしめるが、次第に腕の中が軽くなり、次に葵を見た瞬間。
彼女の微笑んだ顔が淡く光り、光の粒子となり、消滅した。
シュラ「俺には、何も残されないのか…!」
シュラの腕の中にはもはや愛しい娘の体は無い。
そこに残っているのは葵の血に塗れた両手と、彼女の傷口を覆っていた血塗れのマントだけ。
シュラ「俺に…、俺に残されるのは、彼女を幸せにできなかった後悔と、彼女の流した血だけなのか!!! 葵―――っっっ!!!!」
祀る神を失い、暗い小宇宙が立ち込める神殿に、シュラの慟哭が響き渡った―――。
愛する者を失ってしまった、悲しき男の声が―――。
~続く~
ロス「あぁっ!!」
リア「こっ、これは!!」
童虎「これはまるで、先の聖戦でシオンの肉体が消失した時と同じっ…!!」
その言葉にシュラも目を見張る。
そして、みんなの視線の先をたどると。
アフロ「これは、葵の肉体が光って………消えている!?」
デス「…んでだよ、何なんだよ!!」
童虎「命だけでは足りずに、体すら消し去ろうと言うのか、アレス!!!」
葵の体は淡く光り、爪先の方から光の粒子となって、蛍のように宙に舞い、消えていく。
シュラも同じようなものを先の聖戦で目撃している。
沙羅双樹の園でシャカが沙羅の花びらに血文字を書き終え、その後消滅したように。
彼女もまた、あの時のシャカの様に体が消滅しているのだ。
シュラは葵を消すまいと必死に抱きしめるが、次第に腕の中が軽くなり、次に葵を見た瞬間。
彼女の微笑んだ顔が淡く光り、光の粒子となり、消滅した。
シュラ「俺には、何も残されないのか…!」
シュラの腕の中にはもはや愛しい娘の体は無い。
そこに残っているのは葵の血に塗れた両手と、彼女の傷口を覆っていた血塗れのマントだけ。
シュラ「俺に…、俺に残されるのは、彼女を幸せにできなかった後悔と、彼女の流した血だけなのか!!! 葵―――っっっ!!!!」
祀る神を失い、暗い小宇宙が立ち込める神殿に、シュラの慟哭が響き渡った―――。
愛する者を失ってしまった、悲しき男の声が―――。
~続く~