異界の巫女
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~第12話~
自分よりも幾回りも華奢な体。
宙に揺れる黒絹のような美しい髪。
そんな彼女の体に、邪神が振るう大剣が突き刺さって。
そんな光景が、俺の目前にあった―――。
アレス『何ィ!?』
アレスもシュラの首を取る事に専念しすぎたのだろう。
葵が割り込んでくる気配に気付きもしなかった。
「貴方、なんかに…、シュラを殺させて、なる、もんです、か…!」
口から流れる血は、段々と量を増す。
シュラ「葵っ…! なんて事を!!!」
ようやく口にできた、愛しい娘の名前。
その声が耳に届いたのか、葵は自分の方を振り向いて、苦しいだろうに微笑んだ。
「シュラ、怪我……して、ない? 私でも、シュラの盾…なれ……。」
葵はそれだけ言うと、スローモーションのように倒れた、俺の腕の中に。
俺の聖衣は葵の血に塗れ、俺は力なく倒れた葵を見つめることしかできなかった。
シュラ「そんなっっ…、葵!!!」
自分よりも幾回りも華奢な体。
宙に揺れる黒絹のような美しい髪。
そんな彼女の体に、邪神が振るう大剣が突き刺さって。
そんな光景が、俺の目前にあった―――。
アレス『何ィ!?』
アレスもシュラの首を取る事に専念しすぎたのだろう。
葵が割り込んでくる気配に気付きもしなかった。
「貴方、なんかに…、シュラを殺させて、なる、もんです、か…!」
口から流れる血は、段々と量を増す。
シュラ「葵っ…! なんて事を!!!」
ようやく口にできた、愛しい娘の名前。
その声が耳に届いたのか、葵は自分の方を振り向いて、苦しいだろうに微笑んだ。
「シュラ、怪我……して、ない? 私でも、シュラの盾…なれ……。」
葵はそれだけ言うと、スローモーションのように倒れた、俺の腕の中に。
俺の聖衣は葵の血に塗れ、俺は力なく倒れた葵を見つめることしかできなかった。
シュラ「そんなっっ…、葵!!!」