異界の巫女
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アレスが大剣を頭上に掲げる。
俺の体はアレスのサイコキネシスに縛られ、自由がきかない。
仲間たちもダメージが大きすぎて、未だ体を起こそうとしている最中。
シュラ(あぁ、俺はここまでなのか…。)
葵に真実を告げる事もできず、アテナとの約束も果たせそうにない。
だが、きっと皆が葵を助けてくれるだろう。
その礎になれるなら―――。
アレスがニヤリと笑い、大剣を降ろす。
アレス『観念したか、山羊座。安心せよ、すぐにお前の仲間も送ってやろう!!!』
葵、すまない。
君を幸せに、できそうに無い。
ドンッッッ―――
生暖かい感触、鉄の匂い。
あぁ、これは血だ。
俺は今、アレスに首を刎ねられたのだろう。
…いや、それはおかしい。
首を刎ねられてもなお、こんな思考が起こるものなのか?
俺は恐る恐る目を開けた。
そして、そこには信じられない光景が広がって、この場にいる全員が絶句していた。
俺の盾になるように立ち塞がった葵が、腹を貫かれていたのだ―――。
~続く~
俺の体はアレスのサイコキネシスに縛られ、自由がきかない。
仲間たちもダメージが大きすぎて、未だ体を起こそうとしている最中。
シュラ(あぁ、俺はここまでなのか…。)
葵に真実を告げる事もできず、アテナとの約束も果たせそうにない。
だが、きっと皆が葵を助けてくれるだろう。
その礎になれるなら―――。
アレスがニヤリと笑い、大剣を降ろす。
アレス『観念したか、山羊座。安心せよ、すぐにお前の仲間も送ってやろう!!!』
葵、すまない。
君を幸せに、できそうに無い。
ドンッッッ―――
生暖かい感触、鉄の匂い。
あぁ、これは血だ。
俺は今、アレスに首を刎ねられたのだろう。
…いや、それはおかしい。
首を刎ねられてもなお、こんな思考が起こるものなのか?
俺は恐る恐る目を開けた。
そして、そこには信じられない光景が広がって、この場にいる全員が絶句していた。
俺の盾になるように立ち塞がった葵が、腹を貫かれていたのだ―――。
~続く~