異界の巫女
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リア「何だと!? 本当なのか、サガ!」
「アイオリア、どうかしたの?」
サガからのテレパシーにアイオリアは驚愕の表情で答えた。
葵にしては、急に宙に向かってサガの名前を呼ぶアイオリアを訝しく思える。
リア「君が持っていた退魔刀がこちらへ向かって飛んでいるらしい。」
「退魔刀が飛んだ!?」
リア「何が起こっているかはわからんが危険だ。もう少し獅子宮の奥へ行った方がいい。」
「う、うん。」
アイオリアが葵の背に手を回すと、強い小宇宙が獅子宮の真上に差し掛かった。
リア「この小宇宙は!?」
「アイオリア?」
リア「間に合わなかったかっ! 葵、俺の後ろに隠れるんだ!」
アイオリアは葵をかばうように前に立つ。
巨蟹宮側の入口を見ると、一筋の光が降りていた。
「あれは、御神体? 私を…呼んでる?」
眩い光が点滅している。
まるで、自分を呼んでいるように。
そう思うと、葵は自然と足を前に出した。
リア「葵、近寄ってはいけない!」
アイオリアが葵を止めようとする。
しかし、アイオリアの手は強い反動で弾き返され、その勢いでアイオリアは後ろにあった柱へ激突した。
リア「ぐぁっ! っく…。」
いきなりの事でアイオリアは受身を取ることかなわず、強かに頭を打って気を失った。
葵はそれに気付く事無く、御神体の前に進んだ。
「私を呼んだ? ……私に力を貸してくれるの?」
返事をするように淡く点滅する。
「ありがとう…。みんなの手助けになれる力を貸してくれるのね?」
葵は迷う事無く、その光に手を差し込んだ。
次の瞬間、葵の体も強い光に包まれ、光は巨蟹宮へと跳んでいった。
「アイオリア、どうかしたの?」
サガからのテレパシーにアイオリアは驚愕の表情で答えた。
葵にしては、急に宙に向かってサガの名前を呼ぶアイオリアを訝しく思える。
リア「君が持っていた退魔刀がこちらへ向かって飛んでいるらしい。」
「退魔刀が飛んだ!?」
リア「何が起こっているかはわからんが危険だ。もう少し獅子宮の奥へ行った方がいい。」
「う、うん。」
アイオリアが葵の背に手を回すと、強い小宇宙が獅子宮の真上に差し掛かった。
リア「この小宇宙は!?」
「アイオリア?」
リア「間に合わなかったかっ! 葵、俺の後ろに隠れるんだ!」
アイオリアは葵をかばうように前に立つ。
巨蟹宮側の入口を見ると、一筋の光が降りていた。
「あれは、御神体? 私を…呼んでる?」
眩い光が点滅している。
まるで、自分を呼んでいるように。
そう思うと、葵は自然と足を前に出した。
リア「葵、近寄ってはいけない!」
アイオリアが葵を止めようとする。
しかし、アイオリアの手は強い反動で弾き返され、その勢いでアイオリアは後ろにあった柱へ激突した。
リア「ぐぁっ! っく…。」
いきなりの事でアイオリアは受身を取ることかなわず、強かに頭を打って気を失った。
葵はそれに気付く事無く、御神体の前に進んだ。
「私を呼んだ? ……私に力を貸してくれるの?」
返事をするように淡く点滅する。
「ありがとう…。みんなの手助けになれる力を貸してくれるのね?」
葵は迷う事無く、その光に手を差し込んだ。
次の瞬間、葵の体も強い光に包まれ、光は巨蟹宮へと跳んでいった。