異界の巫女
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2人は手を取り合って薔薇園へ入っていく。
この時ばかりは、自分たちが崇め奉るアテナも13歳の少女の顔になっていた。
童虎「あのようにお心を許されておるとは。アテナも葵を気に入っておる様じゃの。」
デス「いつもはお堅い表情ばっかりだしよ。」
シュラ「デス、不敬だぞ。」
デス「いいじゃねぇか。それほど、今のアテナの顔も年相応になってるって事だろ。」
薔薇を観察しながら、丁寧に薔薇を切り取る沙織と葵。
その光景に、皆が穏やかなものを感じる。
アフロ「葵はアテナの良き友人となれそうだね。」
シュラ「しかし、葵をこの世界へ誘ったのは一体何者なのだろう?」
ミロ「わからん。が、他人を異世界から呼び寄せるなど、人間業ではありえん。」
カミュ「だとしたら、『神』の仕業か…。」
デス「それが妥当なセンだな。」
童虎「うむ。一体、どの神があのように朗らかで、争いとは無縁の少女をいかなる理由で利用しようというのか。」
この件は、いずれ他の黄金聖闘士やサガ、シオンとも協議しなくてはならないだろう。
だが、1つだけ確かな事がある。
例え、異世界の人間でも。
例え、いつか元の世界に戻り行く存在だとしても。
葵は―――守るべき存在。
~続く~
この時ばかりは、自分たちが崇め奉るアテナも13歳の少女の顔になっていた。
童虎「あのようにお心を許されておるとは。アテナも葵を気に入っておる様じゃの。」
デス「いつもはお堅い表情ばっかりだしよ。」
シュラ「デス、不敬だぞ。」
デス「いいじゃねぇか。それほど、今のアテナの顔も年相応になってるって事だろ。」
薔薇を観察しながら、丁寧に薔薇を切り取る沙織と葵。
その光景に、皆が穏やかなものを感じる。
アフロ「葵はアテナの良き友人となれそうだね。」
シュラ「しかし、葵をこの世界へ誘ったのは一体何者なのだろう?」
ミロ「わからん。が、他人を異世界から呼び寄せるなど、人間業ではありえん。」
カミュ「だとしたら、『神』の仕業か…。」
デス「それが妥当なセンだな。」
童虎「うむ。一体、どの神があのように朗らかで、争いとは無縁の少女をいかなる理由で利用しようというのか。」
この件は、いずれ他の黄金聖闘士やサガ、シオンとも協議しなくてはならないだろう。
だが、1つだけ確かな事がある。
例え、異世界の人間でも。
例え、いつか元の世界に戻り行く存在だとしても。
葵は―――守るべき存在。
~続く~