君の瞳に映るもの
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ケータイの心臓部に必要なフィラメント。
作成に必要なタングステンは手に入り、いよいよフィラメント作りが始まった。
クロムはカセキと一緒に仕上げに必要なピンポイント加熱装置の製作に奮闘している。
大変な作業だが目をキラキラと輝かせながら加熱装置を作成しているクロムはとても楽しそうだ。
ゲンは千空と一緒にタングステン歯磨き粉とやらを作るらしい。
「で?ゲンとはどうなのよ」
「…どう、とは?」
診療所で金の極細線作りをしているスイレンは珍しく診療所で作業をしているガーネットの突然の質問に首を傾げている。
スイレンの反応にガーネットは盛大なため息を吐いた。
「あんたね、毎日あれだけわかりやすくアピールされてるのに気づいてないわけ?流石にゲンがかわいそうになってきたわ…」
「…なんの話さ」
「ゲンと一緒にいて変わったことないの?ちょっとくらい何かあるでしょ?」
「…そう言われても」
ガーネットに詰め寄られたスイレンは困惑して目が泳いでいる。
「…と、時々心臓が変になるくらい、かな」
「それどんな時?変ってどんな風に?」
ガーネットはさらに詰め寄りスイレンはとうとう壁際に追い込まれてしまい、逃げ場がなくなり観念したように話し始めた。
ゲンが笑うと嬉しくなるし心臓の鼓動が早くなることがあると打ち明ければガーネットはにやりと怪しい笑みを浮かべる。
「あのスイレンが、ねぇ」
「…何なのさ」
「あんたのそれ、恋よ」
「………………………………………………はい?」
ガーネットの発言の意味が理解できずスイレンの動きが止まる。
「そっか、スイレンにもとうとう春が来たのね」
「いやいやいや、突拍子もないこと言わないでもらえますかねガーネットさん」
「じゃあ聞くけど、もし私がゲンの恋人になりたいって言ったらどうする?」
「…ガーネットの好みと違くない?」
「もしもの話よ。じゃあ、別の女の子と仲良くしてたらどうよ」
明らかに眉を寄せて不機嫌になったスイレンを見てガーネットはさらに問いかける。
ゲンと他の女の子が仲良くしてたらと想像してみたスイレンは明らかに面白くなさそうだ。
「…なんかヤダ」
「取られたくないって思ったでしょ」
「…うん」
ニヤニヤとしているガーネットとは対照的にスイレンはしょんぼりとしている。
今までジャスパーや他の住人たちに自覚がないのかと言われ続けてきたが、このことだったのかと納得したのと同時に恥ずかしさが込み上げてきた。
「…私、どうしたらいいの?」
「とりあえず、会いに行けば?」
「…会いに行く理由がない」
「じゃあ…」
ガーネットはスイレンの髪を結んでいた紐に手を伸ばし、そっと引いた。
前髪の編み込みがほどけてスイレンの視界を覆う。
「これで理由が出来たわね」
「…行ってきます」
「ごゆっくり~」
ガーネットに背中を押されスイレンはラボへと向かうのだった。
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作成に必要なタングステンは手に入り、いよいよフィラメント作りが始まった。
クロムはカセキと一緒に仕上げに必要なピンポイント加熱装置の製作に奮闘している。
大変な作業だが目をキラキラと輝かせながら加熱装置を作成しているクロムはとても楽しそうだ。
ゲンは千空と一緒にタングステン歯磨き粉とやらを作るらしい。
「で?ゲンとはどうなのよ」
「…どう、とは?」
診療所で金の極細線作りをしているスイレンは珍しく診療所で作業をしているガーネットの突然の質問に首を傾げている。
スイレンの反応にガーネットは盛大なため息を吐いた。
「あんたね、毎日あれだけわかりやすくアピールされてるのに気づいてないわけ?流石にゲンがかわいそうになってきたわ…」
「…なんの話さ」
「ゲンと一緒にいて変わったことないの?ちょっとくらい何かあるでしょ?」
「…そう言われても」
ガーネットに詰め寄られたスイレンは困惑して目が泳いでいる。
「…と、時々心臓が変になるくらい、かな」
「それどんな時?変ってどんな風に?」
ガーネットはさらに詰め寄りスイレンはとうとう壁際に追い込まれてしまい、逃げ場がなくなり観念したように話し始めた。
ゲンが笑うと嬉しくなるし心臓の鼓動が早くなることがあると打ち明ければガーネットはにやりと怪しい笑みを浮かべる。
「あのスイレンが、ねぇ」
「…何なのさ」
「あんたのそれ、恋よ」
「………………………………………………はい?」
ガーネットの発言の意味が理解できずスイレンの動きが止まる。
「そっか、スイレンにもとうとう春が来たのね」
「いやいやいや、突拍子もないこと言わないでもらえますかねガーネットさん」
「じゃあ聞くけど、もし私がゲンの恋人になりたいって言ったらどうする?」
「…ガーネットの好みと違くない?」
「もしもの話よ。じゃあ、別の女の子と仲良くしてたらどうよ」
明らかに眉を寄せて不機嫌になったスイレンを見てガーネットはさらに問いかける。
ゲンと他の女の子が仲良くしてたらと想像してみたスイレンは明らかに面白くなさそうだ。
「…なんかヤダ」
「取られたくないって思ったでしょ」
「…うん」
ニヤニヤとしているガーネットとは対照的にスイレンはしょんぼりとしている。
今までジャスパーや他の住人たちに自覚がないのかと言われ続けてきたが、このことだったのかと納得したのと同時に恥ずかしさが込み上げてきた。
「…私、どうしたらいいの?」
「とりあえず、会いに行けば?」
「…会いに行く理由がない」
「じゃあ…」
ガーネットはスイレンの髪を結んでいた紐に手を伸ばし、そっと引いた。
前髪の編み込みがほどけてスイレンの視界を覆う。
「これで理由が出来たわね」
「…行ってきます」
「ごゆっくり~」
ガーネットに背中を押されスイレンはラボへと向かうのだった。
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