このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

君へ贈るうた

「君の愛するものは僕も同様に愛したいと思うのだけれど、君は僕を愛しているのかい?」
「いいえ、いいえ。ならば貴方はまだきっと愛するということを知らないのです。」
震える声は鼓膜を激しく揺らす、めまいの中去りゆく君の姿に瞼は次第に重くなり、僕は又、土砂降りの雨と共に泥に還る。
4/6ページ
スキ