3*高校生ホストのお仕事
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「今宵集まりし、子羊たちよ…
桜蘭ホスト部、ダンスパーティーへ
ようこそ…」
その言葉と共に灯るシャンデリア
煌びやかなそれが照らすホールには、華麗なドレスに身を包んだ女生徒たちと
桜蘭ホスト部一同…
「本日は存分に、我がホスト部一同とのダンスを楽しんでいただきたく思います…
なお、最高のダンスと認められ、今夜のクイーンに選ばれたお客様には、キングより、その頬に熱いキッスが贈られます」
「頑張ってね…?ベイビー」
鏡夜の後に環が続き、小っ恥ずかしくないのかと思うような台詞と共にウインクを飛ばす
だがお客様には効果が大きいようで
黄色い声を上げ、頬を桃色に染めている
「「ハルヒー、テンション低いぞー?」」
「…ま、気持ちはわからんでもないがな」
ハルヒを囲む双子の言葉に
ボソリと呟く
「こういうのは慣れてないの…ダンスパーティーなんて、近所の公園に盆踊りに行ったくらいで…」
盆踊り…ダンスと呼べるのかそれは…
などと考えながら、出店のたこ焼き屋とか手伝わされたなぁ…とふと思い出す
「それは多分、ダンスパーティーとは言わないが…ま、せっかくだから料理くらい食べておいたらどうだ?」
「あぁ、そやね…ご馳走やぞ?」
ダンスパーティーフロアの一角には、おもてなしの料理が並んでいる
パーティーの名に恥じないほどのご馳走だ
「ご馳走…お、大トロとか…?」
「大トロ…か」
ごめん、それはないかもしれない
そう言おうとすると
「大至急!ここに大トロを!!」
「特上ずし、追加だ」
おいおい…
そっと、ハルヒの方を盗み見ると
「「おーかわいそうに、かわいそうに」」
双子から抱きしめられ頬擦りされるハルヒ…
顔が真っ赤だが、それはきっと抱きしめられ、苦しいからではないことだけはわかる
「おい、あんたら…やめて差し上げろ…」