3*高校生ホストのお仕事
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早乙女 麗
私立桜蘭学院に通う、17歳男子…
中性的な綺麗な顔と、白い肌…
色素の薄い髪が、ひとたび風に揺られれば
光にあたりキラキラと光る
ふぁ…と欠伸で軽く開く唇は、桜色に染まり
みるもの全てを魅了する
そんな彼は
美少年が揃い、女生徒たちをもてなし、うるおわす…
放課後の華麗な園であるホスト部にて
“清楚系”と言うキャラを演じ、人気を得ている…
「おいでやす…お
…嬉しい、おおきにな…」
ちなみにこれが定型文…
大体これを聞くと、麗の指名客は顔を赤らめ、茹で蛸状態だ
「ハルヒ、紅茶いれるの
「そう、ですか?自分じゃわかりません」
「ん?俺やけかいな…?そんならそれで…嬉しな」
はにかみながら笑みを浮かべるその姿はまさに純真無垢…
紅茶に砂糖を落とす仕草や
口元を隠し控えめに笑う姿…
こちらの話に、笑顔で優しく相槌を打つ姿
…仕草の一つひとつが、洗練されていて
みているだけでも飽きないと、お客様は語る
だが、彼の魅力はそれだけではない…
そして
美しい薔薇には刺がある、とホスト部のキングが口にするように
こんな彼にだって刺はある
…いや、隠し持っているに違いないのだ
純真無垢で清楚で…花の様な彼にも
そして今、それを実感している
「ダンスパーティー?あ、俺はパス」