salt splash




これは、俺の好奇心。だから、後で怒られる事は覚悟の上だ。
ちょっとだけ…我慢してくれよな?たか…

事の始まりは、単純で。
良く、スマホ触ってるとさ。マンガの広告流れてくんだろ?
少女マンガとか、異世界転生モノのマンガとかさ。あの中に、割とエロいのも混ざってることあんじゃん。
うっかり、そこにタッチしてしまったことが原因だったんだけど…飛んだ先のマンガの内容がBLマンガだった…。
いや、俺は詳しくは知らねぇんだけどさ。
一昔前に、よくプレボに入ってたよな…薄い本が。たかが、色々言ってただろ?

そう。俺は、その程度の知識しか無くて興味本位でそのBLマンガを読んでみる事にしたんだよ。絵柄もまあ、可愛かったしな…
……んで、だ。内容が割とエロくて…その、なんだ。男が潮吹きするような場面が出てきて……つい、たかで想像しちまった。
そして、見事に反応をしてしまった俺は申し訳無く思いつつもたかをオカズに抜いてしまった…許せ。

そして、思った事…。それは、実践してみたい。
〝男の潮吹き“

それを心に秘めて、数日後。俺は、たかと一緒に過ごす夜を迎えた。
しばらく2人では会えていなかったこともあって、珍しく素直に俺にくっついてきたたかを見て速攻で押し倒したくなったが、それは我慢をして少しの間2人でイチャイチャを楽しむ事にした。

それで、いい雰囲気になった事もありお互いにシャワーを浴びた後で寝室に向かった。
久しぶりに組み敷いた、たかの身体は相変わらず細くて白くて綺麗だ。
何と無くじーっと眺めていると、

「あんま…見ないでよ…恥ずかしいのは、恥ずかしいんだから…」と、若干頬を赤らめて視線を逸らすたか。
…何年付き合ってても、こういうところ初々しいんだよな。
………可愛い。
たかは、キスすんのが好きだからそれに応えてやるように俺は唇を重ねた。何度も。何度も。
そのうちに、たかの瞳はとろんと蕩けたように熱を帯びてくる。

そうやって唇を重ね合わせていくうちに、俺は片手をたかの履いているスウェットに手を伸ばしてするりと下にずらした。すると、ボクサーパンツを押し上げるようにたかの分身は反応していて。

「…たか、キスすんの好きな。もう、勃ってる」

「…ン…ッ…言わない、で……」

どれだけ抱いても、初めてみたいな反応をするたかのことが可愛くて愛しくて仕方ない。
だから、これからすることも…多少は多めに見てほしい。

ボクサーパンツをずらして、少し小振りなたかのそれに手を触れると先端からは既にぬるり、とした液体が溢れてきて。
それを全体に塗りつけるように扱き始める。
ちなみに、裏の辺りを擦ってやるのがたかは好きだ。

「はぁっ…ん、ん……ふ…気持ち、い…」

「ん。ココな…たかの、気持ちいいとこ…」

ぐちゅぐちゅ、と音を立ててたかのそこを愛撫してやる。
すると、そこはあっという間に大きく膨らんで。

「あ、あ、…はぁっ…ゆー…イき、そ…」

俺にしがみついて、顔を真っ赤にしながら身体を震わせるたかは凄く可愛い。
そのまま、扱く手を速めたらたかは俺の手の中に白濁を放った。
小さく息を上げているたかの額に軽くキスしてから、俺はとうとう目標を実行に移す事にした。
射精したばかりのたかのそれ。濡れている先端に、指を絡めてぐりぐりとまた刺激を与え始める。

「えっ…や、あ、ちょっ…まっ…あっ!…ゆーじっ…ゆーじっ…!…俺、イったばっか…ぁ!…」

強い刺激に、たかは身体をくねらせては涙目になりつつ嫌々と首を振る。
でも、たかの潮吹きを見たい俺にとってはそれは聞いてやれなくて。
更に刺激を与えてやろうと、俺はたかの後孔にも手を伸ばす。そして、さっきの白濁を利用してゆっくり人差し指を押し込んでいく。

「あ、あ〝っ…ゆー…じっ…」

シーツを握って耐えながら、涙目で俺を見つめるたかに目眩がしそうになる。
ーーくそっ。可愛いな…ーー
人差し指での抜き差しが容易になった頃、更に指を増やして内側を刺激する。そうしていくうちに、たかのソコはヒクついて俺の指を締め付ける動きをしてくる。
ーーたかの、潮吹き見るより俺の方が限界かもな…ーー
そう思いながらも、俺は音を立てながらたかの後孔を慣らしていく。

「あっあっ…はぁっ…ひっ…ゆー…じぃっ…や、だ、も…」

「やぁ、なの…ッ…も、俺…ッ…ぁあっ…」

「やだっやだっ…な、んか…違うの、出るぅ…ッ…もっ…やぁああッ…!」

一際、甲高い声を上げた後身体をびくんと震わせてまた達した。
放たれたものをよく見ると、精液では無い透明に近いサラサラとした液体…

ーー!!これが、潮吹き…ッ!俺が見たかったヤツ…ッ!

うっかり興奮してしまった俺はその後も、しつこく愛撫を続けていると何度かたかは潮を噴いた。
目標としていた男の潮吹きをたかで、見る事が出来て俺は非常に満足した。が。
連続の絶頂で、たかは耐えきれずに意識を飛ばしてしまったらしく…
最後まで致すことは出来なかった。
(仕方ねぇから、たかの寝顔見て1人で処理したのは秘密な。)
その後で、しっかり怒られたのは言うまでもない…。
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