prank



「あ……。新弥、また寝てる。」

ライブ前の楽屋で、やる事無くなると寝ちゃうんだよね。新弥ってば。
しかし、よく寝てるなぁ。長い手足を丸め込んでソファーの上ですやすやと寝ている。

ーーこれって、ちょっと触ったくらいじゃ起きないのかな?

試しに頬を突いてみる。ツンツン。

「起きない……」

もう少し強めに突いてみたり、引っ張ってみたりする。

ーー起きない。

「…にいや。…イタズラ、しちゃう、よ?」

だって、起きないんだもん。せっかく、今は俺と二人なのにね?

そっと、指先で新弥の唇に触れてみる。
相変わらず、形の良い唇だな。うん。好き。

顔を近づけて、その唇にちゅっと軽く口付けてみる。
それでも、起きない。

「…にいや。ねえ、起きないの…?」

そっと、その下腹部に手を這わせてみる。
するすると、何度か撫でていたら硬く盛り上がってきた。

「…寝てても、ココは元気に反応すんだね」

ホントは、イケナイコトなんだけれど、このままイタズラしきってしまおうか。

「にぃや……」

出来るだけ、音を立てないように慎重にベルトを外す。
そして、ジッパーも下ろしてしまう。
現れたソレに、直接手を這わせて軽く扱くとすぐにまた大きくなった。
……まだまだ、元気なんだから。もう。

「にぃや……好き。」

ゆっくりと、顔を近づけて先端にキスをする。
そして、そのまま口に含んで根元から舐め上げる。
口内に広がる独特の苦味は、苦手だけど新弥のものだと思えば、なんて事無い。

「んん……んぁ…ん、ちゅう…」

舐めていると、先端から先走りが溢れてくる。それも、残さないように舐め取って裏筋に舌を這わせて、根元を掴んで扱く。

「……っく…はぁ……」

小さく、呻く声が聞こえた。あ、起きちゃうかな?
軽く先端に吸い付いて甘噛みすると

「……ッはぁ…!ぁ…?…咲?何、やってんだ…?」

「おはよう。新弥。何って、ナニだよ?」

起きちゃった。何か、ちょっと残念だな。

そう思いながらも、射精を促すようにそのまま舌で、唇で愛撫を続けると

「ちょっ…咲ッ……マジ、ヤバいから…ッ」

口内で、新弥が大きくなった。イきそうなのかな。
新弥の弱いところ、いっぱい責めてあげよう。
玉の方、舐められるの好きなんだよね?

「咲ッ………あッ…く…ッ…!」

勢い良く発射された、新弥の精液。
口内で、受け止めるには多過ぎて少し顔にもかかってしまった。

「はぁ…ッ…ごめ、……」

「いいよ?ご馳走様でした。」

そう言って、いやらしく笑う。指先で、白濁を拭っていると

「くっそ…エロいな。咲人……」

「あっ……」

引き寄せられて、頬を舐められる。

そして、緩く下腹部に触れられて

「咲のも、勃ってる…俺の舐めてて、興奮した?」

「やっ…ダメ……」

「寝てる俺の、咥えてたくせに……お返ししてやんよ」

そのまま、ソファに押し倒されて……

あとは、俺と新弥だけの秘密、ね?
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