帰る場所は(高山×山下)
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「え?引っ越したの?」
「うん」
同期に言ってなかったことを完全に忘れてた。
現在、1か月前まで私が住んでいたところの近くでご飯を食べている。私、梅、葉月、桃子、でん、あやてぃーの3期生成人済メンバー。
ご飯を食べた後、私の家で飲み直そうという計画だったらしい。
今住んでいるところは、ここから歩いて10分くらいのところ。だけど、人を呼べない事情がある。
「ここから近いんだけどさ、家片づけてないから」
「そっか…」
「まあ、明日山下も早いし、私たちもレッスンあるし、お開きにしよっか」
梅の提案で各自帰路に着く準備を始める。
「「ばいばーい」」
まあ、みんなの家の方向はある程度把握しているつもり。私が今から帰る場所と同じ方向の人が居ないのも既に計算済み。
1人で小走りになりながら、帰路に着く。
♪ピーンポーン
「お、おかえり〜!開けるね」
インターホン越しに愛しい人の声が聞こえる。
「おかえり〜」
満面の笑みで迎えてくれる大好きで大好きでたまらない人。
「ただいま!」
思いっきり飛びつく。
うぎゃって声を出しながらも、謎の引き笑いをしている。
「早かったね、もう少し遅いかと思ってた…」
「だって早く会いたかったんですもん」
「え、誰に?」
「一実さんに!」
「珍しく素直!可愛い〜」
ぎゅーぎゅーと、でも大切そうに抱きしめてくれる。
「ただいま」
「おかえり」
おでこをくっつけて改めて言い合う。
同棲を始めた初日なんて、引越しが終わって早々に、外に交代に出て、「ただいま」「おかえり」って言うのを繰り返した。
今まで「お邪魔します」だったのが、「ただいま」に変わったのが嬉しくてたまらなかったことを今でも覚えてる。
「一実ちゃ〜ん、これどうしたらいいん?」
聞き覚えのある、でも今この場にいて欲しくない人の声が聞こえる。
「ちょっと待ってて!」
「もしかして…」
「まちゅとなぁちゃんいるよ」
「バカっ!」
反射的に思いっきり一実さんを叩いてしまう。
「痛っ!」
「先に言ってくださいよ…」
「だって、何も聞いてこなかったじゃん」
「恥ずかしい…」
「大丈夫だって、誰も見てないから」
「それはそうだけど…」
「一緒に飲み直す?」
その言葉に思わず顔がほころんでしまう。
「久しぶりに先輩たちとお話したいです」
松村さんとは一緒にいる機会もかなり多いけど、西野さんとはかなり久しぶり。
事務所で会ったのが半年前くらいな気がする。
「お久しぶりです」
「お!美月やん」
「久しぶりやな〜」
可愛い関西弁を話す一実さんの親友で、私の大好きな尊敬する先輩たち。
「なぁ、美月」
七瀬さんから声をかけられる。
「はい?」
「かずみんな、美月のことほんまに大切で大好きなんやって。すぐ言うてくるねん。やからな、美月もかずみんのことちゃんと愛してあげてな。」
「はい、もちろんです」
少し恥ずかしかったけどきちんと目を見て伝えた。
「まいやんもな、変態じゃなければいい彼女やねんけどな。」
白石さんが卒業したと同時に、付き合い始めたらしい。
「ふふ、それは一実さんもです」
「かずみんが上なん?」
「あっ!」
今まで周りにあまり言ってこなかった、言うつもりもなかった言葉が思わず口から出てしまった。
「ななたち仲間やな。」
「そうみたいですね」
なんと返していいかが分からないのが正直なところ。
「さゆりんもな、ああ見えて上なんやって。」
「美彩さんだと思ってました…」
松村さんは美彩さんと結構長いらしい。
「ちょっと、何2人で話してんねん」
「秘密の話、なぁ美月」
「ですね、七瀬さん」
どこのカップルにもそれぞれの形があって、それぞれの幸せのかたちがある。
もちろん、私と一実さんも1つの幸せな形。
「うん」
同期に言ってなかったことを完全に忘れてた。
現在、1か月前まで私が住んでいたところの近くでご飯を食べている。私、梅、葉月、桃子、でん、あやてぃーの3期生成人済メンバー。
ご飯を食べた後、私の家で飲み直そうという計画だったらしい。
今住んでいるところは、ここから歩いて10分くらいのところ。だけど、人を呼べない事情がある。
「ここから近いんだけどさ、家片づけてないから」
「そっか…」
「まあ、明日山下も早いし、私たちもレッスンあるし、お開きにしよっか」
梅の提案で各自帰路に着く準備を始める。
「「ばいばーい」」
まあ、みんなの家の方向はある程度把握しているつもり。私が今から帰る場所と同じ方向の人が居ないのも既に計算済み。
1人で小走りになりながら、帰路に着く。
♪ピーンポーン
「お、おかえり〜!開けるね」
インターホン越しに愛しい人の声が聞こえる。
「おかえり〜」
満面の笑みで迎えてくれる大好きで大好きでたまらない人。
「ただいま!」
思いっきり飛びつく。
うぎゃって声を出しながらも、謎の引き笑いをしている。
「早かったね、もう少し遅いかと思ってた…」
「だって早く会いたかったんですもん」
「え、誰に?」
「一実さんに!」
「珍しく素直!可愛い〜」
ぎゅーぎゅーと、でも大切そうに抱きしめてくれる。
「ただいま」
「おかえり」
おでこをくっつけて改めて言い合う。
同棲を始めた初日なんて、引越しが終わって早々に、外に交代に出て、「ただいま」「おかえり」って言うのを繰り返した。
今まで「お邪魔します」だったのが、「ただいま」に変わったのが嬉しくてたまらなかったことを今でも覚えてる。
「一実ちゃ〜ん、これどうしたらいいん?」
聞き覚えのある、でも今この場にいて欲しくない人の声が聞こえる。
「ちょっと待ってて!」
「もしかして…」
「まちゅとなぁちゃんいるよ」
「バカっ!」
反射的に思いっきり一実さんを叩いてしまう。
「痛っ!」
「先に言ってくださいよ…」
「だって、何も聞いてこなかったじゃん」
「恥ずかしい…」
「大丈夫だって、誰も見てないから」
「それはそうだけど…」
「一緒に飲み直す?」
その言葉に思わず顔がほころんでしまう。
「久しぶりに先輩たちとお話したいです」
松村さんとは一緒にいる機会もかなり多いけど、西野さんとはかなり久しぶり。
事務所で会ったのが半年前くらいな気がする。
「お久しぶりです」
「お!美月やん」
「久しぶりやな〜」
可愛い関西弁を話す一実さんの親友で、私の大好きな尊敬する先輩たち。
「なぁ、美月」
七瀬さんから声をかけられる。
「はい?」
「かずみんな、美月のことほんまに大切で大好きなんやって。すぐ言うてくるねん。やからな、美月もかずみんのことちゃんと愛してあげてな。」
「はい、もちろんです」
少し恥ずかしかったけどきちんと目を見て伝えた。
「まいやんもな、変態じゃなければいい彼女やねんけどな。」
白石さんが卒業したと同時に、付き合い始めたらしい。
「ふふ、それは一実さんもです」
「かずみんが上なん?」
「あっ!」
今まで周りにあまり言ってこなかった、言うつもりもなかった言葉が思わず口から出てしまった。
「ななたち仲間やな。」
「そうみたいですね」
なんと返していいかが分からないのが正直なところ。
「さゆりんもな、ああ見えて上なんやって。」
「美彩さんだと思ってました…」
松村さんは美彩さんと結構長いらしい。
「ちょっと、何2人で話してんねん」
「秘密の話、なぁ美月」
「ですね、七瀬さん」
どこのカップルにもそれぞれの形があって、それぞれの幸せのかたちがある。
もちろん、私と一実さんも1つの幸せな形。
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