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美風藍+男主の予定だったもの
やたら高額なバイトを知り合いに紹介された。
治験のようなもので、協力してくれる人を探していると。
学生だけど今はそんなにお金に困ってない。
それに何だよその怪しすぎるバイトは。君がやればいいじゃないか。
まぁ、幸い早くに就職先も決まったし夏休み真っ只中。正直暇を持て余していたし、なんとなく面白そうな気がしたから話を聞きに行くことにした。
ある喫茶店。カフェではなくて喫茶店。そこで待ち合わせた、ボサボサ髪で前髪が眼鏡の半分を覆うほど伸びた、見た目からして理系の男性。でも真面目で優しそうだ。何か冴えなさそうだけど。
「来てくれてありがとう。うん、君は…」
「ナオです」
「ナオくんは真面目そうで優しそうで、イケメンだ」
「ありがとうございます」
最後は違うけど、お互い同じ印象だったみたい。
「早速だけど。まぁそんなことあるかって感じだけど、仕事内容は現場でしか言えない。ただ、最初に提示した3倍のバイト料は払うよ」
「ええっ!?さんっ…た、高過ぎませんか…」
今日だけのバイトって聞いてる。しかも数時間。割が良すぎて…怖くなってきた。
「ははっ、申し訳ないっ。怪しすぎるよな。こちらも守ってほしい最大の条件が1つあってね」
「はぁ…」
それが、"今日の事は一切の他言無用"。"情報漏洩した場合は死刑に値す"。…値すって…余計怖いわ。
確かに紹介してくれた人に「お前って口硬いよな?」って聞かれた。治験の内容よりもそっちが重要って感じだな。いわゆる口止め料ってとこか。と言うか…なんで俺に紹介したんだあいつ…自分でやればいいのに…。
まぁ、臓器提供とか傷つけられたり苦しめられるような類いではないだろう。さすがに。とりあえずこの人の印象を信じよう。
「本当に、それさえ守ってくれたら他は悪い話じゃない」
「…わかりました。誓います」
「ありがとう!」
俺は右手の手のひらを掲げて約束のポーズ。眼鏡の奥は見えないけど、ぱぁっと笑顔になって僕に頭を下げた。
よくわからないことだらけだけど。長い夏休みのほんの1日の出来事として。まぁいい思い出に…面白い体験になればいいや。
・
・
・
車を走らせ、研究所?に到着。周りをキョロキョロ見ながら、とにかくボサボサ髪に付いて行く。
「ただいま!藍、例の方をお連れしたよ」
「ああ博士。おかえり」
「……!」
いかにも研究員のデスク!があるこのメインルームのような場所。ノートパソコンに向かっていた、そこにいた人物がこちらを向いた。
「カルナッ……!み…!美風藍っ!?」
「ボクのこと、知ってくれてるんだ。ありがとう」
「当然ですよ!」
シャイニング事務所の2大アイドル!というか、アイドル界でも指折りのトップアイドルじゃん!知らない方がおかしいよ。
なるほど他言無用…まだわかんないけど、こんなトップアイドルが関わってるようなこと。そりゃ秘密だよな…。
「彼が今日引き受けてくれるよ」
「ふぅん。…うん、悪くないね」
美風藍に下から上に全身を見られる。なんか値踏みされてる…?
いやぁ、こんなやつが突然あの美風藍の前に現れてしまって申し訳ない。そんな気持ちになる。
「キミの名前は?」
「あ、ナオです」
「ナオもアイドルなの?」
「まさか!自分はただのしがない大学生ですっ」
「そうなんだ。なんとなくオトヤに雰囲気が似てる」
「おお、確かに。顔とか背格好が少し似てるな」
誰だろう。俺が知るオトヤはもうひとつのアイドルグループの彼だけど。今まで似てるなんて言われたことないな…。
「とにかく。今日はよろしくね、ナオ」
「え、は、こちらこそっ美風さんっ」
俺に近付いて右手を差し出される。もちろん俺もそれに応えて握る。
「こちらこそ」って。ほんと、何にだよって。でも咄嗟にそう答えちゃうもんだな。
「藍でいいよ」
「えー…じゃあ藍くんでお願いします」
「うん」
わー…微笑んでくれた。綺麗な顔だな。さすがアイドル。世の女の子たちがワーキャー言うはずだよ。
「博士。…でいいですか?」
「いいよー」
「あの、俺は一体何に協力すればいいんです?」
「ごめんごめん、説明するよ!」
デスクにお尻を預けるようにもたれてマグカップに口をつけていた、ボサボサ髪あらため博士。彼はマグカップを置いて立ち直した。
「さっき提示した最大の条件の"他言無用、情報漏洩厳禁"。よろしく頼むよ」
「わかりました」
緊張が身体の中を走る。情報とか漏洩とか厳禁とか…。なんか怖いな。それに値するもの…この状況下で何をするのか全く想像がつかない。
「藍にいよいよ男性器を付けることにしたから、直接調査させてやって欲しい」
「……へ?」
なになに、どういうこと?
「これが最大の他言無用の情報だよ。藍はシャイニングさんからの依頼で俺が作ったソングロボなんだ」
「…はぇ?」
…なになに、どういうこと??意味が全くわからない。
「ボクはロボット。その言葉の通りだよ」
「ええ…うそだぁ…」
「いいよ、見せてあげる」
藍くんは俺に顔を近付けて瞳をなんかキュインキュイン動かした。
はー…なにそれ…すげーSFみたい…。あと首元の端子接続部分と、挙げ句の果てにはズボンと下着を一緒にガバッて開いて…。あるはずの股間がないことを見せてくれた。まるで人形…っていうかドールだ。
「わっわ!わかりましたから!もういいですっ!」
「そ。理解してくれたならよかったよ。ちなみに今見せたもの、グループのみんなにも見せたことないから」
「はわわ…」
思わず、今まで発したことない擬音?が出ちゃった…。見せてないだけ?公表してないのかな?いや、同じ事務所で同じグループなんだから、見たことないとは言えさすがにメンバーは知ってる…よなぁ。
「博士…」
「ん?」
「全部終わったあと、俺にピカッてやらないですよね」
「ははっ!あー、そんなナントカブラックみたいな記憶操作は出来ないから。安心して」
そっかーんじゃ安心だぁ☆……とはならないけどね!?
……not continue……
やたら高額なバイトを知り合いに紹介された。
治験のようなもので、協力してくれる人を探していると。
学生だけど今はそんなにお金に困ってない。
それに何だよその怪しすぎるバイトは。君がやればいいじゃないか。
まぁ、幸い早くに就職先も決まったし夏休み真っ只中。正直暇を持て余していたし、なんとなく面白そうな気がしたから話を聞きに行くことにした。
ある喫茶店。カフェではなくて喫茶店。そこで待ち合わせた、ボサボサ髪で前髪が眼鏡の半分を覆うほど伸びた、見た目からして理系の男性。でも真面目で優しそうだ。何か冴えなさそうだけど。
「来てくれてありがとう。うん、君は…」
「ナオです」
「ナオくんは真面目そうで優しそうで、イケメンだ」
「ありがとうございます」
最後は違うけど、お互い同じ印象だったみたい。
「早速だけど。まぁそんなことあるかって感じだけど、仕事内容は現場でしか言えない。ただ、最初に提示した3倍のバイト料は払うよ」
「ええっ!?さんっ…た、高過ぎませんか…」
今日だけのバイトって聞いてる。しかも数時間。割が良すぎて…怖くなってきた。
「ははっ、申し訳ないっ。怪しすぎるよな。こちらも守ってほしい最大の条件が1つあってね」
「はぁ…」
それが、"今日の事は一切の他言無用"。"情報漏洩した場合は死刑に値す"。…値すって…余計怖いわ。
確かに紹介してくれた人に「お前って口硬いよな?」って聞かれた。治験の内容よりもそっちが重要って感じだな。いわゆる口止め料ってとこか。と言うか…なんで俺に紹介したんだあいつ…自分でやればいいのに…。
まぁ、臓器提供とか傷つけられたり苦しめられるような類いではないだろう。さすがに。とりあえずこの人の印象を信じよう。
「本当に、それさえ守ってくれたら他は悪い話じゃない」
「…わかりました。誓います」
「ありがとう!」
俺は右手の手のひらを掲げて約束のポーズ。眼鏡の奥は見えないけど、ぱぁっと笑顔になって僕に頭を下げた。
よくわからないことだらけだけど。長い夏休みのほんの1日の出来事として。まぁいい思い出に…面白い体験になればいいや。
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車を走らせ、研究所?に到着。周りをキョロキョロ見ながら、とにかくボサボサ髪に付いて行く。
「ただいま!藍、例の方をお連れしたよ」
「ああ博士。おかえり」
「……!」
いかにも研究員のデスク!があるこのメインルームのような場所。ノートパソコンに向かっていた、そこにいた人物がこちらを向いた。
「カルナッ……!み…!美風藍っ!?」
「ボクのこと、知ってくれてるんだ。ありがとう」
「当然ですよ!」
シャイニング事務所の2大アイドル!というか、アイドル界でも指折りのトップアイドルじゃん!知らない方がおかしいよ。
なるほど他言無用…まだわかんないけど、こんなトップアイドルが関わってるようなこと。そりゃ秘密だよな…。
「彼が今日引き受けてくれるよ」
「ふぅん。…うん、悪くないね」
美風藍に下から上に全身を見られる。なんか値踏みされてる…?
いやぁ、こんなやつが突然あの美風藍の前に現れてしまって申し訳ない。そんな気持ちになる。
「キミの名前は?」
「あ、ナオです」
「ナオもアイドルなの?」
「まさか!自分はただのしがない大学生ですっ」
「そうなんだ。なんとなくオトヤに雰囲気が似てる」
「おお、確かに。顔とか背格好が少し似てるな」
誰だろう。俺が知るオトヤはもうひとつのアイドルグループの彼だけど。今まで似てるなんて言われたことないな…。
「とにかく。今日はよろしくね、ナオ」
「え、は、こちらこそっ美風さんっ」
俺に近付いて右手を差し出される。もちろん俺もそれに応えて握る。
「こちらこそ」って。ほんと、何にだよって。でも咄嗟にそう答えちゃうもんだな。
「藍でいいよ」
「えー…じゃあ藍くんでお願いします」
「うん」
わー…微笑んでくれた。綺麗な顔だな。さすがアイドル。世の女の子たちがワーキャー言うはずだよ。
「博士。…でいいですか?」
「いいよー」
「あの、俺は一体何に協力すればいいんです?」
「ごめんごめん、説明するよ!」
デスクにお尻を預けるようにもたれてマグカップに口をつけていた、ボサボサ髪あらため博士。彼はマグカップを置いて立ち直した。
「さっき提示した最大の条件の"他言無用、情報漏洩厳禁"。よろしく頼むよ」
「わかりました」
緊張が身体の中を走る。情報とか漏洩とか厳禁とか…。なんか怖いな。それに値するもの…この状況下で何をするのか全く想像がつかない。
「藍にいよいよ男性器を付けることにしたから、直接調査させてやって欲しい」
「……へ?」
なになに、どういうこと?
「これが最大の他言無用の情報だよ。藍はシャイニングさんからの依頼で俺が作ったソングロボなんだ」
「…はぇ?」
…なになに、どういうこと??意味が全くわからない。
「ボクはロボット。その言葉の通りだよ」
「ええ…うそだぁ…」
「いいよ、見せてあげる」
藍くんは俺に顔を近付けて瞳をなんかキュインキュイン動かした。
はー…なにそれ…すげーSFみたい…。あと首元の端子接続部分と、挙げ句の果てにはズボンと下着を一緒にガバッて開いて…。あるはずの股間がないことを見せてくれた。まるで人形…っていうかドールだ。
「わっわ!わかりましたから!もういいですっ!」
「そ。理解してくれたならよかったよ。ちなみに今見せたもの、グループのみんなにも見せたことないから」
「はわわ…」
思わず、今まで発したことない擬音?が出ちゃった…。見せてないだけ?公表してないのかな?いや、同じ事務所で同じグループなんだから、見たことないとは言えさすがにメンバーは知ってる…よなぁ。
「博士…」
「ん?」
「全部終わったあと、俺にピカッてやらないですよね」
「ははっ!あー、そんなナントカブラックみたいな記憶操作は出来ないから。安心して」
そっかーんじゃ安心だぁ☆……とはならないけどね!?
……not continue……
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