夏の銀時夢SS集
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ふと目が覚めた。障子が薄墨色に街の灯りをぼんやりと写し出している。
男の逞しい腕が私のことを腕枕して抱きしめていることに、背中にかかる寝息で気づいた。愛しい人を起こさないようにコッソリと抜け出し、軽く着物を肩にかけ台所に向かう。ほんのり冷たい床板が鳴らぬようそろりと歩いた。
冷蔵庫から麦茶と氷を取り出しコップに注ぐ。また床板が鳴らぬようにゆっくり歩き、ソファに腰掛けた。夜でも気温が下がらない熱帯夜、街灯りをぼんやりと眺めながら麦茶で涼をとる。カランと氷がコップの中で揺れた。
「俺にも一口ちょうだい」
いつの間にか後ろにいた彼が腕を回して私の麦茶を口にした。
「ごめん、起こした?」
「いいや。俺も街灯りを見てた」
そう言って私の横に座ってぴったりと肌をくっつける。涼をとったはずなのに、お互いの肌が当たった所だけが熱を帯びる。薄墨色に浮かぶ街の灯りを背景に、紅い瞳が私だけを見つめていた。
男の逞しい腕が私のことを腕枕して抱きしめていることに、背中にかかる寝息で気づいた。愛しい人を起こさないようにコッソリと抜け出し、軽く着物を肩にかけ台所に向かう。ほんのり冷たい床板が鳴らぬようそろりと歩いた。
冷蔵庫から麦茶と氷を取り出しコップに注ぐ。また床板が鳴らぬようにゆっくり歩き、ソファに腰掛けた。夜でも気温が下がらない熱帯夜、街灯りをぼんやりと眺めながら麦茶で涼をとる。カランと氷がコップの中で揺れた。
「俺にも一口ちょうだい」
いつの間にか後ろにいた彼が腕を回して私の麦茶を口にした。
「ごめん、起こした?」
「いいや。俺も街灯りを見てた」
そう言って私の横に座ってぴったりと肌をくっつける。涼をとったはずなのに、お互いの肌が当たった所だけが熱を帯びる。薄墨色に浮かぶ街の灯りを背景に、紅い瞳が私だけを見つめていた。
