夏の銀時夢SS集
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青い空に白い雲、そして紺碧の海。夏の代名詞のようなその景色に思わず息を飲む。
「すごい綺麗だねェ。この世界にこんなに綺麗なところがまだあったなんて」
お世辞なんかではない。本心からの言葉が脳を通らずに口から出た。
「今からその景色の一部になりに行くんだよ、ホラ」
空に浮かぶ真っ白な雲のような頭をした彼が用意してきた浮き輪を渡す。イチゴ柄の海パンにサングラス、麦わら帽子という格好は、申し訳ないがかっこいいの対極にある。可愛すぎるだろう。
「いつもなんだかんだ言って遊び行けてないからな。今日は羽伸ばそうぜ」
もちろん、と答えて白い砂浜に我先にと走り出す。真夏の太陽に照りつけられた砂が素足に当たり熱さを感じるが、熱いと言葉にする前に海にダイブした。
2mは見透せる透き通った水。冷たすぎないちょうどいい温度。一言で言うなら最高だ。ぷはぁ、と海面から顔を出せば浮き輪で漂う彼がいた。
「オメー、浮き輪置いてけぼりにすんなよ!俺が2個持って入る羽目になったじゃねーか」
と文句を垂れる彼に、ごめんごめんと軽く謝る。
「いやー!気持ちいいねェ!アンタも入ったらいいのに!」
「あ?性格悪ィな。俺が泳げねェの知ってるだろーが」
そう言えばそうだったねと冗談を言うと、面白くなかったのかグッと顔を近づけてきて--そして私に口付けをしてきた。
「ペっペっ!しょっぺ!」
「そりゃそうでしょうよ!いきなり何!?」
「ケッ、俺ァ泳げねェからよ。ここで海月のように漂って人魚姫を眺めとこうって思ったんだよ」
「…何キザなこと言ってんの」
ニヤッと彼が笑う。
「キザで結構。それに美しい人魚姫が居るのにキスしねェのは失礼だろ?」
それはそうかも、と言って私はまた海の中を泳ぎ出した。火照った顔を海月に見られないように。
「すごい綺麗だねェ。この世界にこんなに綺麗なところがまだあったなんて」
お世辞なんかではない。本心からの言葉が脳を通らずに口から出た。
「今からその景色の一部になりに行くんだよ、ホラ」
空に浮かぶ真っ白な雲のような頭をした彼が用意してきた浮き輪を渡す。イチゴ柄の海パンにサングラス、麦わら帽子という格好は、申し訳ないがかっこいいの対極にある。可愛すぎるだろう。
「いつもなんだかんだ言って遊び行けてないからな。今日は羽伸ばそうぜ」
もちろん、と答えて白い砂浜に我先にと走り出す。真夏の太陽に照りつけられた砂が素足に当たり熱さを感じるが、熱いと言葉にする前に海にダイブした。
2mは見透せる透き通った水。冷たすぎないちょうどいい温度。一言で言うなら最高だ。ぷはぁ、と海面から顔を出せば浮き輪で漂う彼がいた。
「オメー、浮き輪置いてけぼりにすんなよ!俺が2個持って入る羽目になったじゃねーか」
と文句を垂れる彼に、ごめんごめんと軽く謝る。
「いやー!気持ちいいねェ!アンタも入ったらいいのに!」
「あ?性格悪ィな。俺が泳げねェの知ってるだろーが」
そう言えばそうだったねと冗談を言うと、面白くなかったのかグッと顔を近づけてきて--そして私に口付けをしてきた。
「ペっペっ!しょっぺ!」
「そりゃそうでしょうよ!いきなり何!?」
「ケッ、俺ァ泳げねェからよ。ここで海月のように漂って人魚姫を眺めとこうって思ったんだよ」
「…何キザなこと言ってんの」
ニヤッと彼が笑う。
「キザで結構。それに美しい人魚姫が居るのにキスしねェのは失礼だろ?」
それはそうかも、と言って私はまた海の中を泳ぎ出した。火照った顔を海月に見られないように。
