#12 母ちゃんってピーナッツ食べがち
空欄の場合「鏡華」になります。
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「母ちゃんって生き物は割と自分勝手だよな。『子供のため〜』っていう免罪符で何やってもいいと思ってる節がある。他人の家勝手に上がって朝ごはん作ったりよ、依頼料が煮物だったりよ、そんな道理が通るかァっ!って理不尽通そうとしてくるんだよ。ほんとその点、トッポってすげェよな。最後までチョコたっぷりだもん」
「結局トッポの話かいィィ!!」
鏡華ツッコミが銀時に向けて盛大に飛んだ。晴天とは言えない曇り空の、ある日の昼下がり。真選組屯所にある鏡華の私室に銀時が来ていた。
「オメーの事だから、既に腐海が生み出されてると思っていたが……案外に綺麗に片付いてるな」
以前桂と彼女の部屋を掃除した銀時が、至って普通に片付いている部屋を感慨深そうに見渡す。そんなことを言う銀時を見ながら鏡華が電子タバコをふかす。
「なんでか分からないんだけど、土方くんの命令で定期的に真選組の人たちが片付けと掃除に来てくれるのよ。お陰様で住み心地最高よ」
「……あぁ、そう……」
鏡華の部屋の清掃が、隊規違反した隊士たちの罰となっていることを彼女は知らない。珍しく土方の心中を察した銀時が、片付けをした隊士たちと土方に向けて合掌して念を送った。
「で、あんたは何しに来たの?トッポと私の部屋の話をしに来たワケじゃないでしょ?」
「人探しですよね」
突然医務室に繋がる私室の窓から声がした。そちらを見ると、監察の山崎が窓から覗いていた。
「あれ、山崎さんじゃないすか。人探しって?」
「田舎から江戸に出てきた孝行息子が5年ぐらい音信不通だから探してくれってその母ちゃんから依頼されてよ、ココに情報ねェか聞きに来たんだよ。オメーはそのついで」
おまけ扱いをされて鏡華が「あっそ」とぶっきらぼうに吐き捨てた。空気が悪くなりそうな気配を察知した山崎が慌てて「旦那」と銀時に話しかける。
「頼まれた『黒板八郎』って人物についてですけど、ウチじゃ特に情報無かったです。力になれずすみませんね」
「そーかい。まァかぶき町 で暮らしてるって聞いた時から公的なのは当てにならねェだろうと思ってたが……やっぱりか。手間かけたな」
「いえいえ。では、俺はこれで」
そう言って山崎は窓を閉めた。「ハァー」とため息をつきながら銀時がごろりと横になった。
「どーしたモンかねェ〜。情報屋に聞いてもなんも出てこなかったしよォ、顔も名前もこんなに引っかからねェってことあるゥー?」
天井を見上げながら銀時がボヤく。銀時の話を聞いて鏡華が耳を触りながら何か考えている。
「病院の受診履歴とか残ってないんかなァ?」
「あ?」
「公的な記録がないんじゃ、あと個人情報残せそうなモンって病院ぐらいじゃね?んーでもそんなことはないか。他にもあるかもな……」
鏡華の話を聞いた銀時が少ししてからガバッと起き上がり、彼女の顔を見つめる。
「鏡華……オメー、たまには役に立つな」
「あぁ?何様だテメー」
銀時の失礼な発言に、鏡華が煙を思いっきり吐いて怒りを表す。銀時はよっこらせと立ち上がると、鏡華の頭をポンポンと軽く叩いた。
「やっぱ持つべきモンは腐れ縁の医者だわ。かぶき町 って美容整形あるよな?」
「……確か何軒かあったはず」
頭を抑えながら鏡華が上目遣いで銀時を見る。
「わーった。あンがとよ」
銀時は微笑みながらそう言って部屋を後にした。何故か心臓がドキドキしている鏡華は、何が原因か分からず頭を捻っていたのだった。
「結局トッポの話かいィィ!!」
鏡華ツッコミが銀時に向けて盛大に飛んだ。晴天とは言えない曇り空の、ある日の昼下がり。真選組屯所にある鏡華の私室に銀時が来ていた。
「オメーの事だから、既に腐海が生み出されてると思っていたが……案外に綺麗に片付いてるな」
以前桂と彼女の部屋を掃除した銀時が、至って普通に片付いている部屋を感慨深そうに見渡す。そんなことを言う銀時を見ながら鏡華が電子タバコをふかす。
「なんでか分からないんだけど、土方くんの命令で定期的に真選組の人たちが片付けと掃除に来てくれるのよ。お陰様で住み心地最高よ」
「……あぁ、そう……」
鏡華の部屋の清掃が、隊規違反した隊士たちの罰となっていることを彼女は知らない。珍しく土方の心中を察した銀時が、片付けをした隊士たちと土方に向けて合掌して念を送った。
「で、あんたは何しに来たの?トッポと私の部屋の話をしに来たワケじゃないでしょ?」
「人探しですよね」
突然医務室に繋がる私室の窓から声がした。そちらを見ると、監察の山崎が窓から覗いていた。
「あれ、山崎さんじゃないすか。人探しって?」
「田舎から江戸に出てきた孝行息子が5年ぐらい音信不通だから探してくれってその母ちゃんから依頼されてよ、ココに情報ねェか聞きに来たんだよ。オメーはそのついで」
おまけ扱いをされて鏡華が「あっそ」とぶっきらぼうに吐き捨てた。空気が悪くなりそうな気配を察知した山崎が慌てて「旦那」と銀時に話しかける。
「頼まれた『黒板八郎』って人物についてですけど、ウチじゃ特に情報無かったです。力になれずすみませんね」
「そーかい。まァ
「いえいえ。では、俺はこれで」
そう言って山崎は窓を閉めた。「ハァー」とため息をつきながら銀時がごろりと横になった。
「どーしたモンかねェ〜。情報屋に聞いてもなんも出てこなかったしよォ、顔も名前もこんなに引っかからねェってことあるゥー?」
天井を見上げながら銀時がボヤく。銀時の話を聞いて鏡華が耳を触りながら何か考えている。
「病院の受診履歴とか残ってないんかなァ?」
「あ?」
「公的な記録がないんじゃ、あと個人情報残せそうなモンって病院ぐらいじゃね?んーでもそんなことはないか。他にもあるかもな……」
鏡華の話を聞いた銀時が少ししてからガバッと起き上がり、彼女の顔を見つめる。
「鏡華……オメー、たまには役に立つな」
「あぁ?何様だテメー」
銀時の失礼な発言に、鏡華が煙を思いっきり吐いて怒りを表す。銀時はよっこらせと立ち上がると、鏡華の頭をポンポンと軽く叩いた。
「やっぱ持つべきモンは腐れ縁の医者だわ。
「……確か何軒かあったはず」
頭を抑えながら鏡華が上目遣いで銀時を見る。
「わーった。あンがとよ」
銀時は微笑みながらそう言って部屋を後にした。何故か心臓がドキドキしている鏡華は、何が原因か分からず頭を捻っていたのだった。
