#11 雪国以外の大人も雪が楽しくてしょーがない
空欄の場合「鏡華」になります。
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結局、鏡華はあれから2時間弱土方たちの稽古に付き合わされた。沖田との立合いの後、「暇そうなら次は俺がやる」と、なんと土方とやる羽目になった。鏡華に拒否権はなかった。
沖田よりも体格がいい土方が振るう剣には、さすがに重みがあった。鏡華はその剣を受け止めず、辛うじていなし、微かに生まれた隙を突くことで、なんとか一本を取る事ができた。沖田に続いて土方までやられたとあって、いよいよ一般隊士たちは誰一人として鏡華に向かおうとしなかった。
「テメーらァァ!その調子で攘夷浪士共とやり合えんのかァァ!?アァ!?」
と土方が怒鳴りつけても、「副長と沖田隊長に勝つ人とやるぐらいだったら、攘夷浪士共とやる方がよっぽどいいです!!」と言われてしまう始末だった。仕方なく、一般隊士たちとは掛かり稽古にし、鏡華が打ち込むことなく次々と打たせていくことで、隊士たちの鍛錬にすると妥協した土方であった。
「……あのォ、なんか士気下げちゃってすみませんねェ、土方くん」
稽古が終わり、降り続く雪を眺めながら座って一服する鏡華が土方に謝った。
「全くだ。女にここまでやられちゃあ、男はやる気なくなるわな。なんでテメーは男じゃねーんだよ」
「男共のプライドズタズタっすからねェ。男だったら確実にウチに入れて納得出来るものを」
鏡華の隣に立ちながら同じく一服する土方が煙を吐きながら返事をする。さらにその隣で水分を摂る沖田が会話に参加した。
「えー何それ2人とも。あーヤダヤダ、男ってすーぐ『女』より劣ってるかもってだけでやる気なくすんだから。性別関係なく、やられたら『何クソ!』って奮い立たせてみなよ。それが侍でしょーよ。侍の魂には、男も女も関係ないでしょーが」
眉間に眉を寄せ、煙を寒空に吹きかけながら鏡華が話す。言われた男2人は少しバツが悪そうに煙を目で追った。
「まあまあ、今日で泉の腕はウチの中でも立つ方だと分かったからな。これからも稽古に参加してくれんか。なっ?江戸の平和を護るためにな?」
土方と反対の方から、笑いかけながら近藤がやってきて鏡華の隣に座った。さすがに局長の頼みは断れない。鏡華は「……ふぁーい」と電子タバコを咥えたまま返事をしたのだった。
沖田よりも体格がいい土方が振るう剣には、さすがに重みがあった。鏡華はその剣を受け止めず、辛うじていなし、微かに生まれた隙を突くことで、なんとか一本を取る事ができた。沖田に続いて土方までやられたとあって、いよいよ一般隊士たちは誰一人として鏡華に向かおうとしなかった。
「テメーらァァ!その調子で攘夷浪士共とやり合えんのかァァ!?アァ!?」
と土方が怒鳴りつけても、「副長と沖田隊長に勝つ人とやるぐらいだったら、攘夷浪士共とやる方がよっぽどいいです!!」と言われてしまう始末だった。仕方なく、一般隊士たちとは掛かり稽古にし、鏡華が打ち込むことなく次々と打たせていくことで、隊士たちの鍛錬にすると妥協した土方であった。
「……あのォ、なんか士気下げちゃってすみませんねェ、土方くん」
稽古が終わり、降り続く雪を眺めながら座って一服する鏡華が土方に謝った。
「全くだ。女にここまでやられちゃあ、男はやる気なくなるわな。なんでテメーは男じゃねーんだよ」
「男共のプライドズタズタっすからねェ。男だったら確実にウチに入れて納得出来るものを」
鏡華の隣に立ちながら同じく一服する土方が煙を吐きながら返事をする。さらにその隣で水分を摂る沖田が会話に参加した。
「えー何それ2人とも。あーヤダヤダ、男ってすーぐ『女』より劣ってるかもってだけでやる気なくすんだから。性別関係なく、やられたら『何クソ!』って奮い立たせてみなよ。それが侍でしょーよ。侍の魂には、男も女も関係ないでしょーが」
眉間に眉を寄せ、煙を寒空に吹きかけながら鏡華が話す。言われた男2人は少しバツが悪そうに煙を目で追った。
「まあまあ、今日で泉の腕はウチの中でも立つ方だと分かったからな。これからも稽古に参加してくれんか。なっ?江戸の平和を護るためにな?」
土方と反対の方から、笑いかけながら近藤がやってきて鏡華の隣に座った。さすがに局長の頼みは断れない。鏡華は「……ふぁーい」と電子タバコを咥えたまま返事をしたのだった。
