#9 イベントはテンション上がっちゃうよねクロマンサー
空欄の場合「鏡華」になります。
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「とう。」
昼下がりの江戸、《梅田茶屋》という喫茶店で、真選組一番隊隊長――沖田総悟が男にドロップキックを喰らわせた。ドロップキックを喰らった男は飲んでいたコーヒーを吹き出し、周りいた他の男たちにも勢いが波及する。居合わせてしまった女中の叫び声が店内に響いた。
沖田が攻撃した男たちは、この喫茶店で密会していた攘夷浪士だったのだ。男たちが「……しっ真選組だァァ!!」と叫ぶ。
「清河七郎、 金黙星 大使館襲撃、幕吏殺害、コーヒーこぼした容疑で逮捕するぜィ。」
「コーヒーはお前がこぼしたんだろーが!」
「お客様ァァ!!コーヒーはおかわり自由なので、どうか外でェェ!!」
沖田が逮捕状を読み上げ、やられた男たちが容疑についてツッコみ、女中がさらに叫ぶカオスな喫茶店。最終的に沖田がこの店を半壊させて、この事件は終わった。
次の日の朝。鏡華が屯所の廊下を歩いていた。
彼女が真選組で働き始めて数週間が経った。働いて数日で私室を汚部屋にしたため、早速土方から大きめの雷を落とされた鏡華。「万事屋が言ってたのはこのことか……」と呆れた土方が、軽めの隊規違反をした隊士たちの罰として、鏡華の私室清掃を組み込んでしまった。おかげで現在では、定期的に掃除されることで私室が綺麗に保たれている。
ちなみに、彼女の部屋を訪れた者たちは皆「二度と違反しない」と死んだ顔で固く誓うそうである。隊士たちは順調に『美人女医』の夢を砕かれていっているのが、ほんのちょっぴり可哀想である。
鏡華が廊下を歩いていると、真選組局長――近藤勲の部屋で近藤と土方が新聞を持っている背中が見えた。
「近藤さん、土方さん、おはようございます。それ朝刊ですか?」
と鏡華が2人に声をかけた。「常勤医は真選組ではないし、何より前任の先生も役職名では呼ばなかった」と近藤がニカっと笑いながら言っていたため、鏡華も近藤たちのことは役職名では呼ばず、名前で呼ばせてもらっている。
鏡華が2人に声をかけた場面に戻ろう。声をかけられたにも関わらず、2人は無言のままである。不思議に思った鏡華が背中越しに朝刊を覗いてみた。
《お手柄!?真選組またやった!!》《店舗半壊!これで23件目》《相次ぐやりすぎの声、最早大義名分も通らず》
という見出しと共に、半壊した喫茶店の前でロケットランチャーを持ってピースサインをする、サド王子こと沖田総悟(18)の写真が載っていた。
「あー……またやったんですね沖田くん……」
鏡華が苦い顔をする。そして回り込んで近藤と土方の顔を見てみると、2人とも冷や汗ダラダラで青ざめていたのだった。
昼下がりの江戸、《梅田茶屋》という喫茶店で、真選組一番隊隊長――沖田総悟が男にドロップキックを喰らわせた。ドロップキックを喰らった男は飲んでいたコーヒーを吹き出し、周りいた他の男たちにも勢いが波及する。居合わせてしまった女中の叫び声が店内に響いた。
沖田が攻撃した男たちは、この喫茶店で密会していた攘夷浪士だったのだ。男たちが「……しっ真選組だァァ!!」と叫ぶ。
「清河七郎、
「コーヒーはお前がこぼしたんだろーが!」
「お客様ァァ!!コーヒーはおかわり自由なので、どうか外でェェ!!」
沖田が逮捕状を読み上げ、やられた男たちが容疑についてツッコみ、女中がさらに叫ぶカオスな喫茶店。最終的に沖田がこの店を半壊させて、この事件は終わった。
次の日の朝。鏡華が屯所の廊下を歩いていた。
彼女が真選組で働き始めて数週間が経った。働いて数日で私室を汚部屋にしたため、早速土方から大きめの雷を落とされた鏡華。「万事屋が言ってたのはこのことか……」と呆れた土方が、軽めの隊規違反をした隊士たちの罰として、鏡華の私室清掃を組み込んでしまった。おかげで現在では、定期的に掃除されることで私室が綺麗に保たれている。
ちなみに、彼女の部屋を訪れた者たちは皆「二度と違反しない」と死んだ顔で固く誓うそうである。隊士たちは順調に『美人女医』の夢を砕かれていっているのが、ほんのちょっぴり可哀想である。
鏡華が廊下を歩いていると、真選組局長――近藤勲の部屋で近藤と土方が新聞を持っている背中が見えた。
「近藤さん、土方さん、おはようございます。それ朝刊ですか?」
と鏡華が2人に声をかけた。「常勤医は真選組ではないし、何より前任の先生も役職名では呼ばなかった」と近藤がニカっと笑いながら言っていたため、鏡華も近藤たちのことは役職名では呼ばず、名前で呼ばせてもらっている。
鏡華が2人に声をかけた場面に戻ろう。声をかけられたにも関わらず、2人は無言のままである。不思議に思った鏡華が背中越しに朝刊を覗いてみた。
《お手柄!?真選組またやった!!》《店舗半壊!これで23件目》《相次ぐやりすぎの声、最早大義名分も通らず》
という見出しと共に、半壊した喫茶店の前でロケットランチャーを持ってピースサインをする、サド王子こと沖田総悟(18)の写真が載っていた。
「あー……またやったんですね沖田くん……」
鏡華が苦い顔をする。そして回り込んで近藤と土方の顔を見てみると、2人とも冷や汗ダラダラで青ざめていたのだった。
