※夢主の設定更新※
空欄の場合「鏡華」になります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「それじゃァ、雇用契約書の説明をする。」
鏡華の採用試験が終わり、再び応接室。雇用にあたり、土方から説明があった。
「勤務時間は基本8時から17時まで。週休は2日。有休は勤続6ヶ月からだ。」
土方の説明をフムフムとメモを取りながら聞く鏡華。鏡華の様子を確認しながら、土方が説明を続ける。
「だがまァ、こんな仕事だ。夜中に強制捜査等が入ることもある。なので……一応、緊急時の出動があることも念頭に置いててくれ。」
「おうおう、とんだブラックじゃねェか。女の肌に寝不足は禁物なんだぞ?分かってんのか?多串君よォ。」
「だから多串じゃねェっつってんだろうがクソ天パ。」
不機嫌な銀時が土方に突っかかる。土方は額に青筋をピキらせながら銀時にツッコみ、次の書類に手を伸ばす。鏡華も銀時の頭をスパーンと叩いた。
「次に、緊急時に対応してもらうため、常勤医は医務室横の私室に住んでもらうことになる。その同意書にサインしてくれ。」
スっと土方が鏡華の前に同意書と筆を差し出した。
「は、はあァァァ!?女一人をヤローだらけの所に住まわせるゥ!?冗談じゃねェ!!そんなことできっか!!」
「だからなんであんたが反応すンだよ銀時ィ!!」
またもや銀時が過剰反応する。鏡華だけが怒気混じりでツッコむが、新八と神楽は予想通りな銀時の反応なので、チベスナ顔で2人を見つめる。土方がハァとため息をつきながら説明する。
「常勤医は、厳密に言えば真選組では無い。だから隊士達とは別に部屋を設けている。食事入浴排泄も、私室で完結できるようにしている。あと、私室に役付きの人間以外が直接行くのは出来ない決まりだ。前任の医師の時もそのように対応していた。2人いる看護婦も泊まることはある。……これで満足か?」
思っていた以上の高待遇に、銀時がグヌヌ……と悔しそうに言葉を詰まらせる。鏡華にとっても屯所に住むことは予想外だったが、こんだけ待遇がいいととてもありがたい。何より通勤0分はかなり嬉しい。鏡華の顔が明るくなった。
「……テメーら、コイツをここに住まわせるの、覚悟しとくんだな……マジでやべェからなコイツ……」
鏡華の家のかつての惨状(※7.5話参照)を知る銀時が半笑いで脅す。土方の頭上に『?』を浮かぶ。鏡華の頭上にも『?』が浮かんでいる。
「いやなんでオメーまで『?』が浮かぶんだよォ!!オメーが一番分かってるだろ!!」
「よく分かんなァい……」
「可愛く言っても誤魔化せねェよ!!」
ギャーギャーと騒ぐ銀時と、呆れたため息を出す新八と神楽。何はともあれ、鏡華の再就職が無事決まったのだった。
―――次の日。鏡華は万事屋3人の力を借りて屯所の私室に荷物を運び込み、新生活をスタートさせた。銀時が「辛くなったらいつでも言えよ」と言葉をかけてきたが、新八に「色々辛いのは銀さんの方でしょ」と言われていた。
鏡華はどういう事だか分からないが、とりあえず「電話はするから」と、上京する娘が親に言うような言葉を銀時にかけたのだった。
「……土方。」
荷物の整理をする鏡華を見る土方に、銀時が声をかけた。
「あ?なんだよ。」
「……アイツをツラい目に遭わせたら斬りに行くからな。テメーにこんなこと言いたかねェけど、……頼んだぞ。」
珍しく真剣な目つきで土方の目をジッと見る銀時。銀時の思いを受け取ったのかどうか分からないが、土方は煙草をポケットから取り出し「承知した」と一言返したのだった。
数日後。用事で鏡華の私室を訪れた土方は愕然とした。
土方の眼前に広がっている……もの、物、モノ、なんだこれ?なもの達。そう、汚部屋である。今はまだ床が見えないだけで済んでいる。腐海はまだ生まれていない。
「あ、土方さん。どうしました?なんか用です?」
医務室からひょこっと鏡華が顔を出した。自分が生み出した汚部屋は気にも留めていない。土方はワナワナと震えながら、鏡華の方を振り返った。
「……か」
「か?」
「……片付けろォォォォォ!!」
土方の絶叫が屯所内に響き、万事屋にいる銀時がクシャミをしたのだった。
おまけ〜完〜
鏡華の採用試験が終わり、再び応接室。雇用にあたり、土方から説明があった。
「勤務時間は基本8時から17時まで。週休は2日。有休は勤続6ヶ月からだ。」
土方の説明をフムフムとメモを取りながら聞く鏡華。鏡華の様子を確認しながら、土方が説明を続ける。
「だがまァ、こんな仕事だ。夜中に強制捜査等が入ることもある。なので……一応、緊急時の出動があることも念頭に置いててくれ。」
「おうおう、とんだブラックじゃねェか。女の肌に寝不足は禁物なんだぞ?分かってんのか?多串君よォ。」
「だから多串じゃねェっつってんだろうがクソ天パ。」
不機嫌な銀時が土方に突っかかる。土方は額に青筋をピキらせながら銀時にツッコみ、次の書類に手を伸ばす。鏡華も銀時の頭をスパーンと叩いた。
「次に、緊急時に対応してもらうため、常勤医は医務室横の私室に住んでもらうことになる。その同意書にサインしてくれ。」
スっと土方が鏡華の前に同意書と筆を差し出した。
「は、はあァァァ!?女一人をヤローだらけの所に住まわせるゥ!?冗談じゃねェ!!そんなことできっか!!」
「だからなんであんたが反応すンだよ銀時ィ!!」
またもや銀時が過剰反応する。鏡華だけが怒気混じりでツッコむが、新八と神楽は予想通りな銀時の反応なので、チベスナ顔で2人を見つめる。土方がハァとため息をつきながら説明する。
「常勤医は、厳密に言えば真選組では無い。だから隊士達とは別に部屋を設けている。食事入浴排泄も、私室で完結できるようにしている。あと、私室に役付きの人間以外が直接行くのは出来ない決まりだ。前任の医師の時もそのように対応していた。2人いる看護婦も泊まることはある。……これで満足か?」
思っていた以上の高待遇に、銀時がグヌヌ……と悔しそうに言葉を詰まらせる。鏡華にとっても屯所に住むことは予想外だったが、こんだけ待遇がいいととてもありがたい。何より通勤0分はかなり嬉しい。鏡華の顔が明るくなった。
「……テメーら、コイツをここに住まわせるの、覚悟しとくんだな……マジでやべェからなコイツ……」
鏡華の家のかつての惨状(※7.5話参照)を知る銀時が半笑いで脅す。土方の頭上に『?』を浮かぶ。鏡華の頭上にも『?』が浮かんでいる。
「いやなんでオメーまで『?』が浮かぶんだよォ!!オメーが一番分かってるだろ!!」
「よく分かんなァい……」
「可愛く言っても誤魔化せねェよ!!」
ギャーギャーと騒ぐ銀時と、呆れたため息を出す新八と神楽。何はともあれ、鏡華の再就職が無事決まったのだった。
―――次の日。鏡華は万事屋3人の力を借りて屯所の私室に荷物を運び込み、新生活をスタートさせた。銀時が「辛くなったらいつでも言えよ」と言葉をかけてきたが、新八に「色々辛いのは銀さんの方でしょ」と言われていた。
鏡華はどういう事だか分からないが、とりあえず「電話はするから」と、上京する娘が親に言うような言葉を銀時にかけたのだった。
「……土方。」
荷物の整理をする鏡華を見る土方に、銀時が声をかけた。
「あ?なんだよ。」
「……アイツをツラい目に遭わせたら斬りに行くからな。テメーにこんなこと言いたかねェけど、……頼んだぞ。」
珍しく真剣な目つきで土方の目をジッと見る銀時。銀時の思いを受け取ったのかどうか分からないが、土方は煙草をポケットから取り出し「承知した」と一言返したのだった。
数日後。用事で鏡華の私室を訪れた土方は愕然とした。
土方の眼前に広がっている……もの、物、モノ、なんだこれ?なもの達。そう、汚部屋である。今はまだ床が見えないだけで済んでいる。腐海はまだ生まれていない。
「あ、土方さん。どうしました?なんか用です?」
医務室からひょこっと鏡華が顔を出した。自分が生み出した汚部屋は気にも留めていない。土方はワナワナと震えながら、鏡華の方を振り返った。
「……か」
「か?」
「……片付けろォォォォォ!!」
土方の絶叫が屯所内に響き、万事屋にいる銀時がクシャミをしたのだった。
おまけ〜完〜
