#8 そうだ、ハ〇ーワークに行こう。
空欄の場合「鏡華」になります。
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「山崎、これ雇用関係のフォルダにファイリングしてくれ。」
土方が山崎にある紙を渡す。はーい、と紙を受け取った山崎が紙を見た瞬間え゙っ!と驚きの声を上げた。
「泉さん雇ったんですか!?先生は攘夷志士かもしれないのに!?……あれ!?俺副長にちゃんと報告しましたよね!?」
「報告ってあの作文みたいな報告書のことか?……あれ抜きにしても、泉鏡華に攘夷志士の疑惑があることは分かってる。それを踏まえた上で採用した。」
じゃあなんで!?と山崎が食い気味で土方を問い質す。土方は煙草を咥えて火をつけた。
「……一つは医師としての腕がいいこと。それは見りゃ分かった。もう一つはまァ、人質だな。」
「人質……?」
土方がフーと煙を燻らす。煙はそばに居る山崎の所までフワフワと漂っていった。
「今日の万事屋の様子見ただろ。ありゃ完全にあの女に惚れてる。それを利用しない手はねェ。もしアイツらが俺たちの敵になろうもんなら、テメーの女がどうなっても知らねェぞ、ってことだな。」
土方の言葉にゾッと背筋が寒くなる山崎。真選組の為なら人の情愛すらも利用する。これが土方十四郎が《鬼の副長》と呼ばれる所以の一つか。
「……出来ることならそんな風に先生を利用したくないですね。」
「そりゃあ俺だってそうさ。わざわざ女をゴタゴタに巻き込みたかァねェ。万が一の保険だ。」
分かったらファイリングしとけ、と山崎に指示を出し土方は再び事務作業に戻った。山崎は鏡華の顔写真が載った書類を、フォルダに綴じたのだった。
土方が山崎にある紙を渡す。はーい、と紙を受け取った山崎が紙を見た瞬間え゙っ!と驚きの声を上げた。
「泉さん雇ったんですか!?先生は攘夷志士かもしれないのに!?……あれ!?俺副長にちゃんと報告しましたよね!?」
「報告ってあの作文みたいな報告書のことか?……あれ抜きにしても、泉鏡華に攘夷志士の疑惑があることは分かってる。それを踏まえた上で採用した。」
じゃあなんで!?と山崎が食い気味で土方を問い質す。土方は煙草を咥えて火をつけた。
「……一つは医師としての腕がいいこと。それは見りゃ分かった。もう一つはまァ、人質だな。」
「人質……?」
土方がフーと煙を燻らす。煙はそばに居る山崎の所までフワフワと漂っていった。
「今日の万事屋の様子見ただろ。ありゃ完全にあの女に惚れてる。それを利用しない手はねェ。もしアイツらが俺たちの敵になろうもんなら、テメーの女がどうなっても知らねェぞ、ってことだな。」
土方の言葉にゾッと背筋が寒くなる山崎。真選組の為なら人の情愛すらも利用する。これが土方十四郎が《鬼の副長》と呼ばれる所以の一つか。
「……出来ることならそんな風に先生を利用したくないですね。」
「そりゃあ俺だってそうさ。わざわざ女をゴタゴタに巻き込みたかァねェ。万が一の保険だ。」
分かったらファイリングしとけ、と山崎に指示を出し土方は再び事務作業に戻った。山崎は鏡華の顔写真が載った書類を、フォルダに綴じたのだった。
