#8 そうだ、ハ〇ーワークに行こう。
空欄の場合「鏡華」になります。
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―――沖田隊長から医者の先生の後継を見つけたと連絡があったらしいけど、どんな人だろう……。
緑茶の入った湯呑み四つをお盆に乗せて、真選組の監察・山崎退が廊下を歩いていた。自身の上司である土方の携帯に、新しい医者を見つけたと沖田から連絡があったのが一時間ほど前。
そして先程屯所に帰ってきた沖田から『茶を四つ出してやってくれィ』と言われ、応接室に向かう途中である。四つもお茶を出すということは、四人面接に来たという事なのかな?と思いながら山崎が応接室の障子に手をかけた。
「失礼します。お茶をお持ちしまし……あ゙ッ!?」
障子を開けると、そこに居たのはこの前自分が調査していた万事屋の三人組と薄緑色の着物の女、泉鏡華だった。予想外の人物たちに、持っていたお盆が揺れ、危うくお茶をこぼしかけた。
「オイオイ、ジミー危ねェじゃねーか。ちゃんとお盆持てっての。」
「す、すみません……って、なんで万事屋の旦那たちがここに居るんですか!」
「僕ら、この方の面接の付き添いで来たんです。」
新八がそう言って鏡華を紹介する。鏡華は久々に会う山崎に微笑みながら軽く会釈をした。
「山崎さん、お久しぶりです。真選組だったんですね。」
「あ、先生お久しぶりです。あはは……実はそうなんですよ……」
そう言いながら鏡華たちにお茶を出していく山崎。
鏡華と山崎は、病院の外来と新八の家で調査していた時と二回会っている。自分が真選組だということが分かってしまったら、調査されていたことがバレるのではないかと、山崎は内心冷や汗ダラダラであった。
「あれ、泉さん山崎さんと知り合いなんですか?」
と新八が鏡華に聞く。少しね、と鏡華が返した。
「この前外来で受診されたんだよ。……あれから右腕の調子はどうですか?」
「あ、お陰様でかなり調子いいです。その節は本当にありがとうございました。……ところでなんで先生がココに?病院の方は?」
山崎がなにかツッコまれない内にと、話を変える……それもあるが、先程から山崎を嫉妬の感情が籠った目で見てくる銀時が単純に怖いのである。
―――なんで旦那あんなに睨みつけてくるんだよ。どう見てもジェラシーの睨み方じゃん。え、なんなの?……もしかして、先生のこと好きなのコイツ!?だから、自分の知らないところで先生が俺のこと知っててあの目してんの?いや何それ、小学生かよ!
「病院は、実はパワハラで辞めまして。どうしたもんかと思ってたところに、沖田さんが屯所の常勤医の話をくれたんです。それで面接に来ました。」
攘夷志士騒動をパワハラとさっくり言い換えて、さらりと伝える鏡華。山崎が「パワハラァ!?」と驚いた声を上げた。
「え……パワハラって、先生がですか!?何されたんすか!?」
「いや、あの、ちょっと……詳しくはなんというか……」
「オイオイ、傷口ほじくり返すんじゃねェよジミー。これでも傷心中なんだよコイツ。」
しどろもどろになる鏡華の代わりに、銀時が助け舟を出した。そうですか……と山崎が少ししょんぼりしながら言った。
「何があったかは詳しくは聞きませんが……まァ、面接通るといいですね……」
―――攘夷志士疑惑があるから多分無理だろうけど……。
と心の中で呟きながら、鏡華に言葉をかける山崎。鏡華は軽く微笑んで「ありがとうございます」と礼を言った。その横で寝転ぶ銀時の目が「早く出てけ」と、山崎に訴えかけている。
―――だからなんだよ、旦那のあの目!!ほんと小学生みたいに感情むき出しにしてるじゃん!いつも死んだ魚のような目をしてるくせに!
「あ、副長もう少ししたら来ると思うんで。もうしばらくお待ちくださいね。では、失礼します。」
脳内でツッコミまくったあと、そう言って山崎は色んな意味で怖い応接室を、足早に出たのだった。
緑茶の入った湯呑み四つをお盆に乗せて、真選組の監察・山崎退が廊下を歩いていた。自身の上司である土方の携帯に、新しい医者を見つけたと沖田から連絡があったのが一時間ほど前。
そして先程屯所に帰ってきた沖田から『茶を四つ出してやってくれィ』と言われ、応接室に向かう途中である。四つもお茶を出すということは、四人面接に来たという事なのかな?と思いながら山崎が応接室の障子に手をかけた。
「失礼します。お茶をお持ちしまし……あ゙ッ!?」
障子を開けると、そこに居たのはこの前自分が調査していた万事屋の三人組と薄緑色の着物の女、泉鏡華だった。予想外の人物たちに、持っていたお盆が揺れ、危うくお茶をこぼしかけた。
「オイオイ、ジミー危ねェじゃねーか。ちゃんとお盆持てっての。」
「す、すみません……って、なんで万事屋の旦那たちがここに居るんですか!」
「僕ら、この方の面接の付き添いで来たんです。」
新八がそう言って鏡華を紹介する。鏡華は久々に会う山崎に微笑みながら軽く会釈をした。
「山崎さん、お久しぶりです。真選組だったんですね。」
「あ、先生お久しぶりです。あはは……実はそうなんですよ……」
そう言いながら鏡華たちにお茶を出していく山崎。
鏡華と山崎は、病院の外来と新八の家で調査していた時と二回会っている。自分が真選組だということが分かってしまったら、調査されていたことがバレるのではないかと、山崎は内心冷や汗ダラダラであった。
「あれ、泉さん山崎さんと知り合いなんですか?」
と新八が鏡華に聞く。少しね、と鏡華が返した。
「この前外来で受診されたんだよ。……あれから右腕の調子はどうですか?」
「あ、お陰様でかなり調子いいです。その節は本当にありがとうございました。……ところでなんで先生がココに?病院の方は?」
山崎がなにかツッコまれない内にと、話を変える……それもあるが、先程から山崎を嫉妬の感情が籠った目で見てくる銀時が単純に怖いのである。
―――なんで旦那あんなに睨みつけてくるんだよ。どう見てもジェラシーの睨み方じゃん。え、なんなの?……もしかして、先生のこと好きなのコイツ!?だから、自分の知らないところで先生が俺のこと知っててあの目してんの?いや何それ、小学生かよ!
「病院は、実はパワハラで辞めまして。どうしたもんかと思ってたところに、沖田さんが屯所の常勤医の話をくれたんです。それで面接に来ました。」
攘夷志士騒動をパワハラとさっくり言い換えて、さらりと伝える鏡華。山崎が「パワハラァ!?」と驚いた声を上げた。
「え……パワハラって、先生がですか!?何されたんすか!?」
「いや、あの、ちょっと……詳しくはなんというか……」
「オイオイ、傷口ほじくり返すんじゃねェよジミー。これでも傷心中なんだよコイツ。」
しどろもどろになる鏡華の代わりに、銀時が助け舟を出した。そうですか……と山崎が少ししょんぼりしながら言った。
「何があったかは詳しくは聞きませんが……まァ、面接通るといいですね……」
―――攘夷志士疑惑があるから多分無理だろうけど……。
と心の中で呟きながら、鏡華に言葉をかける山崎。鏡華は軽く微笑んで「ありがとうございます」と礼を言った。その横で寝転ぶ銀時の目が「早く出てけ」と、山崎に訴えかけている。
―――だからなんだよ、旦那のあの目!!ほんと小学生みたいに感情むき出しにしてるじゃん!いつも死んだ魚のような目をしてるくせに!
「あ、副長もう少ししたら来ると思うんで。もうしばらくお待ちくださいね。では、失礼します。」
脳内でツッコミまくったあと、そう言って山崎は色んな意味で怖い応接室を、足早に出たのだった。
